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Channel: 盆栽ハーレー
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前後タイヤ交換 BT45V

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とっとと行きましょう。
そしたらタイヤ交換です。
 
タイヤショップと銘打った専門店も一杯ありますが、私はいつもGFプロダクツでお願いしてます。
そりゃ専門店のが安いでしょうが、そんな数千円の差なんてまるで問題では無いんです。
「どうせお金払うなら、縁もゆかりもあるトコで遣いたい。」
ホワイトさんも前に言ってたと思うんですが、全く同感なんです。
 
どいつもこいつも数十円の差で、近所の八百屋に行かずにスーパーへいくもんだから、
商店街はさびれてしまい、日本のどこもかしこもイオンだらけになってしまうんです。
 
ネットはそりゃ確かに便利でしょうが、つながりってやっぱ大事にしたいですよ。
値段だけで比べるって・・・なんか味気ないじゃないですか。
『お馴染み』ってのはちょっとばかし無理してでも作っといた方がいいと思うんです。
いつか必ず、値段以上のモノで返ってきますから。
世間ってそーゆーもんでしょう?そうであってほしいと思います。
 
社外部品やガスケットはコニシパーツで、自分でやらないタイヤ等の作業系やユーロパーツはGFで、
純正部品はバンザイで。
私の買い物先はパーツから内燃機屋さんまで、ほとんど全部決まってます。
 
こんちわー!
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いいなあ・・・メンテリフター。
 
買えっちゃあ買えない事もないですが、本業とまるで関係ないこれを工場に置きっぱなしにできるほど、
私の立場は強くありません(笑)
 
 
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タイヤチェンジャー・・・以下同文。
 
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距離にして5,6000キロかな?
途中でメーターの表示が飛んでしまいましたので、正確なトコは判りませんがそんなもんです。
ピレリのスポーツデーモン・・・いいタイヤでした。
 
まず名前がピレリ特有のラテン系なバタくさい感じで素敵。
 
そしてグリップは文句なし。
これでツーリングスポーツか!と驚きました。
路面がぬれてても滑る気がしませんでした。
ソフテイルに履かせてたのでステップなんかボロボロになる位擦りましたが、それでも不安は一切なし。
 
タイヤがあったまるのが異様に早く、フロントなんかすぐに溶けます。
箱根の大観山~亀石PA走っただけではじっこがドロっときます。
「オレの走りはアツいぜ!」なんてアピールをするのには最高でしょうね(笑)
 
それだけのパフォーマンスですから、ある程度寿命が短いのは仕方のない事です。
そもそもハーレーに履かせる前提で作られたとも思えませんし。
でも減ってるのは真ん中だけ。
通勤にも結構使ってますし、なんだかんだ高速で回してる時間って長いですからね。
まだ使えるかもですが、私は結構真ん中の減りに神経質なんです。
 
なんだかんだと書きましたが私の中ではもう一回履きたいタイヤ候補、現在暫定一位です。
 
以上、スポーツデーモンの私なりのインプレでした。
 
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今度はコレです。
ブリジストンBT-45V、今回リアは150から130にします。
そもそも130タイヤの設計で作ってある単車だという事と、
昔ほどフェンダー一杯のタイヤ幅にこだわりが無くなってきた。
そんな理由からです。
 
 
 
前記事にも書きましたが、本当はミシュランのコマンダー2を試すつもりでした。
しかし鋳鉄ローターの具合が気に入ったので、ちょっとまたグリップに振ったタイヤを履かせてみようと。
そんな風に思い、選んだタイヤです。
 
 
「グリップはタイヤがするもんじゃなくて、乗る人間がさせるもんだ。」
なんか乗りたての昔、誰かに聞いた覚えがあるんです。
身近でハイグリップラジアル履いてる単車がコケた、なんて話を聞くといつもこの話を思い出すんです。
 
・・・となると、BT39Rだろうがカチカチ純正タイヤだろうが、結局乗る人間次第って事になります。
 
それは確かに事実なんでしょうが、事実が全部正しいとは限らないとも思います。
良い評判のタイヤ履かせたんだから、こんくらいイケるだろう!
そういったプラシーボが良くも悪くも、乗ってる人間に働くことだって・・・そりゃありますよ。
 
どんな場面でも信じられるタイヤってのは、やっぱいいんじゃないかと思うんです。
このタイヤじゃ滑るんじゃねえか?と思って乗るのとその逆では、きっと違いが出ます。
たとえ思い込みであったとしてもね(笑)
 
