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初サーキット走行 富士SWチャレサ その2 「若干の不安要素」

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しゃー!行くぞ!
バシ君、遅れんなよ!
てかオレを抜くんじゃねえぞ。並びかけたらマジで蹴飛ばすかんな!
 
 
ん?なんか身体の左側に違和感が・・・なんか重いな・・・
 
 
 
 
 
 
イメージ 1
(オレみさん撮影)
 
親方 「うー。うー。はさまったった、はさまたった・・・(大汗)」
 
 
BOB!・・・いやもとい親方!何やってんスか?
 
ダメですよ!オレ達これからコースに出て命のやり取りしに行くんス!
緊張感のねえ事をしねえで下さい!
 
そもそも、2台で親方挟んだまんまじゃ思い切って走れねえ。
単車のトコに戻りてえなら、頼みますから一旦下がって左回って下さいよ。
 
 
 
 
イメージ 2
(オレみさん撮影)
 
親方 「さすが課長!大学出てるだけあって頭いいね、助かったよ。」
 
いえいえ。ユーアーウエルカム。
親方、今度からあんま細い隙間とかに入らないほうがいいスよ。
ハマっちゃったら一生そのまま暮さなきゃいけなくなりますんで。
どうしても通りたかったら、ラスペネとかツナギにぶっかけて潤滑しとくと大丈夫っス!
 
親方 「そーなんだ!やっぱ課長はいつも冴えてるなあ~」
 
※実話です(嘘)   親方、毎度いいネタになる写真をゴッチャンです!(笑)
 
 
 
よし。緊張もほぐれたとこで改めて・・・レッツゴー!
 
 
イメージ 9
(オレみさん撮影)
 
テメーラ、ほぐれ過ぎだ!!!
「ツーリングのつもり」と確かにオレは言った。
いいか?ツーリングじゃねえ。「ツーリングのつ・も・り」だ!
ホントにツーリングしてんじゃねーぞコラ!
 
そんなKAZ監督のキレた罵声が聞こえてきそうな、牧歌的な走行シーンです(笑)
 
でも大丈夫!
これは定められた3周の完熟走行の写真です。
黄色の信号が出てる間は、追い越ししちゃいけないって説明を受けました。
 
そして信号が青に変わると・・・いよいよ本番スタートです。
 
当然、アクセルをもぎり取る勢いで一気に全開です!
おっしゃ!変なハンドルのハーレーの凄さを見したらあ!ロッケンロール!
 
イメージ 10
(オレみさん撮影)
 
ぶーん・・・
 
イメージ 11
(オレみさん撮影)
 
ぶん、ぶーん・・・
 
 
イメージ 12
(オレみさん撮影)
 
ぶーん・・・きー(ブレーキでタイヤが鳴ってる)
 
 
イメージ 13
(オレみさん撮影)
 
きー・・・あ、1コーナ入り口で前に出られた。ラッキー!
 
えー、まるで緊張感のない文面と殿様乗りスタイルで誠に申し訳ございません・・・
前の方の全伏せスタイルとは対照的ですが、私はこれで結構ガンバってるつもりです(笑)
 
なにしろクソ重い単車&しかもこのハイライズTバーハンドル&130幅の細いツーリングバイアス。
こんな体勢でしかブレーキを我慢してらんないんですよ。
こんな感じでブレーキを引きずりながら、1コーナーに突入してました。
 
 
 
・・・いや、頑張ってますって、ホント!
なんならホラ!コレ観て下さいよ。
リンクは一緒に走ったハヤブサに乗ってるトモビッチさんのブログです。
 
トモさんがゴープロで撮っていた動画の1:30位まで、前の方に私とバシ君が写ってますから。
見つけて超嬉しかったですよ!
ホントにトモさん、そんなつもりもなかったでしょうし、偶然とはいえオレはメチャメチャ嬉しいです。
ありがとうございました!
トモさんの記事 ↓
 
 
さあ、ココまで来たらあこの記事の画像、丸ごと他人本願で行きますよ!
イメージ 14
ボッチさん撮影)
 
白いテープのXJRはスタッフさんです。
メチャメチャ速くって、しかも上手で!
視界に入れられる間は、ずっと追いかけて「どのへん走ってんのかな?」とか考えてました。
 
すごく勉強させて貰った気がします。
まあ、私とダイナに出来る事と出来ない事はありますけどね(笑)
 
 
 
 
初めて走るサーキットってのは、まあ迷子になりそうなくらい広くて。
スタッフさんが混じって走って無かったら・・・
オレは単車止めて、板さんに電話して道聞かなきゃいけない位の感じでした。
 
でもって路面が食いつくこと食いつくこと!
コーナーリング中はまるでコケる気がしませんでした。
ブレーキもバカみたく効きます。
簡単にタイヤが鳴ります。それでいて、グリップがいいもんで大して怖くないんです。
単車が重い事もあって、最初の内はコーナーのたんびにキューキューとタイヤ鳴らしてました。
そのうち、いい感じの加減は覚えましたけれど。
やっぱラジアルマスター&ブレンボ、いいですね~
 
