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2017クラブマンロードレース MAX7最終戦 初出場とCSSC講座

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さて、身内編いきましょう。
私以外は全員4カムエンジンですので出場はCSSC(スポーツスターカップ)です。

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そうだ!
はじめにMAX10主催及びエントラント各位にお詫びを。

申し訳ありませんでした。CSSC車両をMAXテントエリアに呼び込んでいたのは私です。
許可も得たわけではなく私の独断で。
受付に近くて便利だし、身内で仲良いからってだけの理由です。
クレームがあったとか誰かに怒られたとか、そういったワケじゃないんですが
「こりゃ結構なスペース食っちまってるな・・・」と、ふと気が付きました。
パーリーピーポーも楽しそうで大変結構ですが過ぎるとイラっとするじゃないですか。
もしかオレ達がそうなりかけてはいねえか・・・、と。

貴重なスペースを占有してしまいすみませんでした。
次戦、と言っても来年になりますね、ちゃんとします。

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#27 初出場のバシ君 XB12R

発電機とウォーマーは借り物です。いわゆるひとつの借り物競争です。
BSハルカワさんを師と仰ぎ、ライセンス無しで走行会荒らしを繰り返すこと数年。
それでも「継続は力なり」 筑波走行歴はレースしている私を軽く上回ります。

エイプスポ→セパハンスポ→XB12S→XB12R と、
イナダがブリとなるような、そんな出世魚のごとく仕様変更と乗換えを経て、何度かの転倒や怪我を経て。
そして本日、遂にレースデビューのときがやって参りました。
ビューエル仲間のヤムさんと、タメ年つながりのジュンジ君とその友人にピットクルーをお願いし準備は万端。

タイヤはおろしたてのRS10タイプR 『BS以外履けません。履けるわけがありません!』 
スパコルがなんだ、レーステックがなんだ。ハルカワさんに立てた男の操はBS一直線。
義理と人情を踏みしめ、クローズド最強のOHVマシンでCSSC予選に挑みます!

・・・なんか演歌の前口上みてえだな。

なんでしょうか?緊張して目玉が乾いてコンタクトでも落としたか?ヤムさんも不安げです。



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#37 初出場のセンセイ XR1200

私らのレース参戦当初よりDSKさんのピットクルーとしてエバさんとコンビ組んでいたセンセイ。
今回よりライバルとして君臨するべくCSSCに本日デビューです。

ピットクルーは教授とセンセイの大学同期のKさん。
なんとまあ贅沢な・・・身内中アタマ一つ二つ抜けた社会的勝ち組集団であります。
やり手な連中は仕事だけでなく、遊びでも辣腕を発揮します。
教授とは筑波TTのKTM杯でのクルー活動とのトレード。
Kさんも抜群の頭脳を活かし、とても初めてとは思えない動きっぷりでサポート。

汚れたニーセンサーが示すとおり今や膝すりなんぞは自由自在。
まだラベル剝がした跡が残ってる新品ツルピカのスパコルで鬼に金棒。

ていうか・・・ヤフオクやお下がりの中古のタイヤでレースしてるのなんかオレだけか?
こういうの見ると来年はちゃんと新品タイヤで出場しよう!と思いますね。


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#31 2回目の出場 シャンプー屋さん XR1200

ああ。そーいやここに中古タイヤ仲間が居たわw
前回は表情がなんとなく固かったんですが2回目となるとグッと余裕と落ち着きが感じられますな。

それもそのはず、クルーにはユーイチロー君、そしてStashトシさん&モトシ君。
「山形のメンツでレースをしたいんです」
レース参戦が決まる前からそう言っていたシャンプー屋さんの希望が本日現実化いたしました。

DSkさんのゼッケンをひっくり返した番号で下克上を狙います。

ちなみに今現在ここにいる人間の中で筑波を走った回数は一番少ないと思いますよ。
シャンプー屋さんはなんと、今日で筑波3回目です(内1回は雨降り)
経験の少なさを天性のバンク角でどうねじ伏せるかが注目です。