 
さて、BT45V。
昔っからあって、そして廃れない。
定番商品で、なおかつ今でも結構売れてるって事なんでしょうね。
悪い話を聞いた事がありません。
一度は試してみたいと思うのも無理は無いと思うんです。
 
 
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まだイケそうですが、フロントも一緒に換えちゃいます。
フロントBT39との履き交ぜがなかなかだってのも聞きますが、あえて同じにしてみました。
そっちの方が良くわかるかなと思ったからです。
 
評判を気にする割には、結局は自分の思い込みで決める。
 
私、何をするにも決めるにしても、だいたいこのパターンです。
誰かのせいにしたくないですからね。
 
万が一悪ければ決めた自分の責任、その代わりうまくいけば・・・それは全部自分の手柄です!(笑)
 
 
 
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細っせー!(笑)
 
久しぶりに見る130タイヤは、思った以上のスリムさでした。
今時の単車には無い味です。
なかなか気に入りましたが・・・次はやっぱ150かな?(笑)
 
※交換時の走行距離 44106km
 
 
早速ですが下道通勤、高速道路、色々と走ってみました。
 
タイヤが細くなった分の効果でしょうか?
なんとなく切りかえしが軽くなった気がします。
そしてラバマンを換えて振れなくなった、と思っていた振れがまた復活してきた気がします。
グリップが良くなったからなのかな・・・?
 
 
詳しいインプレとかは無いです。
そんなん当たり前です!
 
だって換えたばっかの新品タイヤですよ?
一皮剥いちゃえば、グリップがいいのも切りかえしが軽いのも当然じゃないですか(笑)
変な話、使い古したBT39より、換えたての純正タイヤの方が安心感あると思うんですよ。
タイヤは所詮ゴムですから。古くなればダメだし、新しければその分良いでしょう。
 
もっと色んな場面で試して、出掛けて陽にさらして、でもってしばらく乗った後じゃないと。
少なくとも私はタイヤについてなんも語れません。
だからポンと乗ってすぐに記事を書ける、雑誌のライターとかってすげえなと思います。
・・・これは嫌味じゃなく、マジで言ってます。
 
 
また交換時期が来たら、上に書いたスポーツデーモン位にはなんか感想があると思いますので。
そんときまた聞いて下さいね。
 
 
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そして追加のお知らせが。
 
カメラ見つかりました。
お騒がせしましたが、こんなとこにありました。
 
「灯台もと暗し」 昔の人はいいこと言います。
 
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これは前記事の写真ですが、ちゃんと写ってますね(笑)
 
演歌歌手の人は単車に見とれて気が付かなかったんでしょう。
これを撮っていた私も。
 
そんくらいFXDXTはキマってる! という事でお許し下さい。
お騒がせして申し訳ありませんでした。
 
TRさん、あのカメラどうしよう・・・返そうか?それともオレ持ってていいの?

FXDXT 純正リアサスに戻し

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ご無沙汰です。
 
どうにも改善できない160からのウォブルをなんとかしようと・・・
ここんとこ仕事上がりとか、GWではない普通の週末とかにちょいちょい触っておりまして。
 
触っちゃ試走、また触っちゃ試走、をひそかに繰り返しておりました。
色々やり過ぎて写真が貯まっちゃってますんで、ここらで一気に片付けたいと思います。
 
 
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まずはこいつです。
買った時からついていたオーリンズのリアサスですね。
振れると言ったらKAZさんに「ダンパーいじってみたら?」なんてアドバイスを頂いたんです。
 
・・・なるほど。
高速カッ飛ばせば、ベルトに引っ張られてリアサスは伸びますね。
その際、減衰が足りてなきゃ確かに振れますな。
 
よし早速!と思いましたが・・・
あれ?ダンパーの減衰イジれないの?オーリンズ様なのに?
このS36Eってのはそういうタイプのサスなんですね。
 
しかもよく見てみたらなんか漏ってるし(笑)
またがって左側のダンパーが抜けちゃってるみたいです。
 
こりゃダメだ!
いくらオーリンズ様ったって、ダンパー抜けてればタダのバネです。
OH決定ですね。
 
 
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そんなわけでいきなり用意したのはFXDXTの純正サス。
6段階のプリロードに加え、伸び側10段階のダイヤル調整が出来るという、
ハーレーのビックツインには勿体ない位の機能の付いた逸品です。
 
