数周で単車に完全に馴染むわけでもねえ。
こうなったらアレだ。開き直って気分入れ換えて行ってくるわ!
そーそー。大丈夫、それがいいですよw
大体ね、こんなバイクで走ろうって時点でそもそも場違いだから。今更なに?って感じだよw
手伝いだけじゃなく気分も楽にしてくれるという・・・
まったくいい二人に付いてもらったものです。
ちなみに揃いで着ているこのディッキーズのツナギはミッキーが何も言わずに用意してくれました。
私も同じものを持っていますが、おそらく偶然じゃないんでしょう。
ブライトさんとコーチ&ビックゲスト×2 組も
DSKさんとエバさん&センセイ組も
間違いなく私と同じようにとてつもなくピットクルーには感謝してます。
ライダーだけではなくピットクルーもレースの主役だと、記事かなんかで読んだ覚えがあります。
そのときは裏方にも気を使ってんだろうな・・・位に思ってましたが、違いますね。
良い子ちゃんな模範的表現ではなく、明らかにそうだと思いました。
プロは勿論だと思いますがアマチュアの草レースであってもピットクルーの働きは欠かせません。
変な話ですが勝ったらピットのお陰、負けたらピットのせい、
くらい言っていいんじゃないか?って程にデカイです。
少なくとも私はそう思いました。
ハーレーに乗ってるとあまり機会ないかなあとも思うんですが・・・
もしピットクルー頼まれたり、知り合いがレース出る、なんて機会があったら
クルーやりに行ってみてください。
頼って頼られてっていうこの関係は独特のものです。
レースが終わった後は今までとはちょっと違ったつながりを感じられる、と思います。
・・・なんなら次回、ダイナのケツ押しに来てくれてもいいんですヨ(笑)
私のレースのひとつ前がCSSCの決勝でした。
待機ゾーンで並びながら、DSKさんとブライトさんの絡みを見ていました。
「おー!抜いた!抜かれた!・・・すげえ!やりやがった!」
もう大騒ぎです。
正式な結果を確認したいところでしたが、すぐにこっちの決勝が始まります。
後ろ髪引かれながらコースイン。
完熟2周の後、グリッドに付きます・・・
そして、決勝スタート。
ドラッグレースで教わったスタートでもカマしてみっか!
とやってはみたものの、ちょっと行ったあたりでピョコタンとフロントをあげてしまい・・・不発。
「・・・クッー!」 メットの中で苦笑いしながら1コーナーへ突入しましたw
ダンロップ下かな?
LOCの方だと思うんですが、後の#795ドカさんのおこぼれで写真に収めていただきました。
・・・やべえ、超アガる(笑)
FBで見つけて叫びましたもん、マジで。
今のところ決勝中の写真と分かってるのはコレくらいです。
でも、もうこれで十分すぎます。実物よかカッコイイですw
車載で動画も撮ってたんですが、なぜかケーブルが未だ見当たらずじまいでして。
捨てるはずがないのでどっかにあるでしょう。見つかったら上げます。
決勝は予選の時よりはだいぶマシに走ることが出来ました。
遥か前の方に居るFXRを眺めつつ走ったお陰で、
視線はフロントタイヤのさきっちょ見てた予選よりは大分広く取れました。
豪快なライディングスタイルでグイグイと遠ざかる背中を眺めるのは、
ちょっとばかし辛かったですけどね・・・(笑)
腕のせいです、仕方ありません!
ダイナはとてもよく頑張ってくれました。
オイル受けがゴリゴリあたるのも、
当たるなら当たるで、どうにか当てないように身体使ってコーナーリングするとかできないのも。
ハードブレーキでガタつくフロントをどうにも出来ないのも(袖ヶ浦ではどうにか誤魔化せた)
・・・こりゃ全部自分のせいです。
どうにも乗り切れないまま決勝の周回を終えました。
いくらなんでもベスト(1'14.085)は更新しただろうとは思ってましたが、
1周どころか、ただの1つのコーナーや、それだけでなく直線でさえ、
「今の自分で出来る目一杯やった!」と思えた部分が無かったことが悔しくてなりませんでした。
なんだか肩の上に荷物のっけて走ったような・・・そんなモヤっとした感じが最後まで残りました。
これと似た感じだったのは、いつだったかのドカティ走行会です。
うーん・・・いわゆる「雰囲気に呑まれてる」って奴なのかなあ。
こんなハズじゃねえ、こんなハズじゃねえって言ってるウチに規定周回。
だったらその『こんなハズじゃない』って地点が、現状の実力だと言うことです。
・・・ちっきしょーめ。
が、気が付けばクラス3位でした。(ただし、同じクラスの出走は4台w)
クラス優勝は#77JOYRIDEのFXR、お見事と言う他はありません!
単車の出来映えもライディングもメンタルも、今日はなにもかも全部およびませんでした。
(ちなみにAVCCとダブルヘッダーの為、出走準備で既にここにはいらっしゃいません)
でも表彰台前にハーレーのビックツインが2台並んでいる・・・
この光景は台の上から見てて格別でしたよw
このかぶってるピレリのキャップが本日の戦利品でした。
(ダイナのタイムは1'13.486)
納得できなくてもなんでも、3位は3位。
台の上にのっかる名誉は間違いなく、ピットクルーとダイナと私で勝ち得たものです。
シケたツラしてたら頑張ってくれたクルーにも申し訳ねえ。
・・・そーだ! オレはやっぱなんか持ってるんだ! やっほー!
生まれてはじめてのシャンパンファイトの蓋は、思いのほか良く飛びましたw
レース後、アンダーカウルを外しスタンドを付けてます。
「なんでオレらの分、シャンパン残しておかないんですか!」
「なにしろ単車が重いんだよ!もう押すのヤだからこんなの捨ててリジスポにしろ!」
2人してとても仲のいいピットクルーに励ましの言葉?を頂戴しておりますw
全員がこの日、ベストタイムを更新しております。
コケずに、楽しんで、しかも今までの自分を超えられた。
自分で言っちゃいますが、それがなんたって素晴らしいことです。
はい!皆お疲れ様&ありがとう!
いつも思うんだけど、オリャほんとうに周りに恵まれてる。
どこに行って誰と付き合ってもそう思います。
間違いなくオレの人生はツイてる。サイコーだ。
そしていつものを。
大丈夫です、心配要りません。シャンパンはノンアルコールでしたヨw
自分を試しにやってきた場所で力不足を思い知らされた場合、
オレはこんなもんだったかとスパッと潔く納得するか。
いつかここでデカイ面してやるとしつこく食い下がるか。
これはどちらが正解とかはなく、考え方によるもんだと思います。
で、私は後者の考え方するタイプです。
見とけよ!次は指の数減らしてやるぜ!
ドキドキして楽しくて嬉しくて悔しかった、そんな初レースでした。
ところで君達、次は6月に富士SW本コースの予定なんだけど・・・ピットやってくれるよね?w