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闘うダイナ2017ver FXDXT-Racing 電装系作業

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先週末からやっと作業に仕掛かり始めております。

電装関係からやっつけます。

イメージ 1

純正対比・・・というか、バッテリーとして考えたら信じられないくらいの軽さのリチウムイオンバッテリー。

去年のレース最終戦前から採用しております。
私はデルトランのリチウムイオンバッテリーを購入しました。
端子が両側についていて汎用性があるのでどんな車種でも対応できるんじゃないでしょうか。

軽いだけじゃなく高さも若干低いので、バッテリーケースや電装BOXやら全部作り直す気で作業すれば、
ダイナのシート下まわりの構造をまるごと変えることだってできそうです。

ノーマルのまま使う場合にはこのように、付属のスポンジで嵩上げしてやる必要があります。


イメージ 2

噂される寒い時期の始動性ってのは・・・なんせEGぶっ壊れてますんでまだ試したこと無いんですがw

軽いし小さいしJPストローカー扱いなら3年保証は付いてるしクランキングパワーはすごいし。
現状ではいいことずくめです。

ただ、ご覧の通り端子がハーレー純正のバッテリーに比べるとちょっと心もとない感じですので
(ハーレー純正バッテリーの強みは端子の丈夫さに尽きる!と個人的には思っております)

共振する事をちゃんと想定してバッテリーケーブルの取り回しに注意するなり・・・
ケーブルを柔らかい社外品に交換するなり・・・

なんらかの工夫は必要かと思います。

なんでわざわざこんなことを書くか?
・・・実はですね・・・ここだけの話でお願いしますよ。
高速走行中にいきなりライトは消えるわエンジンは止まるわで大騒ぎの大パニック。
レッカー頼んで家に帰って点検したらバッテリー端子がもげていた、って人間を一人知っているからです。

走行中に全ての電源がOFF!になる恐怖&出先からのレッカー代を考えたら、
フレックスバッテリーコードなんか安いもんだと思いますよw



イメージ 3

で、今回はリチウムイオンバッテリー充電用のケーブルを付けただけです。

イメージ 4

Lifepo4に対応したバッテリーチャージャーだそうです。

メーカーは違いますがバッテリー形式が同じならいいかなと。
てか、買った当時バッテリーテンダーのリチウム用が欠品だったもんで。



イメージ 6


同時にソレノイドも交換。
私のダイナは2001年式ですが端子はこんくらい減ってました。


イメージ 5

イメージ 7


今回は社外品です。
端子の形状なんかを見ると、やっぱ純正のがいいなあとか思いましたねw

バッテリーとプライマリーが外れているこの時期が一番交換しやすいんです。なもんでついでの作業です。
ボルト類はミリですよ。
薄いナットをナメ無い様に注意しつつ規定トルクで締め、端子とボルトにシリコングリス塗って終了です。


イメージ 8

それとこちら。
4カムEGに倣って、マグネットローターをエンジンスプロケとボルトで固定しようという試み。

ブルート3エクストリームのエンジン側スプロケ(フロントプーリー)です。


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これのインサート部分を取り外し、こんな冶具こさえてボルトで合わせます。
んで、小さいほうの穴にポンチしてやるんです。

そしたら貫通させてM6タップを切ります。



イメージ 10

同じ冶具でもってマグネットローター側にも穴を開けます。


イメージ 11

でもって皿モミ。
M6の皿ボルトがキッチリ埋まるように加工します。

普通の六角ボルトだと、飛び出したボルトの頭でステーターコイルに干渉してしまうかもですから。


イメージ 12

そしたらベリングシュミレーターに使ってるスプロケ側シャフトでセンターを出してボルト締め。

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これでバッチリ固定です。
スプライン溝をキッチリ合わせないと組めませんからね。

ベルトラインのズレを修正する必要があるかもしれませんので、まだロックタイトは塗ってません。
シム等で調整後にまたキッチリ赤タイトで固定してやんべと思っております。

これでマグネットローター割れから解放されるといいなあ・・・

わけわかんないですか?
ええ、それでいいと思います!
マグネットローターを年に3回も割るようなヘボい使い方をしない限り、
こんな作業はまるで必要ありませんからどうぞご安心ください。
一生わからずに済むのが一番ですw


クランク周りに続きます。

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