さて。
最後にして最大の難関、塗装工程です。
まず第一回目はそこそこキレイに塗れた気がしたんですよ。
1ターンはプシュッと、色が付いたかついて無い位。
2ターンはすこし色が付いたかな?位
3ターンで全体に色をのせる
4ターンでおしまい。
いつだったか
「もとさんから直々にプロの塗装テクニックを授かりました!」 と、自慢していたTRさんに聞いた通りの手順を踏んで丁寧に塗りました。
お陰様で塗り上がりはなかなか上等でした。
なもんで早く焼き上がって仕上がった状態を見たくですね、
よせばいいのに半乾きくらいの状態で単車に付けてエンジン掛けて焼こうとしたんです。
今考えると「一体なぜそんな事を?」と我ながら疑問ですが、とにかくなんか焦っていたんでしょう。
塗装表面を触らないよう、筒の中に手ぇ突っ込んで・・・コブラのサイコガンを想像して頂けると助かります。
単車に付けようとしたら、サイコガン発射ですヨ。
マンガだとサイコガンから飛び出すのは弾なんですが、現実にはサイコガン自体が発射されまして。
キレイに塗れたはずのサイコガンが、モノの30分で埃と焦って触った私の指紋でベッタベタ。
凹みが出来なかったのは不幸中の幸いではありましたが・・・
その姿を写真に残せる程、私の器は大きくなかったようです。
で、仕切り直しの2回目。動揺してたんでしょうねえ・・・
いきなり1ターン目でたっぷり塗って、たっぷり垂らしました。
3度目の正直でどうにか塗り上がり、今度はじっくりとヒートガンで焼き入れました。
あ、一緒にこっちのヒートガード兼サイレンサーバンドカバーですが。
↓
こうなりました。
「つけるだけで三倍速くなる。」 部品も装着済み。
ステンのt1.5で抜いて、カバーに沿って丸め、真鍮のリベットでカシメてあります。
どうやらライバルも単車が仕上がった様です。
ハイグリップラジアル、ピレリのロッソコルサ新品。
オーリンズ倒立フォークに、ダイナより50キロ軽い車体。
果てしないバンク角を生むバックステップに、ブン回る4カムEG。
そこへもって一新したタンクカバーにより、かつてないほど上がった乗り手のテンション。
こうしてスペックを書き連ねて冷静に考えると正直なトコ
ライバルとか言うには申し訳無いほどの格の違いなんですが・・・
そこまでやっても、『オレの3倍速い』ってワケじゃあねえだろう!
これであのXRに、オレは間違いなく勝てます。
さて、装着したトコ見てもらいましょうね。
どーです?なかなかカッコいいでしょう!
オープンエンドは「なんちゃって」ですよ。クローズエンドの上にかぶせてあるだけです。
見ての通り、リアサスとキャブも換えてるんですが・・・そっちは後日別記事で。
サスは前のオーリンズと同じ、純正長さの340mm。
ディメンションに変更はありませんので、プリロード調整のみ行いました。
伸び側圧側とも、減衰はオーリンズの推奨値にしてあります。
一気にホイールもサーキット用に履き換えました。
公道も走れる最強タイヤの一つ、ロッソコルサに対抗するにはこれしかないでしょう。
バイアス最強、BT39です。
こないだクールブレイカーで富士ショートサーキットを3本走っただけ。まだバリ山ですヨ。
真っ黒いホイールも締まった感じがして良いです。
トリムのマットブラックのラップフィルムは一旦はがしました。
全体の感じからこの部分はメタリックブラックの方が合いそうかな?と思って。
明日、時間が取れれば貼り直すつもりですが、こう見ると純正メッキも悪くないですね。
色々と苦労し、また変更も多々あったエキパイ~サイレンサーまでのマフラー加工でしたが、
終わってみればなかなか満足のいくモノになりました。
まだキャブのセッティングが詰め切れてませんが、試走した感じはなかなかいいですよ。
明日そこらはどうにかします。
なんせ決戦は2日後(もう明日って事になるwww)25日です。
これで都合4度目の川中島、目一杯走ってきます。
今回から動画にもチャレンジしてみます、実は用意はしてあるんですよ。
一度もXRを映さずに終われたらいいなあ・・・(笑)