うー、食うたった食うたった・・・
かない亭で目方を1キロほど増やした私達は292号から県道59号に入り嬬恋方面に向かいます。
板さんによると嬬恋と言えばキャベツだそうです。
そーいや「つまごいキャベツ」って箱書きのある段ボールを八百屋さんでよく見かけますね。
んで、そのキャベツ畑の中の見晴らしのいい「つまごいパノラマライン」を走るそうです。
名前通りの見晴らしのいい一本道だそうですが、ココは完全に農道とのこと。
「ですから、農耕車や農家の方には特に気を配って下さい。」
「また、道にトラクターが通った後の土くれが落ちてるかもしれないんで気を付けて下さい。」
はい、しかと承りました!
・・・あのですね、板さんって道に詳しいだけじゃなくて、こういう事もいっつも教えてくれるんです。
私はドコに行くにも道を覚えない。
自分が行ったことがある道かどうか?必ず板さんに聞く。
板さん抜きのツーリングであっても、コースは必ず板さんに考えてもらう。
さらに天候や着て行く服装まで板さんに聞く。
ソコらの理由は何から何までこんな風に先回りして教えてくれる、
そんな板さんに10年以上も!甘やかされながらツーリングに行っているからなんです(笑)
そんなつまごいパノラマラインの中ほどにある、『愛妻の丘』に立ち寄りました。
ちなみに道は板さんの言った通りの、パノラマな景色が楽しめる見晴らしのいい道でした。
ゆるめの高速コーナーが多少のアップダウンを交えて延々と続きます。
ハイグリップラジアル履いたXR1200が一緒に行ってたら、おそらく死ぬほど追い回されていたでしょう。
農家の人や他の車に気を使えるのであれば、ここはブライトさんの得意そうな感じの道です。
バンクしたままアクセルを開け続けられる、そんなラジアル走りがここでは超気持ち良さそうです。
「あーもったいねえ。来ればよかったのによ・・・」
サーキット前に私のダイナをコテンパンにして自信つけるには最高のチャンスだったと思います!
なもんで今度板さんに連れてってもらう事をおススメします。
あ、オレは誘うんじゃねーぞ。ヤラれて凹みたくねえ(笑)
こんな看板が愛妻の丘には立ってます。
なるほどねー。
私は1と5以外は実践している自負がありますよ。
なんだよ、見るんじゃねーよ・・・
で、愛妻家の私はちゃんと「愛妻の鐘」も鳴らしてきましたよ。
なんかニュースとかで『キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ』ってイベントを見たような気がします。
多分ここんとこで絶叫するんでしょうね~
・・・いや、スミマセン。愛を叫ぶまでは出来ませんでした。
愛される側のこの方は、日常が愛に溢れていて、もう存分に満たされているものと思われます。
男連中から離れ、ベンチで寝っ転がってます。
彼女にはどうやらジャストサイズの様です(笑)
・・・メシ食った後だから眠いんじゃないかって?
いやいや、こう見えても小学生じゃないんですから。そんなことは無いでしょう!
愛妻とは 今のところ まだ関係のない2人です。
いや違います!
なんだかうつむいているように見えるのは、駐車場に敷き詰められたチップがフカフカだからです!
きっと足場を気にしているんです!
そんな・・・滅多な事言うもんじゃありません!(笑)
さて、つまごいパノラマラインから鬼押し出し、白糸の滝を経由して軽井沢駅前を曲がった先は・・・
はいお待ちかね!
私の好きな道ベスト3の一つ、碓氷峠(旧道)です!
その手前でまたイップクです。
ここへ来る前の白糸の滝周辺で散々バシ君を追いまわし、眠気も一気に覚めましたよ。
すると、バシ君が鼻の穴ふくらませながら言いました。
「なんだか下りだけなら、工場長にもついてける感じになってきましたかねえ~」
フゥワーン・・・(←尺八の音です)
あ゛?・・・ ![]()
![]()
言うじゃねえかテメエ。



よーし、んじゃそいつを証明してみろ!
