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2017クラブマンロードレース MAX10 第3戦 初めての10秒切り

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シバラクです。

これはレース前日の夜。
ゼッケンを着けチェーンを洗って注油し、ワイヤリングの確認。

さらに予報が雨だったので急遽、OH中につき出場できないブライトさんからレインタイヤ借りてきました。
これで万が一、雨が降ったとしてもどうにか対応は出来るかと思うんです。

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仕事を終えて単車を積み、各種レースグッズを積み込み帰宅。
一旦寝てから朝の6:00に筑波サーキットに到着しました。

今回はHotMotoGPメンバー身内から初出場者がいるんですよ。
山形Stashのシャンプー屋さん、そしてピットクルーとして同じくStashのマツさん。
マツさんが来るとは聞いてなかったんでビックリしましたヨ。


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マツさんはこういったレースのピットクルーは勿論、観戦も初めてらしいんです。
しかしさすが仕事の出来る男は違います。
クルーをキチッとこなすだけではなく、私らの走行の動画や写真も一杯撮ってもらいました。
そんなわけで次回からフル参戦でお願いしますw

観戦の方では・・・
「あの出場してる人らってどういう経緯で乗ろうってことになったんだろねえ?」
はじめて見るサイドカーがズドンとハマったようです(笑)

サイドカーに始まり、ハーレー旧車、スポーツスター、ビッグツイン(現状2台のみw)、ユーロ旧車、
国産旧車、国産SS、外車SS、80年代空冷4発・・・等々
これらのレースが一日で全部観戦できるってのはですね、
このMCFAJのクラブマンロードレースくらいしかないと思うんです。

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しかもこの日はガチ色の濃い、600ccクラスのピレリカップも開催されてました。
シリーズ戦のチャンプは翌年のWSS(世界スーパースポーツ)に出場できるという・・・すげえ。
んで目の前で見ました。もうブッたまげる速さです。

私が普段乗ってるのがハーレーで、あちら様が乗ってるのが国産SSだから速くて当たり前とか
そういうマシンが違うなんて問題じゃないんです。
完全にアクセルの開け方が違うんです。
コース壁に突っ込んで死ぬ気か?ってくらい開けてます。そういう音出してます。
単車入れ替えても絶対に同じ真似は出来ないと断言できます。

エバさんとセンセイと一緒に1ヘア横から見てたんですが、通り過ぎた後3人で顔見合わせてましたもん。
彼らのヘアピン前の開けっぷりと、私らが富士の直線での開けっぷりが同じくらいじゃないでしょうか?
「わははは。なんだありゃあ」 笑いますよマジで。

レース開始から18分でもう18周。トップグループは要するに1分を完全に切ってます。
私は1分10秒を切ろうと頑張っているコースをです。
「・・・あれじゃあエントリーフィーの元とれていいなあ」 つまんねえ冗談しか言えませぬ。

残念ながら夏しか同時開催はしないみたいなんですが、もし来年もやるならこれは観たのがいいですよ。
ダイナのレースなんてうっちゃいといていいですからw 
コレは観る価値があります!本物の狂気を間近で体験できます。
いいもの見せてもらいました。


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さて、本題に戻りましょうか。
身内の出場は
#13 DSKさん XR1200 チームDS
#31 シャンプー屋さん XR1200 チームDS 
シャンプー屋さん、チーム名にStash入れりゃいいのに。
ちなみにゼッケンはDSKさんの番号を逆にしたらしいですw

この二人は4カムですのでCSSC(クラブマンスポーツスターカップ)に出場します。



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そして #10 FXDXT 工場長 整備部増締課 

ビッグツインはMAX10に出場です。

出場に当たっては前回富士のレースで破損したサイレンサーを巻き直してやってまいりました。
そしてさらにここで新兵器投入。

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リョー君から以前分けてもらったプラグです。
今期前半のちょっとした噂のパーツですね。

一粒でシャキっとするのはフリスク。
電極が飛び出していない、このプラグはブリスクです。

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いやちょうどプラグが換え時だったもので。
私いつもはチャンピオンのプラグを使ってるんですが、ここでぶっつけいってみんべかと。
リョー君によると感触は悪くないとのコト。
私にプラグの違いがわかるのかどうかはおいといても、市販の新品プラグが悪いワケありませぬ。

大分白っちゃけてましたので丁度よかったです。頼むよ!


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んじゃ暖気行きますか。久しぶりだけど相変わらず重い単車だなあ・・・
ピットの一番はじっこからはじっこまで。毎度毎度お世話になっております!

心配していた天気はどうにか持ちそうで。
曇りで暑くもありませんのでそれだけが救いです。


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「お?始動はいいんじゃないですか。」
そうね、言われてみたらそんな気がするよ。

今日のダイナメイトクルーはおなじみ、身内では「完璧クルー」と呼ばれるくろななさん。
クッソ重いダイナを取り回し、タイムスケジュールの管理をしつつ他の単車の面倒まで見てくれます。

そしていつもはブライトさんに付いているバルコムメカのIさん。
なにしろプロフェッショナルです。言うことありません。

完璧クルーとプロフェッショナル、贅沢かつ素晴らしい布陣であります。
これで10秒切れなきゃ完全にオレのせいです。


いつだったかの公言どおり、今回10秒を切ろうが切れまいが次のレースはクラスアップして
MAX7で出場することに決めているんです。競いたい相手がいるからです。



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#34 アダチさん Ducati750F1

コンパクトで軽量なパンタを長身を活かして自在に操り、
リッタークラスの空水冷ドカと互角に張り合います。

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#7 ウスイさん Ducati1000DS

言わずと知れたMAX10のボス。私の大好きなイカす大人です。
今年から変更した新しいファイティングマシーンにも慣れ、練習では7秒台も出ているとか。
中古のタイヤまで頂きまして・・・いつもお世話になっております!