逆にずっこけるほど攻められる人達って、どんくらい気合いが入ってんだ?と感心しちゃいました。
 
ツルシのエンジンに、キャブとマフラー交換程度のハーレーじゃあもう・・・何やったって怖くないです。
 
 
イメージ 4
(オレみさん撮影)
 
なんの心配も無く、目一杯単車振り回して遊べるってのは、まあ楽しくて楽しくて。
20分なんかあっという間でしたよ。
1本目は20周できたんですが、ベストは18周目の 44.794 でした。
 
 
そして2本目。
 
 
イメージ 3
ボッチさん撮影)
 
これってカメラを流しながら追い駆けて撮ってるらしいんですよ。
んでバッチリど真ん中!メチャメチャ巧いですよね・・・
 
ちなみに足に養生テープが巻いてあるのは、裾がほつれちゃったからです(笑)
 
なんとなく慣れてきたせいで、あのへんに行きたいなとか、次は違うラインで行ってみよっかなとか。
余計なことを考える時間が出てきました。
 
安心感もありますので倒し込みもスムーズになってきまして。
でもまあ相変わらず教習所で習った通りの、リーンウィズって奴ですけどね(笑)
 
観ていてくれたKAZのアニキや、ビューエル松クラスのエースFTさんからも
「なんかもう、工場長は走り方が安定してんね。」 と言ってもらえました。
 
間違えて1回ピットに帰ってきてしまったものの、今度は22周できまして。
ベストは18周目の 43.323 でした。
 
KAZ&FT 「いきなり1.5秒近くタイムが削れたら、こりゃ嬉しいだろ?」
 
はあ・・・それはそうなんですが・・・ただ・・・
 
KAZ&FT 「どーした?何が気に入らねえ?言ってみな?」
 
んじゃスンマセンが、ちょっと下覗いてもらえます?
 
 
イメージ 6
(オレみさん撮影)
 
KAZ 「・・・うわ、何だよ!こんなとこ当たんのかよ!」
 
FT 「何?KAZさん、どーしたの?」
 
FTさんもちょっと見てよ、当たっちゃいけねえとトコ当てちまってんのさ・・・
 
 
イメージ 7
(オレみさん撮影)
 
FT 「ホントだ!ハーレーって限界値低いな~(笑)」
 
KAZ 「いやもうコレ、工具どうこうじゃどうにもなんないでしょ(笑)」
 
 
※アテレコは推測です・・・が!おそらく 『当たらずとも遠からず』 って線かと思いますwww
 
 
イメージ 5
(これはオレが撮りました!)
 
いやもう、何もかもガリガリなんですよ・・・
多分3コーナーの上りんトコですね。 
 
ステップは勿論なんですが、付け根んトコまで擦っちゃってます。
写真撮り忘れましたがプライマリーカバーもガリッとイってます。
 
食い付きのいい路面に調子に乗ってしまい、いーぞいーぞ、こりゃいーぞ!と。
クルクルと振り回してたらこのザマです・・・なんてこった!
 
単車がボロカスになるのは一向に構いません。
そんなもん、いくらだって直してご覧に入れますよ。
オレは増し締め課の課長様です。本業は板金屋の工場長です。
折れたステップステーの溶接、割れたプライマリーカバーのアルミ溶接なんざチョロイもんです!
 
 
ですが万一、ここでプライマリーオイルをブチ撒けたら・・・
Eクラスの走行持ち時間を全部奪うどころか、他のクラスにも被害が及ぶ可能性も・・・
てか、ハーレー出入り禁止?・・・そうなりゃスミマセンじゃ済みません!
 
『じゃあ3本目からは単車をバンクさせずに、身体を谷側に入れて白バイ乗りすりゃいいじゃん!』
 
おお!名案ですね!
 
でもね、それが出来る腕がありゃとっくにやってますよ~(笑)
 
 
 
 
そこらを十分知ってるKAZのアニキとFTさんは、さすがにそんな事は言いませんよ。
 
「見てると楽しんでる感じが判るから。この調子でいけばいいんじゃない。」
「これで限界わかったんだからいいじゃない。後は気をつけて走るしかないね。」
 
んじゃ、あけられっトコでアクセル今の倍、開けてみせますよ(笑)
出来るだけの事やって頑張ります、ありがとうございます!
 
無理や無駄な事は一切口にせず、ただ前向きに気持ちよく送り出してもらえました。
サーキットのキャリアってのは伊達じゃないなあ・・・あなた達、やっぱ最高です!
 
 
さて、気になるライバルですが・・・
 
イメージ 8
 
2本目を終えてココまでのベストは43.861との事。
 
よし!ここまで0.5秒差で勝ってるぞ!
 
 
不安要素があるにしろ、気分よくお昼ご飯の時間です。 続く

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