2ヶ月半ぶりのブログです。
もう2月も半ばに差し掛かるこの時期に今更明けましておめでとうございますってのも変ですが。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
そこそこ元気に過ごしておりました。
仕事が忙しかったのもありますが、ここへきてSNS疲れって言うんですか?
ブログやらFBやらインスタやら、なんか面倒だなと思ったり思わなかったり・・・
でもそのままなんも記録せずにすっぽらかしとくと、オレ一体何してた?ってわかならくなっちゃうんですね。
自分大好きみたいでなんかちょっと恥ずかしいんですけど、たまに昔のブログ記事見て、面白くってそのまま読み込んじゃうことあるんです。
こんなことやってたっけとか、こんなこと考えてたんだーとか、バッカだなあとか。
後で見返すとすげえ面白いんですヨ。たった数年前の話でも。
ブログやってもう7年経つんですが、これって継続していることが値打ちなんだなあって今になってしみじみと感じます。
だもんで、これからも続けていくことにします。
さて、12月のこと。
内燃機屋さんからボーリングに出していたケース、
それとバルブガイドを入れ替え&シートカットを終えたヘッドがもどって参りました。
判りにくいかもですがこれはケース上部、Vバンクの一番狭い部分をボアから覗いた画です。
センターボルトのスレッド側面が見えます。
スクリーミンのマニュアル通りの寸法で指定して加工してもらってこうなります。
マニュアルにも記載がありましたがギリギリまで掘るんですね。
どうせなんでピストンもリングもなにもかも一緒に洗ってしまいましょう。
リングの向きはドット面が上、と。
ちなみにですね、CVO110用のシリンダー&ピストンは2セット用意しております。
ええもう。壊す気マンマンですからw
当然中古ですが両方とも程度がいいので大変助かります。
シリンダーの中だけじゃなく、外側もキレイなんです。
CVO乗るような方は単車の扱いも丁寧なんでしょう。
先ずは洗浄剤が熱くて強力なうちにヘッドとピストンから。
モノタロウで買った安めの洗浄剤ですがなかなかのパワーです。
漬け込み後、刷毛でスリスリしてるだけである程度カーボンが浮いてきます。
んでパカーンと割れたケース。
機械加工の切子が残ってますからしつっこくエアブローして洗浄、またエアブローして洗浄、
これを繰り返してピカッとさせます。
はい、キレーになりました。気持ちいいですね。
シリンダーも洗浄して、内壁にはウルトラスリックを塗ったくってありますよ。
ヘッドやらピストンやらの詳細はまた次の機会ということにしてケースの加工の方を。
これが上の方にあった写真の部分です。
三角地帯にギリッギリですね。
ケースボアを単純に拡げただけじゃダメなんです。
ここをさらに追加工しなきゃいけないんです。
この段取りは自分でやってみたかったのであえて内燃機屋さんには頼まないでおきました。
何事も経験ですから。出来そうなことはやってみたいんですヨ。
これはスクリーミンのインストールマニュアルの手順とは異なります。なもんで参考程度に。
元々のネジ穴をガイドにして指定の深さまで下穴を掘ります。
なんせケースボーリングでネジ山削っちゃってるわけですから強度が足りません。
なもんでネジ穴を延長しなきゃいけないワケなんです。
そのためにノーマルのケースボルトよりも長く、しかもOリングでシールされたボルトを使う必要があるんです。
純正番号で取れます。入手済みです。
ここはメーカーにより違いがありまして。
スクリーミンではネジ穴延長ですが、S&Sだとケース貫通&シールワッシャー用のザグリ加工になります。
レボリューションのモンスターボアKITの場合だとプラグでフタするだけ・・・だったような気がします。
ついでに言うと各社ケース側ボーリングする径も深さも全部違います。
さらにS&Sはフライスによるミーリング加工じゃなく、専用カッターで1発加工推奨です。合理的ですねえ。
ええ、そんな部品持ってないけど知ってるんです。
私そういうインストールマニュアル読むのが大好きでして。
メーカーのHP行けば大概マニュアルがダウンロードできますからね。便利な世の中です。
そういったマニュアルにはちょいちょい勉強になる豆知識が書いてあったりするんです。楽しいですよw
もっとも今はボルトオンで100もしくは110に出来るKIT(ボア4.00in)が発売されてますから。
ケースボーリングの出番も少ないとは思うんですけどね。
私の場合は
まだちょっとあの薄ーいシリンダーに馴染めないのと、
もし痛めちゃったらシリンダーボーリング不可能=セット交換と言うリスクを回避したかったのと、
手持ち在庫で110シリンダーセットを持っていたということと、
なによりケースを割らざるを得なかったという状況から、んじゃケースボーリング!という運びになっております。
下穴を開けたらこれまた指定の深さまでタップを切ってネジ穴を延長します。
マスキングテープが貼ってあるのがその目印です。
最後にボルトの入りシロを径を拡大してつくってやったら終了。
はい出来上がり。こんな感じ。
紙のように薄くなってしまった部分は切ってしまいます。
あとでケースに入ったら面倒ですからね。
マニュアルにはさらにもうちょっと大きく逃がし加工をするように書いてありましたが・・・
私は特にそこまでやる必要を感じませんでしたのでこれで終わらせます。
後々この部分をおっ欠いてダメージ追ったりしてたらバカな奴だと指差して笑ってやってください。
再び切子をねちっこくエアブローして今度こそケース加工終了です。
養生してしまっておきます。
次はクランクの芯出しです。