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#13 DSKさん XR1200

誰が呼んだか 『Mr.平常心』
そこそこ永い付き合いだと思うんですが、テンパった表情を一度も見たことがありません。
安心してみていられる人ナンバーワンのDSKさん。

センセイの抜けた穴はハイスピードツーリングでもおなじみ、DX乗りのリョーナ君がバッチリ埋めます!
「これが発電機でね、ここんとこのスイッチ入れてここのレバー右にしてここの紐引いて・・・」
エバさんの指導は的確です。そういやこの人も社会的勝ち組でしたw

DSKさんは私らと違って単車壊しません。コケたこともありません。
危ない!ってのはエビスの急坂登りきった時の鬼ウォブル1回きり。
翌日、キ○ガイに後ろから突っ込まれてリアサス片方完全にへし折られた時でも転倒せずに
リアサスぶらさげたそのままの状態で1周してピットに帰ってきました。
諦めない心とバランスと抜群の運動神経を兼ね備えております。

なんであれでコケねえんだ?ってバンクでコーナーに入るその姿は
ほぼフルグリッドに近い今回の走行枠でもまあ目立つんです。

実はこのレースに2017年度CSSCの年間タイトルが掛かっております。
私がその立場ならおそらく1週間前からドギー&マギーで話になりませんが・・・
「DSkさんならサラッと決めるだろ」 と、いうのが身内全員の共通認識です。



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#73 久しぶりのブライトさん XR1200

えーっと、エンジン組みあがったの昨日の夜だっけw

んで最終調整がさっき?暖気エリアで?
んでどうだった?そっか、まるでダメか。進角弄らなきゃマトモに走らねえ感じってか・・・

4月のレースを最後に痛んだミッション交換のためケースを割っていたブライトさん。
その後カムを換える為にケース内を干渉チェックして削り、確認してはまた削り。
なんだかんだしてやっとの思いでカッコだけはつけたものの、やはり詰め切れなかったようです。

万全なら優勝したって不思議の無い速さを発揮しますが、単車に加え仕事疲れによるものか
どーも朝からなんだかいつもと違う感じです。
予選を走るところはMAXテントサイトから見てましたが、もう1コーナーの立ち上がりからおかしくて。
まるで加速してないんです。あーこりゃいくらなんでもダメだわ。

開始早々に1コーナーで撒かれたオイルに乗ってしまいフロントから滑ってコースアウト。
インラップ込みで3周しか出来ずに積載車に乗って帰ってきました・・・そりゃ悔しいよな。

それでも、あのメタクソな状態で10秒で周ってたというんですから大したもんです。
それでこそ永遠のライバル。単車と身体直せば5秒6秒には入れてくると思います。


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#96 イシグロ先生 XR1000

安定のシブ味、あえてのCSSC参戦を継続中。
クルーもイシさんでWイシコンビ。
オシャレで尚且つインテリジェンスな雰囲気の漂うこの2人はXR繋がりでして。

森山さんから聞いた話によると、イシさんの『XR運』は相当なものらしいです。
数少ない希少車であるXR1000とやたら当たるそうです。
その意味においては永くXRで闘うイシ先生のクルーというのは必然だったのかもしれません。

個人的にはウチのセンセイとの
「ドクターVSティーチャー」 「新旧XRによる先生対決」 を非常に楽しみにしておりますw


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#66 めっさ君 XL883R改1200

今年から参戦のめっさ君もこれで4回目。もう場慣れした感があります。

知り合った当時から「見かけよかイケイケだな」とういう感じはしてましたが
最近はさらにライディングスタイルも攻めに振っております。
前戦ではエントリーリストに写真採用されるくらいの見栄えを誇ります。

実はCSSCにおいて9秒台を争うこのあたりはかなりアツいんです・・・
ちょっと現場からまとめさせてくださいよ。


※レース観戦初心者の為のCSSC・スポーツスターカップ講座

現在のスポーツスターカップの状況を簡単に説明するとこんな感じなんです。

CSSCに君臨する#40常勝クマさんは堅いとして・・・
その首を狙う#13DSKさんや#73ブライトさんや#48チャージさん達の一桁秒台安定グループ。
まあここらが出れば勝つという、表彰台の常連ですな。

それに次ぐ、ベスト9秒台という一桁秒台を伺うグループ。アツいのはここなんです!

