行くぜ!ダイナに乗り換え初のツーリングです。
いや、今日のはツーリングじゃねえぞ・・・
知ってるだけでFTさん筆頭に、KAZのアニキ、ヒロ教授、ムロさん、and more・・・
普段から山とサーキット遊びべーしてる、ビューエル松クラスがゴロゴロ。
きっと他にも一杯いるだろう。
身内だって油断はならねえ。
17インチとハイグリップラジアルで武装したブライトさんのXR1200。
TRさんだって今日はローグラじゃなく、XBで行くって言ってたな・・・
ツーリングだからって誰がどんなに流そうが、オレはノンビリなんか走んねえぞ。
そーだ、今日は勝負の日だ!
「ハーレーのビックツインが山で遅いなんて、オレが言わせねえ。」
オシ、やってやんぞ。
さあ、私の中のチョースケ先生、一言お願いします!
『どいつもこいつもブッチギリだぜ!』
恐れ入ります!(東本昌平・キリン参照)
海老名に6時に集合し、待ち合わせしていたブライトさん、TRさんと合流。
そして、てくのさん(XBユリシーズ)と、まさ坊さん(カワサキZ1000)とはじめましてのご挨拶。
なんと!カワサキ登場!
一度まさ坊さんと一緒に走った事のあるTRさんが、いらねえ情報を耳打ちしてくれます。
「(コソコソ)課長、このまさ坊さんって・・・例の山一個差んトキの先頭走ってた単車です。」
うえ!ヤベエ、聞くんじゃなかった!
・・・ダメだ。ビビっちゃダメだ。
でも・・・怖くていきなり吐きそうだ(笑)
出口付近のスタンドで、KAZさん(ビューエルS3)とも合流。
本線合流した途端、KAZのアニキはいきなりダッシュです。
あわてて追い掛け、後ろからさすがの擦り抜けを観察しました。
途中、なんだかどエラクいい音をさせた、いかにも高級そうなクルマに突っかけるKAZさん。
クックック・・・相変わらずトッポイなあ(笑)
集合場所の御殿場IC近くのコンビニまではあっという間でした。
天気はご覧の通り、時折小雨がぱらつき、路面はウエット。
「アニキ、あの車なんスか?」
「アストンマーチンだよ。実は東名入ったトコからずっと絡んでてさwww」
「ああ、バンキッシュってあれスか。V12の。すんげえいい音でしたね。」
松クラスのKAZさんはヤンチャなアニキですが、恐れながら当然、今日の私の的です。
前回一緒に走った時はシートに座らせることすら出来ませんでした(笑)
抜くまではまさか言えませんが、せめて座らせるくらいの事はしてみたいです。
主催者のFTさん、そしてヒロ教授、まさ坊さん。的は全員揃っております。
ブリーフィング開始です。
ご覧ください、この資料を!
全3枚、表紙にルートマップが、2枚目には道程表が、3枚目には注意事項が。
それぞれ記載されており、完璧な段取りです!
こんなツーリングは初めて来ました。
豆ツーのマメは、「マメな人」のマメなんじゃねえんかと思いましたね。
「じゃあ揃ったんで軽く自己紹介を。皆さんお疲れ様です。小田原の速水もこみち、ことFTです!」
全員 「・・・・・・・・・(シーン)・・・・・・・・・」
オイ、FTさん・・・この空気どうしてくれんだ?
こんなにマメで、ビューエラー松クラスのそのまたトップランクの人なんですが、
何故か周りからのリスペクトが薄く感じられ、集まるとなんかしら弄られまくっている、
その理由がなんとなく判りました(笑)
しっかし、まったくいい天気と路面状況です!
雨降ってるのに、何故って?
だって考えても見て下さい。
的の連中は一人何故かツーリングタイヤのKAZさんを除き、全員ハイグリップラジアルタイヤなんです。
連中のタイヤには横っちょの方、溝なんざ一本も無いんです!ヒッヒッヒッ。
荷重でタイヤ潰して、倒しながらさらに加速するラジアルタイヤ走りも、こういう場面じゃアダでしょう。
・・・よーし!こりゃこっちのもんだ!
「レイングリップのいいバイアスタイヤはともかく、このポジションはどう説明するのかね?実に・・・面白い。」
教授が不思議そうに私の単車に跨り、同様の怪訝な表情で後ろからそれを眺めるえべっさん。
長尾峠の出口でのヒトコマ。
ドライならどうにもなりませんが、ウエットならツーリングバイアスのこっちにメがあります!
ハッキリ言ってレインタイヤみたいなもんだと私は思ってますよ。
んでもって、このポジション。
見た目よかだいぶ乗り易いんです!
ブレーキも腹筋だけじゃなく、ハンドルでも我慢できますから。
え?ダメですか?さっぱり判らない?第一ステップを空振りする?