こっから先は碓氷峠の下りで、そっちの大好きな細かい下りのクネクネ道って奴だ。
言っとくがオリャこっから本気で降りっから。
もし視界に入れたまま下まで降りられたら「とてもアナタには敵いません」と手ェ付いて降参してやる。
その単車で見事、ついてこれるもんならハッついてみやがれ!
高くなった鼻をあわてて隠しつつ 「ヒッ!」ってなるバシ君を横目に
『あーあ、バシ君スイッチ入れちゃったよ・・』
と、森山さんとまさみさんはニヤニヤしながらとても楽しそうです(笑)
気合125%入った所で出発です!
思ったより早く、500mほどで碓氷峠旧道の下りに差し掛かりましたよ。
バシ君に合図し、すぐ一気に2速でアクセル全開です。
気のせいでしょうがフロントちょっと浮いた感じがしました(笑)
ビックツインをナメんじゃねーぞ!ロッケンロー!
(全速力で下り中)
フン、口ほどにもねえ・・・
コーナー2つでミラーから消してやったわ!
車重はXRの倍あるのは確かだが、その代わりこっちはFブレーキ2つあるんだ・・・あんま関係ねーか(笑)
とにかく、ざまあみやがれ!
それにしても遅せえな・・・FBでもやって待つか・・・よし、UP完了、と。
おっかしいな、まだ来ねえ・・・こりゃ何かあったな。
バシ君あたりが気張りすぎて突っ込んだか?
あ、オレみさん来た・・・随分かかったじゃんか、どーしたの?
「うーんとねー、あのまさみさんってひとがねー、ずっこけたのー、ペロペロ。」 (←演出アリ)
マジかオイ!まさか怪我してねーだろーな?
「うーんとねー、すぐに起きてたから平気だと思うのー、ペロペロ。」 (←演出アリ)
そっか、んじゃいいけどよ。自走できそうかな?
「うーんとねー、まだ連絡がないって事は大丈夫って事だと思うのー、ペロペロ。」 (←演出アリ)
※オレみさん、ごめんなさいねwww
実際はちゃんと事情を聴きまして。
後ろにバシ君のXRが写っていることからも判るように、この写真は全員揃った後にソフト食べてる写真です。
写真撮るからイヤらしい感じでソフト食ってくれ、と頼んだんですが・・・これがオレみさんの精一杯だそうです。
・・・人選を誤った私が悪いんです。
あなたの『せくしー』ってのはタマ並みです(笑)
駐車場につくなり、「大丈夫か?」の言葉の前に私に頭をひっぱたかれたあさみさん。
見ての通り、タンクベッコリと、バンソンとジーパンの擦れ、メットにちょこっとキズ、
そしてB面サドルバックの擦り切れ以外、本人へのダメージはなさそうです。
バシ君の事もすっかり忘れ、セッキョーしてましたよ。
あーあ。お気に入りのタンクが・・・
こないだオレがA面こすって、今度はアンタがB面かよ?
これ塗ってくれたマサさんに連絡とって見せに行って「どうにかなりますか?」って相談してみるしかねーべ。
下手に自分でなんかやる前に見せに行ったのがいーぜ。
このタンクのデザイン、ドコに出したって評判良かったんだ。
妙に弄くらずにキッチリ直して欲しいんだよ。
もし新規でタンク塗ってもらうってなら・・・
オレがベースになる代わりの純正タンク買ってやっから、このタンク売ってくれ。
ところでオイ、ホントに身体はなんでもねえのか?
「ええ。怪我は特にしてないんですが・・・身体より心の方が・・・」
まあ、そりゃそーだわな(笑)
キッチリ反省して、これからはもっと気ィ張って乗ってくれ。
オレの前走ってる時はさ、後ろから眺めてて巧く乗れてるように見えたんだけどな・・・
気が抜けちまったんだろ。やっぱ単車乗るなら、多少は緊張して乗ってなきゃダメだよ。
んじゃ、オレみさんはこれからオイル交換に行くってから、ココでいつもの撮ろうか。
お疲れシタ!