持ちタイムざっと見ても#66めっさ君をアタマに、#27バシ君、#31シャンプー屋さん。
この3台はかなりタイムが近接しております。
加えて今回はお休みのようですがXBの#8ダーマスさんも居ます。

この層が最近のCSSCの全体的なレベルを引き上げている最大の要因です。
何年か前までは一桁秒台なら優勝間違いなしって状況もあったくらいですから。

不思議なものでトップグループはなぜか全員エントリーとなることが少ないんです。
それなりにイジってある単車が多いのでたまに壊れるのか?
はたまた各々責任ある地位で仕事している方ばかりですので都合がつかないのか?
大抵1~2名のエントリーです。まさか打ち合わせてるわけでもないのに不思議なんです。

となると誰が表彰台に登るのか?
ここで一桁秒台を伺うグループの中で壮絶な争いが展開されるワケであります。

アマチュアレースですから楽しんで無事に帰るコトが一番。これは絶対です!
しかしながら、そもそも競争したいってわざわざ金払って出かけてくる連中の集まりがレースですから。

出来ることならば表彰台に上がって、履いてるタイヤメーカーのキャップ貰ってですね、
台の上でシャンパン振りたいわけなんですヨ。
でもって表彰台の上で入賞者同士乾杯して、愛車の前でにっこり笑って記念撮影できたら言うこと無し。
帰って家族のごくうすーい反応の中、もらった盾かなんか眺めつつ飲むビールのウメーこと!w

そいつを味わいたいという欲求を、同じくレースを楽しむ私がまさか否定するわけには参りませぬ。

勝ちに慣れてる常連組は台の上でもアッサリしたもんですヨ。
あまりに慣れちゃってるもんで勝利者インタビューでも全員喋りがうめーうめー(笑)
内心一番喜んでいるのは3位入賞を果たした人間だと私は読んでおりますw

そんなわけで「誰が混戦の中から3位をもぎ取るか?」
観戦するならそこがポイントなんです。
来年は是非サーキットへどーぞ。ご連絡いただければパドックパスはご用意できます!

以上、初心者の為のCSSC講座をお送りしました。



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クマさん、ブライトさん、DSkさんの1桁秒安定組が3人揃った最終戦。
その一角のブライトさんのトラブルにより決勝は断念せざるを得ない状況。

順当ならばノーチャンスだったかもですが、降って沸いたこの表彰台のチャンス到来。
泣くブライトッシ。
笑みを隠し切れないめっさ君。
そして俄然盛り上がるバシ君&シャンプー屋さん。

・・・ウソですよ。真に受けないで下さいね(笑)



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これが走行会ならまるで話は違うんですが、レースはなんだかんだガチンコで走りますからね。
転倒やマシントラブルは付き物とまでは言いませんが避けられない場合もままあります。

参加者全員、いつ自分がそうなってもおかしくないと、心のどっかでわかった上で走ってます。
だもんで他人の転倒やトラブルを本気で笑う人間はおりません。

入れ替わり立ち代り、いろんな人が心配して来てくれて声かけてくれます。
「身体平気?」 「大丈夫だよ!大したダメージじゃないって」 「早く直してまた走りましょう!」

こういった気持ちの連携はレーサー同士お互いにあります。
いいもんだなと思います。


予選の結果、私はMAX7Aクラス5台中4位 6番グリッドでした

CSSCはDSKさんクラス1位! ベスト更新のオマケ付き
ブライトさんクラス3位 ただし決勝はDNS
シャンプー屋さんクラス5位 ベスト更新
バシ君クラス6位  身体固くてガッチガチw
センセイクラス9位 ベスト更新

んじゃ午後の決勝張り切っていきましょー。

続く

 



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