まあ私には無い発想ですし、見えない景色です。
んだんだ。
今回、全ての写真はDSKさんの友達のプロカメラマン撮影のものです。
皆でお金出し合って出張してもらったんですよ。
なんだかんだ自分と自分の単車を愛する私達はそういう部分にお金をかけますw
パパラッチみたいなゴツいカメラと、バズーカのような長いレンズ。
こんな遠くから撮影してたんですねえ・・・すっげー!
1コーナー、師弟対決。
MotoGPはじめ、レーサーっていうとまあセパハンですね。
OHV最強、XB12Rはハナからセパハン。
筑波3秒の最速ハーレー、九州のカズミさんの1200Sもセパハン。
身内でもDSKさん、ブライトさん、シャンプー屋さんもセパハンです。
じゃあ一体セパハンの何がいいか?
第一に直線で伏せやすいというのがメリットのようです。
前方投影面積が小さいほうがスピードが出るのは誰が考えてもわかります。
それと同じくらい・・・というか私達レベルにとってはこっちかな?という気がするのは
・単車をそこらに置いとくだけでも、見た目のヤル気ポジションが素敵
・写真撮ったときのライディングフォームが断然カッコイイ
そこら気にしながら見てみてください。
「インの縁石に膝擦るくらいコースを広く使って下さい」
ゲストで来ていた15年ST600チャンピオン(溝付きタイヤ最高峰クラス)の横江選手も言ってました。
さすがタイムも近く張り合う2名、サマになってます。
ここ下ってて結構ブレーキ怖いんですよ。
すこし上りながら4コーナーへ。
この後の4コーナーが一番単車が寝るコーナーだと思います。
CB1000Rはストリートファイターの流れを汲む、若干広めで低めなバーハンドルです
エビスの時には 「右はそこそこですけど左はちょっと苦手です」 と言っていたんですが
ここんとこ左も素敵になってきました。
センセイのXRは広めのドラッグバーですので、
このスタイルがバーハンの一番低いポジションということになりますね。
ちなみにセンセイの走ってる最中のメットの中の目は・・・普段と違ってとても怖いんですw
同じコーナーのセパハン2人組。
やっぱ「塊り」感がすごいです。
ハイレベルな争いですので緊張感があります。素敵です。
私のはセンセイよりちょっとだけ高いいわゆるコンチタイプ、
ハーレーのハンドルで言うと1200S純正とか、社外だとスーパーバーとか呼ばれるタイプですね。
先の2台に比べると前方投影面積の広さはあきらかです。
ダイナがデカいのもあるんですけどねw
なんだか速い人はみんなセパハンですけど、セパハンってねえ・・・おっかないんですよ。
伏せるのに便利だし、フロントに荷重かけやすいだろうし、攻め攻めでカッコいいのはわかるんですけどね。
その分地面に近いじゃないですか?おっかないですよ!
またがってグリップ握るだけで うわ・・・ って思いますもん。
あんな低い位置に頭があるのに、どーやってブレーキングの恐怖に耐えてんだろうと。
ブライトさんには事あるごとに
「いいからオレのセパハンXRに乗って!ダイナの100倍乗りやすいですから!」と言われるんですが
毎回私の答えは決まってます。
『いや・・・勘弁してくれ、セパハンおっかねえからやめとくわ。』
いっぺんスポとか乗っちゃったら、バカバカしくってダイナになんか戻ってこれなくなるんじゃねえか?
そんな心配が裏に潜んでるってのもありますけどね(笑)
普段はほぼビーチバー状態のソフテイル
ファットボーイですからフットボードにかかとのっけて、そっくりかえって乗ってるエバさん。
ソフテイルの半分近い軽さの、まるで慣れてないセパハンで
国際規格のサーキットコースを走るってのは相当おっかなかったと思いますよ。
自分だけでもそんな生まれたての小鹿の様な状態なのにもかかわらず、
周りはサーキットスピードで右から左からビュンビュン行きますからね。
なにしろ今回の走行会はビギナーベテラン入り乱れでクラス分けなかったんですから。
思えばエラく厳しい環境でのサーキットデビューということになります。
本来はチャレサやMTKやNAPSみたいなクラス分けアリでミニコース行って、それからってのが順番です。
今思えばですけどね。申し込み当初はエバさんも私らもノリノリでしたからw
ここまできたら諦めてさ、真っ直ぐだけはアケてこうぜ! ほら、こんくれえ手首返してカチっとヨ!