こいつで試してみましょう。
 
 
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まずは自由長の確認をば。
ほほーう、ちゃんと340mm、13.5in。
オーリンズと長さは合ってますね・・・ってかオーリンズが純正にちゃんと合ってるんですね(笑)
 
ダンパーの配置が天地逆ってだけで、太さにも違いはありません。
 
これって調整機能のある分、こっちのオーリンズよかいいんじゃねえの?
そう思う位に贅沢な造りです。
カム式のプリロード調整部もキッチリ動くし、何たって減衰調整もできるし。
 
よしよし、これは期待できそうだ。
 
 
 
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なわけで早速取付です。
 
片方づつ付ければジャッキアップの必要すらないです。
 
 
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まあ、何がどうってこともないですよ。
収まりよく、キッチリと装着です。
 
まずはプリロードを抜き目に、工場の周りをグルグルしてきました。
工業団地は夜になると誰もいないんでホントいいですね~
 
まずは減衰最強と最弱。
両方を試して減衰の出方を体感し、調整機能が生きているのを確認した後、
ちょっと減衰を掛け気味にしていつものコースでテストです。
 
あいにくの雨なんですがそんなことは関係ありません!
タイヤも換えたばっかなんだし、鋳鉄ローターの雨天走行テストも兼ねられる。
行くぞ!
 
そして結果は・・・
 
 
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・・・ダメだ、おっかねえ。
多少マシになった感じがしますが、やっぱ振れます。
 
『雨の夜中でもこんだけイケんなら、晴れてりゃもっと楽になるんじゃ?』
 
いえ、とんでもございません。
この程度の速度ではあるんですが、結構どころか、ソートー気合い入った結果なんです(笑)
「折角換えたタイヤとサスの効果が無いなんて言わせねえ!」
その一念だけで、歯を食いしばった結果だと思って頂ければと存じます。
 
ノーマルエンジンのDXTの振れを知ってる人なら、この時の気合いが判ってもらえるかと思うんです。
私の限界のちょっと手前くらいまでイってます。
なんぼ新品タイヤったってウエット路面で車体ブレッブレですよ?(笑)
もっかいやれったって無理です。超おっかないです!
 
 
 
・・・チクショウ!あとはなんだ?
手つかずのフロントサスでもやっか、それとも換えたばっかだけどちゃんとハーレー用のタイヤ履くか、
純正ホイール買い戻して重たさでジャイロ増し効果を狙うか・・・
 
 
 
とにかくこんなんじゃダメなんです。
ツインカムに乗り換えた意味がありません!
エンジンに手を付けてませんので対等な比較ってわけにはいきませんが、
これなら前のEVOソフテイルのがよっぽど速いです、ってか安心して回せました。
 
現状で言えばDXTが勝ってるのは「車高が上がってバンクが増えた」って位しか無いです。
 
どうにもまだラバマンの振動に慣れません。
EVOソフテイルのビリビリくる振動とは明らかに異質なんです。
他の人間に乗せてみると 『こんなビリビリバイク、とてもじゃないが回せない!』 と言われましたが(笑)
私は何ともありませんでした。
 
そう考えてみると慣れの問題かもとは思うんですが・・・
もうチョイ、試行錯誤してみます。
 
次はキャブ換えます。

キャブ&マフラー交換 HSR45・FCR・スーパートラップ

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今日は連作です。貯まってますから(笑)
 
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雨の中を走ってドロドロになった単車をまずは洗車します。
 
あ、鋳鉄ローターですが雨天でも結構平気でした。
確かに「なんか初期制動がイマイチかな?」って感じはありましたがその程度。
 
でもまあ、走ったのが高速と下道ちょこっとですからね。
もっとドカ雨の中で、山かなんか走ってみないと判りませんが、とにかく現状では不満の無いレベルです。
 
水を使わずに、洗車ってよりも磨くって人も多いかとは思いますが、私はいつも水ぶっかけて洗います。
洗剤も普通にJOYとか使ってザブザブ洗います。
やり方の違いはあれど、やっぱキレイな単車って気持ちがいいもんですね。
 
 
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曲がってたジャッキの天板も造り変えました。
今度は3mmのアングル2本を溶接してこさえました。
これならヘタってしまう事も無いと思います。
この通り、ちゃんと水平も出してますよ。
 
さあ、おっぱじめましょう!
 
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キャブ換えますんでタンク外さなきゃですね。
 
連結ホースは面倒ですが、こうしてバイスかなんかで咥えて外せばいいんです。
2つ使って、でもって真ん中で切ればガソリンそこらにブチまける事も無いです。
バイスじゃ無くてもホースピンチャーって便利な道具も存在します。
 
え?真ん中で切ったらもうホースが使えない?
 
