これもやっつけちゃうぞ!
もと君から預かった元ネタ不明の謎のFフェンダーです。
なんでもステーが短くて装着が出来ないとかなんとか。
なもんでこんな形のものをレーザーで抜いて仮組み・・・
なかなかいい感じなんでない?
スポやダイナのナローフォーク用のフェンダーったらですね、
21インチのタイヤを入れても当たらないように作ってありますから。
19インチのタイヤだと隙間が大きくてなんだか間抜けです。
その点、この謎のフェンダーはいいですね。
ちゃんと19インチサイズのタイヤのRにあわせて作られているようです。
そしたらこの金具溶接しちゃいましょう。
なんか一杯穴が空いてますんで溶接ついでに埋めます!
せっせ、せっせ・・・
んで仕上げて完成。
よし、文句ねーだろ!
そしたらダイナで具合を確かめます。
うん、いいね。
ピッタリとRが合っててとてもGOODだ。
やれっちゃあタイヤの溝に入った小石やゴミを掻き落とせるくらいに
ギリッギリのクリアランスで作れないことも無かったんですが、
まあこんくらいがイイトコでしょう。
それにしても具合がいいなコレ・・・
このまんまダイナにつけてえ位だわ(笑)
抱えているバックオーダーはこれでひと段落です。
fxd02さんのホイールはダイナのスイングアームと同時。
森山さんのサイレンサーは現車合わせが必要。
ブライトさんのケースは引き取り未定。
なもんで現時点で出来る奴はもう残っておりませぬ。
これでやっと!ダイナのほうに手をつけることが出来ます。
このカウル姿もしばらくの間お別れか・・・
本人にとっては感慨深いものもありますが、他人様にとってはどうでもいいことでしょう。
ええ、私の感慨をよそにさっきから駐車場の方でバタバタしてる人が居るんですよ。
そのどうでもいい他人様のウチの一人、くろななさんです。
本日は私のウイングロードのオイル交換のため、
オイル交換用具一式を持参してのお越しです。
ジャッキをメンバー?
よくわかりませんが車のフレームの丈夫なトコにかませて上げるそうです。
一杯道具を持ってきてくれたんで、今日はいつものCB1000Rじゃありません。
車です。
今見てもかっこいいよなあ・・・
学生~銀行員時代、まあ20台前半の頃には欲しくて溜まらなかったですね。
マツダRX-7、通称「FC」
フットボールクラブじゃないです、「エフシー」です。
お気づきかもですが、『くろなな』のハンドルネームはこっからきてます。
ちなみにブライトさんは白のFDです。
『しろなな』でよかったんじゃねーのか?と思うことしばしばです。
ん?これは・・・
しろやぎさんから おてがみ ついた
くろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
さっきの てがみの ごようじ なあに?
くろやぎさんから おてがみ ついた
しろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
さっきの てがみの ごようじ なあに?
確か『やぎさんゆうびん』って歌だよな・・・
いや、ただ思い浮かんだだけですw
ウマも掛けられ見慣れない姿勢になったウイングロード。
へー、車のオイル交換ってこーやってやるんだねえ・・・
白状しますと私、車の整備に関しては何一つやったことがありませぬ。
おっかなくてワイパーゴムも換えられないんですよ。
そーですね、出来ることといったら・・・ウォッシャー液の補充位です。
ああ、スタンドに行ったらタイヤに空気も入れられますよ。
私の身内のサーキット遊び仲間でグループこさえてLINEやってるんです。
その会話の途中でなんかオイルの話になって、
そんときに「車のオイルは2万キロ以上換えてない」って話したんです。
「ガラガラ変な音がする」「たまに信号待ちで止まる」なんて現状も説明したかな?
そしたら元4輪メカであるくろななさんが「ダメです!今すぐ換えないと!」ってなって。
「だってやりかたわかんねえもん」
「オイルも何使ってどんだけ入れたらいいのか知らない」
「オイルの量・・・それってどこで確認するの?」
呆れたくろななさんが道具持って来てくれたと、そういうワケです。はい。
ほとんど入ってないだろうと思ってましたがちゃんとありましたね・・・
抜いたオイルを確認するくろななさんです。
ほとんど入ってない上にスラッジでザリザリ状態を予想していたらしいですが、
思ったほど酷くはないようです。ホッとしました。
フィルターも換え、用意してもらったバルボリンの合成油を入れてもらいました。
エンジンをかけると・・・おお!すげー静かになってる!回り方もまるで違う!
やり方や必要な道具もちゃんと教えてもらいましたので
今後は自分でもやってみるつもりです。
現在走行距離11万キロちょっと。20万キロ目指してみましょーか。
くろななさん、ありがとう!
