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HTCCヘッドの掃除&ピストン決定  (内燃機屋さんへ発送前)

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今回は内燃機屋さんにお願いすることが多いんです。
ガイドはオーバーサイズで全て交換、シートも全て交換、シートカット、バルブ研磨・・・
これで後は面研でもお願いしちゃったら、ヘッドほぼフルコースです。
 
イメージ 1
 
うわ・・・きったねえなあ・・・
焼けたオイとカーボンまみれのヘッドをこのまんま送るわけにはいきませんので、
バラしておいたヘッドを洗浄します。
 
 
 
イメージ 2
 
バルブを抜いて、ポートの出口に目張りして、塗装剥がし液を筆塗りします。
塗装部分にタレちゃったら最後、あっという間にリンクル塗装なんか持ってかれちゃいますからね。
 
 
 
イメージ 3
塗った瞬間から、目が痛くなるほどの臭気が漂います(笑)
 
ワコーズのガスケットリムーバーとかも強力ですが、あれはスプレー式なもんで。
余計な部分に飛び散ってリンクル剥がれちゃうのを嫌って、私はいつもこれを使ってます。
どこのオートバックスでも1000円位で売ってます。
専用のガスケットリムーバーと遜色なく使えますよ。
 
 
イメージ 4
 
塗ってカーボンがブヨっとしたらヘラかなんかで剥がして、水洗いして。
それを2回もやりゃ、焼けオイルとカーボンででドロッドロのヘッドもこんくれえにはなります。
 
プラグはマスキングが面倒なんで入れっぱなしで作業してます。
 
以前、ここの目張りを忘れまして。
さあ終わった、とひっくり返してみたら・・・あんれまー!
表面のプラグ周りの塗装がブヨブヨになってもうた!という事がありました。
 
目張りとかマスキングとか、
何でもそうですが前準備に手を抜いちゃヤバイです。気をつけましょうね(笑)
 
 
んじゃ、また燃焼室でも磨きましょうか。
一遍磨いてますんで、今度はそんなに時間かかりませんよ。
 
 
イメージ 5
 
燃焼室を磨く一番のメリットは掃除しやすいって事なんじゃないか?
そう思うほどに剥離剤で落ち切らなかったカーボンを取るのは楽勝でした。
 
ガイドは交換しますんで、この時点で抜いちゃいました。
 
続いてエキゾーストポートだけ磨いときます。
インテーク側はそのままです。
 
 
イメージ 6
はい終了。
 
今回シートも交換しますので、シート面に傷をつけないように・・・とかの心配はまるっきりなし。
ギュンギュンとエアリューターと白棒使って磨けました。楽ですねえ。
磨き中毒患者の森山さんに研磨を頼むまでもなく、ソッコーで終わりました(笑)
 
シートカットが上がってきたら、バルブ嵌めて容積を測った上で
ビシッとFR揃えて最終的に仕上げようと思います。
 
 
 
 
イメージ 7
 
さて、ピストンについては色々悩みました。
 
 
ほとんどローコンプで組むつもりで書いた前回の記事ですが、その後色々と揺れまして。
 
やっぱあの突き抜けた加速のハイコンプが気持ちが良いとか、
 
いっそ段階省いてS&Sの106ストローカー用のピストン買っちまえとか、
 
どうせハイコンプにするんだろうからボーリング代の無駄じゃねえかとか、
 
なんならニカジルメッキのアルミシリンダー組んじまおうか、
 
ケース割るならミーリングして4ボア110、もしくはそれ以上にしちゃおうかとか。
 
うーん・・・・・・・・・・・・・・・
考えた結果、今回はこのサンダンスのローコンプピストンで組んでみようと決めました。
 
またハイコンプで組んだら最後、この先ローコンプにする機会も無くなるでしょうし。
今のシリンダーボアが約98.5mmですから。それを100mmにすれば1.5mmアップで済みますし。
(取りしろが増えるほどにボーリング加工費はかさむ)
 
「ダメならダメで結構!気に入ればそれはそれでよし!」
 
自分で組んで乗って走ってみなきゃなんもわかりませんから。
気に入るトコも気に入らないトコもあるとは思いますが、らしくないと言われようともとにかく一回試します!
 
 
そんなわけで注文書も書いて梱包も済ませましたので、明日内燃機屋さんに発送します。
1、2週で上がってくるかな?楽しみです。

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