大丈夫、まあ見といて下さいよ。
 
 
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はい、こうしてやればいいんです。
 
これはもう絶版になったパーツなんですけど、樹脂製のでも全く問題ないですよ。
純正の連結ホ-スサイズなら1/4ですね。
『ワンタッチジョイント』とかで検索すればいくらでもあります。
切って長さを調節してジョイントを付けとけば、次回からは手間無くタンク外せますよ。
 
タンクの連結ホースだけじゃなく、キャブ⇔タンク のホースにも使えます。
しょちゅう外す人はやっといてもいいんじゃないでしょうか。
 
その点、現行インジェクションの人は良いですね。
タンクのジョイントはワンタッチですもん。アレ欲しいな~
 
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ついてた純正CV。
ミクスチャーのフタは除去されており、メインジェットを確認したら190番が入ってました。
 
えらくデカイな・・・なんか触ったな?
燃費が12だったのは、私の運転のせいってのが大部分でしょうがここらの影響もあったのかもしれませんね。
 
まあいいです。純正CVさん、お疲れ様でした。
ガスを抜いて簡単に掃除し、長期保管されることになります。
 
 
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純正のフランジボルトは1/4だったかな?小さなビットを突っ込んで外します。
B面側はラチェットは入らないんでレンチでやりますよ。
インマニ用レンチもあったんですが、こないだブライトさんにあげちゃいました。
 
外す時パキーンって言いました。多分、一回も外してませんね。
その為かシールの状態も良好。
まったく2次エア吸い込んだ形跡は無く、純正の組み付けの良さを確認できました。
 
 
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で、代わりに使うのがスクリーミンのインマニ。
HSR45を組みたいんで、スピゴットの大きいコレを用意していたんです。
 
グレーのシール方がHSR用、ブラウンのシールは純正CVやFCRに使えるものです。
シールの内径を換える事で両方に対応できるようになってます。
なかなか便利な部品です。
 
 
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MAPセンサー、スピゴットのシール、
そして以前EVOにも使っていたサンダンスのリークレスフランジ。
いずれもゴム部分にはシリコングリスを塗っておきました。
 
ホントはMAPセンサーのシールも換えたいんですが、それはエンジンやるときに。
 
じゃ、さっさと組みましょうか。
 
 
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相変わらずでけーな、このキャブは(笑)
性能は折り紙つきですが、どうにも外観がイケてないHSR。
シリンダーのフィンにもギリギリです。
 
やっぱS&Sのがカッコいいよな・・・
 
まあエアクリで大部分隠れてしまうんです。
乗って気持ちよければヨシとしましょう!
 
このキャブはゴーヤさんからのお下がりであるHSR45。
ノーマル排気量&圧縮比のエンジンには勿体ない品物ですが、これは試してみなくちゃ判りません。
 
 
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同時にへたばっていそうなプラグコードもスクリーミンの太いのに換えます。
 
・・・赤にしてみたんですが、オレンジのが良かったかな?
 
 
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途中、もとさんのメーターステー製作や、
バシ君のロッカーカバー交換&フェンダーのジオン地図課マークなんかを製作しつつ、
マフラーも「これしかねえ!」と信じているスパトラに変更。
エアクリも以前EVOに使っていたものに換え、とりあえずの完成です。
 
うーん、やっぱダイナには2in1がビシッと似合うね~
なんちゃってオープンのクローズエンドにしてますんで、音もうるさすぎずイイトコです。
うんうん。カッコいいぞ。
 
よし!んじゃちょっとそこら回ってくるわ!
 
 
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ただいま・・・ダメだこりゃ!オイ、キャブ換えるぞ!
HSR45は1キロも走らずに変更決定です(笑)
 
なんたって下がまるっきりダメです!
やはりこの口径はノーマルエンジンには大き過ぎる様で、スッカスカもいいとこでした。
エンジン触ってからじゃないと本領発揮は出来そうにありません。
仕方がないのでFCRに換えることにします。
 
バシ君達も徹夜作業でしたので、帰りたいオーラをプンプンさせてます。
なんたって次の日にはツーリングに出かける予定があるそうです。
しかしながらそう簡単に帰すわけにはいきませんな・・・
ロッカーの交換コーチから、各種造りモンまでやったんです。
 