さてダイナ。
まずは外すものを外しましょうか。
純正のライト配線を切るかどうかで1時間悩んだ末に・・・結局切りました。
純正4Pカプラーを購入し取り外ししやすい位置でつなぎかえることにしました。
フェアリング取り付けの際にいちいちタンクを外し、
フレームから配線を引っ張り出すのがダルイからです。
デイトナで出てる奴を買ったんですが、ドイチェカプラーは相変わらず高いですねえ。
久しぶりのネックベアリングレースの交換です。
いつものJIMSのSSTを使います。
考えたらダイナの交換は初めてですね。
ソフテイルで何度もやってるんでSSTの段取りも手馴れたモンですよ。
それにしても気になるのはこのごっちゃりとした配線・・・
今まではフェアリングがボロ隠しになったんですが、
そいつを取り外すとなるとモロに見えますな。
追加のメーターを2つ、レーダーにETCに、しかもUSB端子出口2つ。
ボロ隠しに甘えて追加しまくった自分が悪いですw
ちょっと交通整理して、配線の長さもちゃんと検討しなきゃいけませんね。
取り外したベアリングレースです。
なんかベアリングの痕が見えますね。
しかし思ったよりも状態はひどくなかったです。
半年走ったスプリンガーのベアリングレースのほうがよほど疲れ果ててます。
ヘビー級の車体に細いフォーク。
大台は当然ながらサーキットも行きまくりました。
フォークがフルボトムするブレーキも何度も繰り返しましたよ。
でもこんなもんか?
レーステックのスプリングとゴールドバルブって効いてるんだなあ・・・
触って判るかわかんないかって程度の磨耗ですが、当然交換しますよ。
ココは基本取り外し=交換してます
こういう機会外すとほとんど触らない部分ですからね。
外したステム&トップブリッジ一式とベアリング。
まだ少しグリスは残ってましたがさすがに乾きつつありますね。
それでもこの状態まで持たしてるんですから、さすが純正のネックベアリンググリースです。
以前ここにはワコーズのハイマルチグリスを使ってましたが、ありゃイマイチでした。
柔らかすぎてしばらくすると溶けて染み出してきちゃうんですよ。
フォークオイル漏れたのか?ってくらいにベットベトになりましたもん。
もしかシール付のベアリングを使えばいいのかもですが・・・
やっぱここは純正のネックベアリンググリスがお気に入りです。
ご覧のとおり、FXDXTのステムとトップブリッジは特殊形状でして。
ただ単純にフェアリング外すだけではうまかないってのがお分かりいただけるかと思います。
そしたら方向を確認してレースを圧入して・・・
塗装済みのステムにシャフトも圧入。
ハンドルロックの切り欠き位置はキッチリ合わせてありますよ。
あ、このあともうイキナリですね、コキンとすっころがして早々に傷つけました。
折角キレイに塗れたのになあ・・・
雑な奴は何やっても結局ダメですねw
純正のネックベアリンググリスをグリスパッカーを使って
ベアリングにタコ詰めします。
この通りダイナに使う純正のネックベアリンググリスは白です。
他にベアリンググリスとしてよく見る青いのはホイールベアリンググリスです。
あの青いのはおそらくTIMKENのベアリンググリスかな?と思ってるんですけどね。
(純正番号 99855-89)
97年以降のソフテイルとダイナはこの白いネックベアリンググリスが指定です。
別に96以前と97年でそんなに車重も変わったって聞かないけど・・・なぜなんでしょう。
よく理由は判りませんが、スプリンガーに乗っていた私はここんとこのグリスをあれこれ試しました。
ワコーズは勿論、モリブデンやウレアグリスも試しましたよ。
その上でやっぱこのグリスがお気に入りです。
(純正番号 99857-97)
余ったグリスはシャフトやネックチューブの内部に塗ったくっておきました。
ソフテイルと違ってグリスニップルが無いダイナですので錆び防止です。
欲しくて欲しくてたまらなかったフェアリング・・・
完全にコレが好き!ってだけで選んだFXDXT・・・
「変なカウルのダイナ」その象徴とこれでしばらくお別れです。
以前事故って知りましたが、外のカウル部分だけはまだ純正部品で出ますが、
この裏のシールド角度可変システム等の機構部品は製造中止のようです。
外側のトリムすらもう純正では出ません。
元々不人気車種でので流通も少ないですし、もう作ってくれったって作らないでしょう。
ずっこかしておっ壊したらおしまいです。
しかも今年もまたサーキットとか行って遊んじゃおうとか思ってるわけです。
「・・・純正部品保護の為だ!これでいいんだ。」
自分に言い聞かせ、丁寧に梱包して保管しておくことにします。
「本当に筑波のライセンス取るんですか?自分はちょっと袖ヶ浦を考えてるんですけどね。」
「そんなことより・・・うへへへ・・・工場長ってばCBのフェンダーレスキットって作れたり・・・うへへへ」
私にとっては一大決心ですが、この人には変なカウルのコトなんか完全にどーでもいいようです。
目の前の板金屋に自分好みのフルオーダーフェンダーレスキットを作らせる為には何をしたらいいのか?