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#77 JOYRIDEニシダさん FXR

80cu自主規制をとっぱらい、100cuのスクエアエンジンにスープアップしてからというもの
破竹の勢いでタイムを叩き出し続けるニシダさんのFXR。
普通、大きく仕様の変更をすると慣れるまでダメってのがパターンだと思うんですが
そういった常識はこの人にまったく通用しません。
結果から先言っちゃいますけどね、この日MAX7空冷のアタマとりまして。
しかも7秒切りのオマケつき!
次からはMAX4にクラスアップですわ・・・オリャ疲れっちまうなあもうw

んで隣の#77のショベルはAVCCでも優勝。
同日に2クラスのアタマです。まるでボー・ジャクソン(※)です。

(※アメフトのNFLと野球のMLBで同時に活躍。両方でオールスターに選出された唯一の選手)

・・・分かりにくいかw とにかくすげえことです。


この格上3台と一緒にレースしたいんです。
成り行き上ニシダさんに関してはかないませんでしたがw まあお互いに頑張って追いつけばいいんです。

雨ならどうしようもないと諦めてたでしょうけど、降る気配は無いし。
そうなりゃ今日の目標はとにかく10秒切る。それだけ!


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おはよーございます!
Bパドックからわざわざ寄ってもらいました。マックさんとニホさん。

なに?ニシダさんのショベルに細工を?
任しときなさい。あとでFXRと一緒にカソリンタンクにコーラ注ぎこんでやっから(会話はフィクションです)

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あれ?そろそろ出番か?

背中向けてますがマツさん同様、ユーイチロー君もピットクルーデビューです。
そーいや教授もクルーは始めてじゃねえかな。
でも筑波TTでクマさんのお手伝いしてますので慣れたモンです。

ユーイチロー君はちょっとまだ段取りが読めずに戸惑っている感じでしたが、次はもう大丈夫でしょう!
ここだけの話ですが・・・次戦は身内からの出場者が増えそうなんですよ。
いや、本人言うまで私の口からは言えませんけどねw

そんなわけでピットクルーは何人居たって困りません。
大体レースってこんな流れなんだってのを感じてもらえたら今日のところは十分です。
そしたら次からは動けるようになると思うんです。


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さーて、いこかいー!

テキパキとスタンドを掛けてあっという間にウォーマーをセットしてくれる頼もしい2人。
私も身体ほぐしとかないといけません。

少し体操してからとりあえずスタンド掛けたままポジション確認に単車に跨り、
ステップに右足乗っけたその瞬間、事件は起こりました。

「ビーン。」   

何?この音?
ちょっと待って!  イタタタ!!!!

攣った!攣った!足攣った!いってー!いってー!マジで痛てえ!あんだってんだよ!


くろなな& Iさん 『ココへ来てそれって・・・ホントかよオメー。ヤル気あんの?』 
二人の冷たい視線を浴びつつ、慌てて単車から転がり落ちてストレッチをやり直します。

ゴメンゴメン、なんだベなマジで。もう大丈夫!・・・だと思う。

笛が吹かれてピットロードへ入り、今度は注意深く跨りました。
そして右足を下ろし、今度は左のシフトの具合を確かめようと
左のステップへ足をかけた瞬間、またしても事件は起こりました。


「ビーン。」   

まさか?この音は?
ちょっと待って!  イタタタ!!!!

攣った!攣った!足攣った!いってー!いってー!マジで痛てえ!あんだってんだよ!

くろなな& Iさん  『今度は左ってか・・・10秒切れなかった場合の言い訳作りか?』
またしても二人の冷たい視線を浴びます。

今度は左足攣りました。しかしもうエンジンスタートの合図掛かってます。
もう降りてストレッチやり直している時間はありませぬ。

仕方ねえ、このまま行くわ。
微妙にハム伸ばしながら走ればインラップの間には直るべ。
いや、直さなきゃならん!

そんな非常事態からの予選動画です。



インラップのバックストレートで足が治ったのを確認。
そして前に居たシマさんに引っ張ってもらいつつ走行した結果・・・

チェッカー後の1コーナー出口からS時にかけて電光掲示板が見えるんです。
一番上に ゼッケン10 でもってすぐ上に表示されているタイムは 1’09.765

「いよーし!」 

あとでロガー確認したら6周した内の5周目、チェッカーの前の周のようです。
足が攣った状態の2周目までは13秒、その後治ったか痛み忘れたかで11、11、10ときて9、最後は10。



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よかよか。よくがんばったぞダイナ君!ありがとう!
ひとまず今日の目標は達成だ!

一時はどうなることかと思いましたがホッとしましたw




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マツさんが撮ってくれた連続写真。多分この時はもう攣ってないです。



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これはモリさんに頂いた写真。
なぜだか知りませんが私、コース行くといつも目が笑ってるんですよねw


気をよくしたまま 続く

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