レーザーと溶接機を使った私の時間工賃はとんでもなく高いんです。
「 『工賃代わりに・・・』でもらったパーツで吊りあいが取れるモンじゃねーんだ。逃がさねえぞ。手伝ってけ!」
にらみ倒された2人は、フラッフラになりながら助手をする羽目に。
 
『タダより高いものは無い』
本当に昔の人は良い事を言います(笑)
 
でもってついでにTバーハンドルも試すぞ。
ちょっと仮付けしてみっから写真撮ってくれ・・・うん、悪かねーな。これで行こう。
 
 
そしてキャブをFCRに変更。
スロットルハウジングにうまくスロットルクリップがハマらず、イライラしましたがなんとか完了。
試運転時にフロートからガソリンがダダ漏れ。
その為フロートのシールをお使いに行かせたり・・・
 
まあ地味に苦労はしましたが、なんとかかんとか交換作業は終了しました。
 
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これでよし!
 
さすがFCR。ノーマルエンジンにはバッチリです。
ツキも良く、気持ちよく走らせることが出来ます。
 
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Tバーハンドルの具合もなかなかです。
こういうカチあがったルックスが私は好きなんです。
ポジションもそれほど違和感なく、そこら走ったり高速行く分には良い感じです。
 
山は試してませんが、この駐車場程度でもハンドルロックしたままグルグル回れますし
まあ問題ないでしょう。
 
このTバンドルってば異様に重いんです。
この重さがどう効くのか?あるいは邪魔をするのか?
これまた早速高速で試すことにします。
バシ君、もとさん、お疲れ!
 
さすがFCR、スピードの乗りが今までとは違います。
スパトラの聞き慣れた排気音も気持ち良く、快適に走行できます。
160までは快感そのものです・・・が、やっぱダメでした。
相変わらず振れまくります!しかもまた雨を食らうし・・・
すっかり意気消沈し、帰宅しました。
 
なんだってんだコレは!
この振れはサスのセッティングでどうこうってレベルなのか?
とてもじゃないがそうは思えない・・・
 
ウォブル対策、まだ続きます。

筋金入りのラバマン乗りが連れてきた光明

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3連チャンの記事UPです。
実はこれからエンジンいじりたいんですよ。
折角のGWですしね。
考えてみたらオイルが足らないんで、お店の開店待ちの時間記事でも書いてブログの遅れを取り戻そうと。
そんなわけです。
 
さてと。
色々とやってますがどーにも収まらないダイナのウォブル。
なんとかしない事にはこの先エンジンいじる気にもなれませぬ!
 
あれ?じゃあこれからエンジンいじるって事は・・・
 
そーなんです!
完全解決ってわけじゃないんですが、光明が見えたんです!
それは一体何か?
気になりますよね?
 
あんま言いたかねえんだが仕方ねえな・・・
そしたら今日は機嫌もいいし、アンタにもオレの秘密を教えてやんべかな!(笑)
 
 
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光明ってのはこれです!カウル外してみました。
それだけです。
 
私がこのFXDXTに乗り換えたのは、ツインカムエンジンが欲しいって理由が勿論ですが、
なんたってカウルとバックがあるってのがポイントだったんです。
そのお気に入りのカウルを、仮にでも外すってのは結構な覚悟が要りましたよ。
 
事ココに至るにはちゃんと経緯があるんです・・・
 
 
実はFBで繋がりのある、筋金入りのラバマン乗りの方に相談してみたんです。
FXRからFXDBとラバマン車に乗り継ぎ、大台なんかあったり前に楽々こなしてます。
リジットマウント車とは異質の振動にビビりまくってる今の私には、完全に異次元の世界です(笑)
 
有り難いことに色々とアドバイスを頂き、しかも新たにラバマン乗りの方もご紹介頂きました。
その方もまた強烈で、同車種であるキャブ車のFXDXであるにも関わらず+20までいっちゃうとか。
 
・・・やっぱ永いこと乗りこんでる筋金入りのラバマン乗りは違いますな。
あくまでも良い意味で申し上げますが 「アナタ方は間違いなく狂ってます。」(笑)
 
でもラバマン車って、そうやって乗る方が合ってると思うんです。
『ハーレーってば古臭くてカッコばっかで重くて遅い単車だ』
そういった一般論を吹き飛ばしてくれるのはこういう人達です。
まあ・・・やり過ぎと言えなくもないですけどね(笑)
 