そースか・・・
残念ながらヒロ教授には
「こんなので山走れる理由がまったく理解出来ない。実に・・・面白くない。」 との事でした(笑)
芦ノ湖スカイライン、レイクビューの駐車場。
小雨は降りやまず、ウエットだけじゃなくてところどころガスってきてます。
晴れてればレイクビューですが、当然下の方何も見えませぬ。
増し締め課の3人はほぼ普段着。
雨とフロントタイヤの跳ねあげの水しぶきにより、ジーンズはベットリ、靴の中までグッポングッポンです。
気持ち悪い事は悪いんですが、ここまで雨のお陰でXBの後にハッついて走ることが出来てます。
前回はFTさんの後姿すら見えませんでした。
それ考えりゃ物凄い進歩です。その喜びに多少の不快感なんぞはぶっ飛びます!
んじゃ、参加車両紹介です。
ブライトサイクル代表、スパチューの鬼。
数々の異名を持つ増し締め課アルバイト、ブライトさん。
単車はXR1200。私の他のハーレーはこの1台のみです。
本日のツーリングに先立ち、ホイールを17インチ化。
ピレリのロッソコルサを前後に履かせて登場です。
私がどうにもならなきゃ、本日ハーレーの意地を見せられるのはコイツだけです。
文句なしの「ハーレー史上最強のスポーツバイク」よろしく頼むよ!
増し締め課への異動願いがなかなか受理してもらえない。
そんな悲しみの地図課のエース、バシ君です。
今日の単車は世界のホンダ・XR400モタード。
イマイチまだバイクとタイヤを信用できないんです、と手探りの途中。
唯一の中型バイクで、このハイペースにどこまで迫れるか?
単車にとっても本人にとっても試練のツーリングです。
ガッサイ!(←「頑張って下さい」を二高の剣道部ではこう言いますwww)
本日はじめましてのえべっさん。
単車はビューエルM2サイクロン。
なんとフェアリングはGPZ400Rのモノを移植してあるそうです!
なんか違和感無いですね。
これが純正かと思いましたよ。
そしてもうひと方、はじめましてのてくのさん。
単車はビューエルXB12Xユリシーズ。
実は万が一ビューエル買うことがあるならコレがいいなと、チェックしていた車種です。
SやRと違い、色んなところ走って楽しそうな懐の深さを感じます。
私が買ったら、まず最初にやるのはテールランプを外してのウイリーチャレンジですね。
さあ、こっからは本日の的、松クラスの連中です。(別に恨みがあるわけではないwww)
どっからどうみても、カンサンジュン教授にしか見えないヒロさん。
中本の辛いラーメンと西武ライオンズをこよなく愛するこの方を、私は「教授」と呼んでいます。
やめろと言われようが、今後も続行します(笑)
売りは知的でスムーズなライディング。コーナーから追い越しまで、何をするにも無理がありません。
エアバック付きのベストで、万一の事態でも、報道ステーションの収録に支障をきたさない気づかい。
さすがの一言です。
単車はカワサキZ1000。
200キロそこそこの車重に、水冷4発DOHC・120馬力オーバーのエンジン積んだモンスターです。
当然、着てるジャケットはモンスターエナジー!
カワサキの何たるかをわかってる人です(笑)
どーすりゃこんなになんだ?って位のドロッドロのタイヤ・・・アンタ、一体何モンだ?
TRさんの耳打ちもあり、初対面から1分で本日の的に決定です!
よく言う『少年の心を持った大人』ってのはこの人の事ですね、KAZさんです。
私の兄貴分です。
単車はビューエルS3サンダーボルト。
ホワイトさん曰く、「見るたびに違う単車に乗ってる」との事。
確かに初見では空冷Z、二度目はハスクのヌーダ、そして今回S3。
まだまだ家には一杯あるみたいです。
速い上に性格はヤンチャという、始末におえないタイプです。
こういう人を追い掛けるのは大変危険が伴うんですが、私にも増し締め課長としての意地があります。
アニキ・・・今日って今日はシートに座ってもらうぜ!
え、志が低いですか?
すんません、この人に関しては私、ちょっとビビってます(笑)
最後になりました、スゴ腕の左官屋さんにしてビューエルXB組のトップランカー。
誰もが認める文句なしの松クラス、虚言癖だけが問題のFTさんです。
単車はXB12S、マジで速いです。
見ての通り、ハイグリップのラジアルで端っこに溝はありません。
それでもここまで上がってくる間、付いていくのが精一杯という有り様です。
「オイ、それって雨に弱いんじゃねえの?どーなってんのよ?」
歳も同じなんでFTさんには私も遠慮はありませんよ(笑)
『いやーなんだろうね、怖いよホント。』
聞いてもヘラヘラと笑ってるだけで、まったく底が知れません。
以上10台に私のFXDXTを含めた、総勢11台のツーリングです!
ん?なんだか雨が弱まってきましたね。
心なしか、行き先の空も明るくなってきたような気がします。
都合はあんまよかないですが、靴のグッポングッポンから解放されるのは正直助かります。
んじゃ、行きましょか!