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闘うダイナ FXDXT改造計画 その3 ホイール&フロント廻り仮組み

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さて、続いてメインのパーツ行きます。

イメージ 1

XR乗りで17インチ化している人間の内で装着率95%を誇る(工場長調べ・残り5%はマルケ等)
GLIDEの17-3.5Jグロスブラックです。

森山さんのサイレンサー製作に伴うトレードになります。
ありがとうございます、ありがとうございます!


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で、タイヤ組みます。
ええ。新品ホイールに手組みしますがそれが何か?

キズのことなら心配無用です。
タイヤが粗大ゴミで出せていた10年位前まで、私はタイヤ交換は自分でやってたんです。
リサイクル関係の法令や自治体のゴミ回収のルール変更等が無ければずっとやってたと思います。

一発目にやったトキ・・・確かチューブ破いたっけw
ホイールもキズはつけるわリムは曲げるわで大騒ぎでしたが、やってるうちに慣れました。

幸か不幸かチャリンコのタイヤ交換の前に、ビードもサイドウォールもメチャメチャに堅くて丈夫な
ハーレー用のタイヤでタイヤ交換を覚えたんです。
だもんでサイドウォールの柔らかいラジアルなら楽勝です。

実際、既にリアで試してみました。
以前muuさんの動画見てデスクマットをカットしたものがとんでもなく使えることも知りました。
ビードクリームは行方不明ですが、石鹸水で代用します。
レバーはトネが2本、KTCっぽい無印が1本。 さあやるぞ!


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楽勝とかデカイこと言った割にはそれなりに汗かきますね・・・w

小さめのシャコ万をビードヘルパーにして、ウニさんからもらったα13を嵌めます。

レバーは2本あれば十分です。
常磐の上でやってたんで乗っかれませんでしたが、
乗っかって丁寧にビードをリムの深いトコに落とし込めばビードヘルパーな別に必要ないハズです。
久しぶりだったモンでちょっと要領を忘れてましたw


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タイヤ嵌めるのは昼休みで終わりましたが、軽点をバルブに合わせるのに時間食いました。

・・・軽点を知らない?

サイドウォールにある黄色い丸印です。
タイヤの一番軽い部分ってことらしいです。
だからホイールで一番重い点、つまりバルブの取り付け部分にあわせるわけですヨ。
でも、あんま意味ないって噂ですね。 まあ、お約束と言うかタシナミです。

イメージ 5

そしたら自作のバランサースタンド。
腐りかかったアルミの角パイプの端材でこさえました。高さは400mmあれば十分です。
ベアリングは1個60円のを4つ、シャフトと円錐のパーツはストレートで買った奴です。

昔はジャッキアップして単車にくっつけてやってましたが、
板金屋になった今はこんくらいこしらえてもいいでしょう。


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10gでバランス取れました。

ちなみにやり方ですが・・・
①任意の点でタイヤを静止させてみる。
②バランスが取れていない場合、手を離すと一番重い位置が真下になりますね。
③そしたらその対角線上に重りをマスキングテープとかで貼る
そしたらまた①に戻って、ホイールが動かなくなるまで繰り返す・・・という手順です。

個人レベルで出来るのはこのスタティックバランス(静止状態)ってやり方です。

バランス取りなんか意味ねーよって人も居ます。
公道で出せるスピードでは本当に意味が無いのかもしれません。
ハーレーは重いし、構造上からも実際に真っ直ぐ走りやすい単車です。

でも走ってみて・・・もしもウォブルが発生したりした場合、そん時になって
「もしかしたらホイールバランスが・・・?」とか考えるのってイヤじゃないですか。

後々の心配事を減らすためにも、原因の切り分けをしやすくするためにも
各時点で出来ることはやっておいたのがいいべ! と、いうのが私の考えです。

なもんで仮組み終わってローターつけたらまたバランスとってみます。

あ、専門のタイヤ屋さんはこんなんじゃなく
アクティブバランスを計測できる機械で一発で終わらせてくれます。
グルグルーって回してやると、貼り付けるウエイトが数値で出て、貼付位置でピタッと止まるんです。
こんなん見たからって知ったかこいてですね、
「バランサースタンドはどーした!」 とかお店で騒ぐと恥かきますよ(笑)



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さてと!
いよいよ慣れ親しんだ19インチバイアスを一旦お休みするトキが近づいて参りました。

フロントをジャッキアップしてまるごとおっぱずしに掛かります。

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向こうで横たわるチタンコートインナー39mmアジャスタブルフォーク。
そして伝統のナロートリプル。

このナロートリプルはサイレンサー製作⇔GLIDEホイールのお釣りとして、
ステムシャフトを差し替えた後に森山さんトコに行くことが決定しております。
塗装が剥げてきてますんで再塗装してもらったのがいいスね。

森山さん、そんなわけでいつでも引き取りOKです。塗料は剥離剤で簡単に剥がれると思います。
このシャフトはダイナの奴なんで近いうちに抜いておきます。
あ、スポのステムシャフトも在庫ありますよ。


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そして新たに導入するステム。
フリースピリッツの削り出しです。アンダーがゴツくって素敵です。
オヤビンさんが使ってたものをブライトさんが譲り受け、
さらにそのお下がりで今回私のトコに来ました。

今もフリースピリッツのラインナップにこのステムはありますが、ちょっと形状が変わっております。
このステムは初期型のタイプだそうです。

オフセットはXR純正より少なくなってます。




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ステムシャフトは痛んでいたため、ビューエラーにはおなじみの
DAZムーブメントさんでシャフトを取り寄せてもらいました。
大変スピーディーに対応していただき助かりました!

ところが間抜けな事に・・・私が現行の部品番号で注文してしまったため、
シャフトは延長加工することに。なんとかなってよかったですw


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ステムベアリングの純正グリスを切らしてしまいました。
ガッツクロームで買ってたんですが長いこと欠品しているみたいです。

しかたがないんで今回はオメガの57番を使ってみることに。
エラくちょう度もあって長持ちしそうです。

ベアリングパッカーは使わず、久しぶり手の平でグリス詰めました。
高いグリスなんで無駄にならないように一生懸命やりましたよ。


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特に問題もなく組んでいましたが、ただ1点だけ問題が。

分かりづらいんですが・・・XRには補強付きのキャリパーサポートが使えませんでした。
補強のリブの部分がフォーク側のブラケットに干渉してしまうんです。

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左が今まで使っていたもの、右がXRのBPFフォークで使用するものです。
赤丸の補強部分が無い、ミスミのフラットなサポートで組むことになりました。




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というわけで、いきなり仮組み完了です。

このアングルだとやたら前足長い感じですね・・・


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これならどーだ?

・・・まだなんか変か。


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仮でフェンダーつければちょっとはマシかw

まあ、リアの方まだなんもやってないですからね、これからです。

最初の写真の状態見たときはですね「・・・モタード風に作るのもいいか?」とか思いました。
そういうスタイルも好きなんですよ。
むしろ普通の17インチなスタイルよかいいかと思うんです。

でもそんなことやってるとまた完成が伸びてしまいますから。
まずは通常の17インチ化の線で行こうと思います。



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ライトのステーやらもこれから製作なんですが、なんとなくの形は見えた気がします。

フォークのエア抜き、もう一度バラして各部調整のあとで本組み。
そうしたらまた計測して図面書いてリアの検討。
スイングアーム周りの加工と溶接を終わらせて、仕上げて塗装。
改めて計測してディメンション微調整。

文書に書くと面倒っぽい感じですが、順番にクリアしていけば案外スムーズにいくんじゃないかと。
そんな風に考えております。

以上駆け足でしたが現状こんな感じです。




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