そんな筋金入り達からいくつかアドバイスを頂いたんですが、
その気になればすぐに試せるのがコレでした。
『でっかいDXTカウルが原因じゃないかな?』
 
正直、「えー!それだけはー!」って思いましたよ(笑)
 
だって前述の通り、このえもいわれんフェアリングが気に入って買った様な単車ですからね。
私は人の言う事聞かないんで有名なんですwww
何か言われてもそのまま聞かず、必ず自分の考えをどっかに混ぜるんです。
だもんで、普通の人から言われれば「ふざけんな、オレは絶対に外さねえ。」と答えますが・・・
 
なんたってこれは筋金入りのラバマン乗りからのアドバイスです。
そこらによくいる 『口の方が単車より速い』ような、そんなヘナチョコじゃないんです。
実践で大台遊びをしているラバマンランナーの言う事です。
試してみる価値は大アリです。
 
よし、やってみっか!
しっかし、ダセえ外観だな。涙が出そうだ・・・(笑)
 
 
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(走行中) うわ、マジかよ・・・やっぱあの人らホンモノだ・・・
 
途中電波がイマイチだったのか?GPS狂ったかな?ちょっと出過ぎの結果です。
それでもメーター読みでもGPSでも大台をあっさり達成。
タネあかしすると、ここんとこはコース内に唯一ある下りを利用したんですけどね(笑)
ノーマルエンジン&FCR&スパトラです。
 
「ダイナ?・・・振れないね。」です!
 
 
DXTに乗り換え、これを言えるのは初めてです(笑)
そりゃ多少は振れてますよ。
でも全然。こんなのは問題にならない!
足回りのセッティング詰めたら解決できそうなレベルです。
 
 
 
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それはそうとして、なにしろ痛い・・・
 
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イタ過ぎて涙の出てくる外観です(笑)
 
 
この時は振れが収まった事より、 『カウルじゃないかな?』 
とズバっと指摘してくれた、その読みの鋭さに驚いてました(笑)
「あの人達、やっぱホンモノだ・・・」そればっか考えてました。
あれだけ悩んでた振れの事も、
どこかにブっ飛んでいったサイレンサーのナットも、
そのせいでカチャカチャうるさいサイレンサーも、全部どうでもよかったです(笑)
 
 
EVOの時に純正のQHフェアリング付けた時、大台付近でフロントが暴れる事がありました。
外してみたら確かに収まったような記憶があるんですが・・・そんなの完全に忘れてましたよ。
 
ってかもし思い出したとしてもですね、この単車の売り物であるフェアリング。
そいつを外して走ってみよう、なんて考えなかったと思います。
お二人には本当に感謝してます。
ありがとうございました!そして今後ともよろしくお願いします!
 
 
 
さてと、そうは言ってもこの外した状態のまま乗るってわけにもいきません。
申し上げた通り、えもいわれんこのフェアリングはこの単車の売りなんです。
この先それについてはまた考えて行くとしましょう。
 
ですがこの光明が見えた感は最高です!
振れの原因がコレだとわかったんです。あとはそこをなんとか対策していけばいい話。
どうにもならないようであれば妥協点をみつけて落ち着けるだけ。
ある程度仕方無いと割り切るなり、外してDXT⇒DXにしてしまうなり、
暖めているRTフェアリングをフレームマウントするなり・・・選択肢はいくらでもあります。
なんだか世界が違って見える様です。
 
お陰さまでエンジンを触る気になって来ましたよ。
んじゃ、これから早速(笑)

露と消えたエンジンまみれのGW

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期せずして本日4回目の更新です。
 
振れの原因も判明したことで。
さて!これからいよいよエンジンだ!
3連休だしじっくりやるぞ~なんてワクワクしてます。
 
・・・いや、してました。
いきなりつまずきました。
 
ご覧ください。
 
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組む前に燃焼室とピストンの飛びだし側の容積計って、圧縮比の計算でもすっかと。
 
ついでにやって無かったリングギャップの確認でも・・・
 
あれ?なんか広くねーか?
どーみてもリミットの0.5には収まって無いね。
目検だと1mmくれえあんじゃねーの?
ゲージで計ったら驚きの0.9!
 
オイオイオイ、内燃機屋さんナニやってんのよ?
洒落になんねーぞこりゃ!
 
・・・あれ?指定した寸法に合ってるな。
 
 
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ピストンのサイズも0.05inオーバーで間違いないし・・・おっかしいな。
 
 
 
 
・・・あーーーーーーーーーーーーーっ!
 
 
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やってくれたなガイジン!
責任者出てこーい!
 