そちらの方が断然気になっている模様です。
そりゃまあ作ろうっちゃ何だって作れるぜ。アルミでもSUSでもなんでも来いだヨ。
ただし・・・その気になるかどーかはお布施次第じゃねーのか。
ナニ? ウイングロードのオイル交換の御恩だと?
そんなもん2時間前にキレイサッリ忘れてやったわ!
『恩は波打ち際の砂に書き、恨みは石に刻み込む』それがオレの生き方だ、文句あっか!
それはそーと話に出たライセンスの件、来月ホントに取るつもりです。
ブライトさんの取ったのは「筑波ライセンス」って奴で、ナンバー無しのレーサーも対応した方ですが、
私が予定しているのは「ファミリー限定ライセンス」っていうナンバー付きの単車対象の方ですね。
ライセンス料金はちょっと安いんですがその分、走行枠も若干少ないようです。
エンジンはある程度出来上がりました。
キャブ変えるとかそういった小変更はあっても、ケースミーリングとかEG載せ換えとかの、
これ以上エンジンをどうこうってのはおそらくないんじゃないかと。
そしたらその分、車体周りや走るほうに資金を回そうと思うんですよ。
特になんの身になるわけでもない、単なる箱庭遊びってのは承知の上ですが、
なんせ今はサーキットが面白いもんで。
レースも出られるんなら出てみたいと思ってます・・・ええ勿論ダイナで。
なもんでマジでMCFAJに問い合わせしました。
『そちら主催のCSSC(クラブマンスポーツスターカップ)にダイナで出たいんですが、ダメですか?』
1ヶ月ほど経ちますが返事が無いトコから考えると、回答は「ダメに決まってんだろ」だと思うんです。
ま、そりゃそーだわな。
出場車種
ハーレーダビッドソン883/1100/1200/XR750/TT/KR/KR-TT/XR1200
ビューエル全モデル、上記エンジンを搭載したオリジナルマシン
↑だって、ちゃんとレギュレーションがあるから!
ライバルと競り合えないのは至極残念ではありますが、ルールがある以上は従わなければなりませぬ。
CSSC出場は諦めることにしましょう・・・
とはいえ、なんもないのにライセンスだけとってサーキットをグルグル回ってられるほど私は単車好きではないんです。
別にタイムが出したいわけではなく、ダイナでXRに負けるのがイヤなんですよ。
ブライトさんのXRのタイムが30秒だってなら、私は29秒でいいんです。そういう勝負なんです。
純粋にサーキットで速く走りたかったらダイナなんか乗りませんよ。
てかハーレーには乗らないな(笑)
自分で弄くり回したダイナでXRと張り合うから面白いんです。
そのXRがレースに出るとかだとちょっと焦りますね。
走行会やライセンス走行はあくまでも練習試合みたいなもので。本当の試合とはやっぱ違うでしょう。
「練習10回がレース1回に相当する」とかじゃなく、全然別の種類のモンだと思うんですよ。
こういうのは学生時代に運動部やってた人ならわかる感覚だと思います。
稽古場横綱じゃダメなんです。本番やって一皮剥けるってあるじゃないですか。
アレを久しぶりに体感したいですね。
なんかねーか?ダイナで出られるレースはなんかねーか?
仕方がないので他を探してみたら見つけましたヨ。
あらま!これいいじゃんか。
MAX10グループ
出場車種は外国製の単車。
モディファイ自由。
自己申告のベストタイムで15、10、7、4、それ以上、でクラスが分かれてる、と。
今のベストが16秒だから・・・MAX15クラスってコトですな。
でも根拠はまるで無いんですが15秒はそのうち切れる気がするんですヨ。
こないだベルト切った日は徹夜明けのボケ~っとした朝イチの一本目で16秒だったから、まあ大丈夫っしょ。
そしたらコレのMAX10の空冷クラス出場を目指すべ。
過去のリザルト見ると、こういうのってドカティのステージだよなあって感じです。
他はトライアンフにアグスタにKTMにビモータ。
なるほど、そうだろうなとは思っちゃいたけど、やっぱハーレーは居ないねw
でも別に「ダイナお断り」とは書いてねーし、まあいいだろ。
ブライトさんが出るって言ってるCSSCとは同時開催だからちょーどいいや。
もしもお互いにメカ登録が認められるなら、誰か連れてく手間だって省ける・・・
よし決まった!
もー決めた、これに出る!
まだカウル外した位で単車も仕上がっていないうちから勝手に盛り上がってしまっております(笑)
しかしながら前述の通り、ある程度の目標ってモノがあった方が私には励みになりますから。
ここを目指してまたいろいろとやってこうと思います。