・・・まったく無責任な奴が居るモンです(笑)
走行の間、あーでもないこーでもないとダベる。これがまた面白いんですよ。一人完全に落ちてますけどねwでもってまたコースに出る、と。途中何度か赤旗等あったものの、特別大きなトラブルも無く身内無転倒のままあっという間に4本の走行が終了しました。こういうのは富士のブルスカ以来かなあ?走行後に皆で単車並べて写真撮るのが恒例になって来ました。いい習慣だと思ってます。さて、結果発表。2位になんと4秒差、ブッチギリの1位は予想通りのDSKさん。1'51.403言っておきますがDSKさんは今回ホスト役に徹しており、ガチ走りじゃありませぬ。それでも余裕のこのタイム。もう好きにしてください状態ですwんで、2位はやったぜ工場長! 1’55.361しかしコレにはワケがございます・・・最後の走行枠でゲストの横江選手にお願いして前で引いてもらったんですヨ。サーキットではある程度ずうずうしい人間の方が得をしますwST600チャンピオンの走りってのはすごいもんです。単車はヤマハの600ネイキッド?でしたが、全部のコーナーの侵入でリアが浮くくらいブレるんです。ミラーでこっちのペース見ながら合わせてくれながらの話ですからね・・・ありがとうございます!お陰で前回よか3秒上がりました!お礼を言いに行った際に、いつもの御利益写真をお願いしました。普段は仙台のモトテックというバイクショップの店長だそうです。ちなみに、横江選手のST600でのタイムは1分31秒くらい、1000だと1分28秒くらいだそうです。・・・完全に異次元です。想像を超える世界ですw3位はシャンプー屋さん 1’56.717シャンプー屋さんは3本目で横江選手に引いてもらい、その上後ろからフォームをチェックしてもらったりじっくりとレクチャーを受けたようで。なんだそりゃ!そんなんアリか!超羨ましいやんけ!私、それを横で聞いててたまらず 「すんません!あの10番のハーレーです!次お願いします!」と頼み込んだという次第でして・・・ある意味勝因を作ってくれたシャンプー屋さんには感謝ですw4位はウニさん 1’57.159不本意なタイムというより、上にハーレー3台というのが納得いかない・・・そんな悔しさの滲み出るバウニスタ。ホラ、オレらこないだ走ったばっかスから。今回だけはXB越えの名誉を頂きます!5位 バシ君 1’59.857目標にしていた2分切りを最後の最後で達成し、ご満悦のバシ君。ハルカワさんのBSステッカーのおまじないが効きまくったようです。3人乗りのキャラバン(後部座席なし)ならダイナとXB、またはダイナとCB1000Rは楽勝です。ダイナ2台は・・・キツイかな?いけるかな?あ、そっちの話じゃないんですwバシ君のタイヤはBSのRS10Rなんですが、タイヤの溶け具合がハンパじゃありません。ダイナのレーステックK2の方がおとなしいくらいです。どーしてだ?ダイナのがずっと重いぜ。バシ君のがタイヤ使い切ってるって話なのか?なんか速い人みたいなタイヤだなあ・・・プロダクションタイヤみてえな溶け方してんじゃねえかよ。そう言ったらバシ君はさらにご満悦の様子でした。あんま褒めるとまた調子に乗りすぎてやらかしそうなんで、ここらでやめておきますw6位 くろななさん 2’01.455まだ本調子ではない様子のくろななさん。まあ焦ることないわ。サーキット遊びは続くんだし、じっくりいこーぜ。7位 センセイ 2’01.920くろななさんと同じく、最後の最後でベスト出してます。これが意味するものは、もっと走ればもっとタイムあがるってことです。トランポもあることだし、そろそろタイヤのグレードアップの時期なんじゃないの?今はBSのRS10だろ・・・バシ君と同じRS10Rかな?教授と同じSPにしちゃう?それともK3?いっそ段階超えてプロダクションって手もあるんじゃないの?タイヤに頼りすぎるとどーのこーのという話はたまに聞きますが、私に言わせたらそんなの関係ありません。「遊ぶ時間と金を作るのも勝負のうち」がHotoMotoGP。タイムと、なにより安全がお金で買えるなら買ったほうがいいだべが。いいタイヤ履いて両方もらえるんならそれが良いに決まってんべ。これから寒くなるんでちょっと勿体無い気がしなくもないですが・・・トランポ買ったことですし、いいんじゃないかなあと思います、はい。8位 エバさん タイムは・・・「そんなのいいんです。ハイコレ工場長、タマちゃんにですよ!おつまみにしちゃダメですからね!」ありがとうございます。頂戴します、いつもすみません!で、オレも食っちゃダメかなあ・・・?「ダメです!」・・・はい。これは帰ってからの話ですが 「タマにだって」と、写真を見せながら渡しました。寝る直前でしたがえらくテンションを上げてしまい、お母ちゃんに怒られましたwどっちからだと思う?と聞いたら「エバさんに決まってるじゃん!ジョージはいつもふざけてるもん。」と、申しておりました。まずはお疲れシタ!無転倒で何より!こっから芋煮会会場まで山形道を経由して約1時間です。私にとってはそちらが今日のメイン、DS横の会場に向かってレッツゴーです。続く