リングだけスタンダードのセットが入ってました(笑)
 
・・・でもまあね。
アメリカのショップの長期在庫との事でしたので、こんなこともありますよ。
 
シリンダーが返ってきた時点で計ってれば予め注文できたものだし、
そもそも、この品物が来た時点で検品しなかったオレが悪いんです!
 
リングはヘイスティングのをコニシにたった今注文済みです。
来るまでは当然、エンジン開けられません!
 
「GW中にエンジン組みと火入れの儀式を済ませる」
そんな計画はたった今、消えてなくなりましてございまする。
 
考えてみれば、エンジン全部バラかした後に判明しなかっただけ良かったというモノです。
まだ車体周りでやりたい事も一杯ありますんで、休み中はそっちを弄りつつ過ごすことにします。
 
でも本音を言わせてもらうと、このまとまった休みでやりたかったな・・・(笑)
 
 
 

モトガジェット・モトスコープ&Tバーハンドル&フェアリングリップ装着 35339!

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前記事の通り、エンジンを組めなかったことでテンションはガタ落ち・・・
 
その上しばらくすると休日の工場の電話が鳴りまして。
「休み明けと同時に急いで納品して欲しい!」
なんて連絡が入り、まあ丁度いいやと仕事なんかやってました。
 
そして一段落したところで単車の作業に掛かりました。
 
実はちょっと前にこれ買っちゃったんですよ。
GWはコイツに捧げる事に決めました!
 
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遂に手に入れた憧れの一品。
モトガジェットのモトスコープです!
 
カッコいいでしょ?ええ、実物はもっとカッコいいんです(笑)
 
購入は当然、いつものGFプロダクツ
 
 
取り扱いを始めた時から欲しかったんですよ。
でも以前は決心が付かず、モトスコープミニで抑えてしまいました。
 
チマチマ小部品買ってコツコツやるよか、ドーンと覚悟決めて一気に買い物しちゃったほうがむしろ賢い。
ツインカム弄り始めのこの時期に一気にやっちまうのがよかろう。
自分にそう言い聞かせ、半ば勢いで購入です!
 
文字盤はホワイトフェイスが私の好みです。
黒だとクラッシックな感じが出て、それもまた悪かないんですが・・・
ツインカムに付けるってならコッチでしょう!
 
ステッピングモーター作動のタコ、ウインカー&ハイビーム&ニュートラル&警告灯のインジケーター。
スピードはデジタル表示、加えてギア表示のインジケーター、
オド&トリップ、油温、気温、水温、最高速、最高回転数、加速度、積算時間、平均速度・・・
使いきれない位の機能の付いたスゴイ奴です。
 
まあ・・・値段もスゴイですけどね(笑)
 
ただ今回FXDXT外装に関しては 「基本純正のスタイルを大きく崩さずに。」 と決めております。
だったらエンジン以外に金使うならこういうトコしかありません。
良い判断だったと思います。
 
 
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さて、取付。
 
以前、PIVOTのタコを装着した際に使っていた、自作のメーターカップ。
そいつを追加工してマウントすることにします。
 
モトガジェットから専用のビレットカップも出てますが、これは私がアルミを丸めてフタ付けて
溶接して仕上げてこさえたもんです。
 
センターに配線用の穴を開け、グロメット入れて・・・
 
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フチゴム入れて石鹸水を付け、メーターを圧入しました。
 
なかなかいい具合です。
 
 
 
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それをさらにオートメーターのメーターバンドで巻いて固定。
ダブルにラバーマウントです!
 
『どんだけ振動が怖いんだ?お前は!』
 
・・・言ってくれますね(笑)
 
でも考えても見て下さい。
いくら2年保証付きとはいえ、万が一にもぶっ壊れたりしたら・・・オリャ本気で泣きますよ。
 
ハナっからバイク用を謳って販売されている品物。
振動&防水に関しては対策済みとの事ですが、これまで何度もメーターを飛ばしている私としては
神経質くらいで丁度よかろうと、そう思ってます。
 
 
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そして折角のモトガジェット様です。
 
「メーターを目立たせたい!常に目に入るところに配置したい!」
根はかなりセコイ性格の私、当然のイヤらしい思考であります(笑)
 
これまた以前加工したTバーハンドルの一番上にナットをガッツリ溶接し、
そこにマウントしてやろうと決めました。
 
ハンドルの塗装がピカピカじゃメーターが目立ちませんし、そもそも私の塗装は下手クソこの上ないんです。
失敗の少ない艶消し黒で塗装しましたよ。
 
 
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バシ君達と仮組した際にはやらなかった、配線中通しもやります。
今回時間ありますからね。
 