オレみさん、いろいろイジっちゃってスミマセン。愛情の裏返しと思ってくれたら幸いです。
マフラーはヤバそうなら遠慮しないで乗ってきてね。あ大丈夫、勝負パンツは要らないよ(笑)
バシ君、そんな気はなかったかもだけど、自信つけさせてくれてありがとう。
ポキっと折れたその鼻は平気なのか?(笑)
森山さん、来てくれてマジで嬉しかったです。
帰り高速で抜かれた時はビックリしました!抜き返したあの後、オレは本気で走りましたwww
こんな感じですが、また懲りずに遊んでくれたら嬉しいです。
板さん、いつもサンキュー。でも純正マフラーはらしくねーよ。
今度はいつものサンダーへッダーで来て、高速でいつもみたく遊んでくれな。
まさみさん、まさに反省中・・・(笑)
サーキット前のいい練習になったと思います。
楽しいツーリングでした!
この後、上里SAで一旦待ち合わせて、そっから流れで解散しました。
そーいや嵌めてきたファイブのグローブは、手の平に縫い付けられてるカーボンのスライダーの感触に
若干の違和感があるものの、ダクトのせいかとても涼しくって。
ゴツイ外観からは想像もつかなかった快適さでした!
やっぱバイク用、しかもレーシンググッズって普通のメカニックグローブとはレベルが違うんですね~
お気に入りのメーカーが一つ増えました。
あ、昨日換えてきたパーツ類インプレです。
ブレンボのRCSは最高の一言!
「さすがのブレンボ」「やっぱりブレンボ」
言い尽されてるんでしょうが、コントロール幅、効き、タッチ、全て10点満点です。文句ありません!
意地張ってキャリパーサポート無しにこだわんなくってよかった・・・(笑)
しいて言えばブレーキダストが多めな位。
それにしたってこのタッチなら、掃除の手間考えたってお釣りが来ます。
作ったばかりの純正ミラーアダプターもブレることなく、しっかり視界を確保できてます。OKでしょう!
マフラー、そしてAF計。
排気漏れなし、ビビり音なし。
そして訝ってたAF計の数字も、ちゃんとセンサーが温まればキチンとした表示をしております。
こっちもOKでしょう!
ただ、オイルゲージがエキパイを外さないと抜けないというのが気に入りません。
やはりリア側の取り回しは変える必要があるんじゃないかと思ってます。
そしてステップですが・・・
これは今日撮った写真です。
見ての通りですが結果、まるでダメです!
結構切ったつもりだったんですが、ガリガリに擦っちゃってます。
先端から約45度でメタルソーで切ったんですけど、もっと角度付けて切らないとダメだったようです。
これ以上鋭角はちょっとキレイに切れる自信がないなあ・・・
メタルソーの角度出しのセットって、クランプする場所の都合とかあって結構手間なんですよ。
だもんで現行のスポーツスターと同じ、V-RODのステップを付けました。
バンクセンサーは取り外してあります。
比べて見るとこれだけ下部分の厚さに差がありますので、今度は大丈夫じゃないかと思います。
ビレットステップはかなり気に入ってるんですが、残念ながらしばらくの間お蔵入りになりそうです。
サーキットを終え、高速向きにシフトしたエンジンにしたら・・・
その際には追加工の上、再度復活してもらおうと考えています。
それにしてもまあ・・・
陽気も良かったんで、虫くんがすごいですね。
触るのもはばかる位、ベットベトでした。
虫くん達すまねえ、悪気は無いんだ。なんまんだぶなんまんだぶ・・・
謝りながらお湯でふやかして洗い落しました。
もしも閻魔大王がホントに居て、でもってその裁判所のお付きの人が昆虫界の出身だったりしたら
私は間違いなく、天国には入れてもらえませんな。
とにかく、後はサーキット走行を楽しみに。
寝て起きてを4回繰り返すだけです!
その間出来る事と言ったら・・・やり残してるリアのウインカー位でしょうか?
気が向いたらやっておくとしましょう。
あまりにもノリノリで傍で見ると危なっかしく感じるでしょうが・・・ホントにノリノリです(笑)
でもこう見えて、案外「無茶はしても、無理は絶対しない」が信条だったりしますんで。
初めての経験に浮つくことなく中身はクールに、そして真面目に走ってこようと思ってます!