『配線中通しって面倒じゃない?』
『しかもこれ90度曲がってんじゃん。発狂モンだよ、どーすんの?』
 
おお、さすがに経験者は判ってますね。
そーです、中通しってのはスッキリしてカッコがいいんですが、とてつもなく面倒なんです!
ですが今回、ある方のお陰でとても簡単に中通しを完了させることが出来ましたよ。
 
中通しやりたいが面倒でやってない、そんなアナタはツイてます。
今日この記事読んだらソッコーでやりたくなりますよ。
 
前に・・・あれはたしかブライトさんのブログだったでしょうか?
FBでも繋がりのある、さんごさんから「掃除機で紐引っ張って中通しする」とコメントがあったんです。
それをボンヤリと覚えていたんでやってみたんです。
工場なんで掃除機で吸うんじゃなく、コンプレッサーで空気送ったんですけどね。
 
下から荷作り紐入れて・・・シューっと・・・
 
すると、どーでしょう!
驚くほど簡単に配線のガイド役をする紐が通せました!
 
オイオイオイ!こりゃもう、出来たも同然だぞ!
さんごさん、アンタ天才だ!
 
 
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そしたらマニュアル記載の方法に従い、メインハーネスをフレームの中から引っ張り出します。
ダイナは背骨の中にハーネスがたっぷり詰まってるんです。
左右のハンドルコントロールのカプラーが出るまで、ズルズル引っ張り出しました。
 
え?こんなに長いの?ってくらい入ってますよ(笑)
 
EVOの時は切った張ったで配線こさえたり、配線ALL引き直しを何回もやったりしましたが、
このダイナに関してはなるべく純正状態を保つ方向で行きたいんです。
 
作業上、どうしても仕方のない部分もありますが、
極力配線を切らずに美しく仕上げてみたいんです。
 
 
 
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だもんで配線は切らず、カプラーをバラして処理しますよ。
カプラーなんかは精密ドライバーの小さなマイナスだけで簡単にバラせるんです。
 
こうやってメモしておけば間違いも無し!
 
バラシ方?・・・なんでもかんでも聞くのはよかないな。脳みそが退化しますよ。
きちんとマニュアルに載ってますんで読んでみて下さい。
 
 
 
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そしたら先端をビニテで巻いて、さっき通しておいた荷作り紐で引っ張ります。
 
コツはですね・・・綱引きみたく、エンヤコラと引っ張るだけじゃダメなんです。
曲がり角にあたって、あっという間に紐が切れますよ(笑)
 
「引っ張るというより、配線側を押す」感じでやってみて下さい。
その押し引きのタイミングを同時、もしくは一瞬だけ押す力が先にかかるように合わせるんです。
 
これは先日、TRさんとガレージ配線を管の中に通す際にコツを学んだんですけどね。
 
・・・そうすっとですね、モノの数十秒で何のストレスもなく、配線中通し完了です!
 
「すげー!さんごさん、アンタ天才だ!」
一人で工場で叫んでました(笑) ←本当です。
 
タイトルの 35339! はそういう意味です(笑)
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気持ちよく中通しも終え、メーターを取り付けてみます。
 
目立つ位置に付いた事でコイツも取り付けられます。
恒例の3倍速の部品はこの場所で良いでしょう!
 
こんなもの付けるなんてちょっとした痛車ですが、世代の人には判ってもらえるハズなんです(笑)
 
 
 
 
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シート側からはこんな風景です。
 
ハイライズのTバーの、そのまた一番上にモトガジェット。
運転中に見るなという方が無理があります。
 
イヤでも目に入ってくる、そういう位置です(笑)
 
 
メーター下のスペースにはAF計をセット。
これまた自然に・・・というかイヤでも目に入ります。
 
うん、いーぞいーぞ。狙った通りだ。
 
よし!そしたら後は配線繋いで表示を確認するだけです。
 
 
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出来た!
・・・まあ、ここまで持ってくるのが大変でした。
 
何処でどう配線を繋ぐか?
どう取り回して、どうまとめるか?
 
考えてる間に煮詰まってしまい、えらく時間かかっちゃいました。
予定を大幅にオーバーしたおかげで、取りつけようと思っていたラジアルマスターまでは出来ませんでした。
 
AF計の方も、EVOソフテイルでは干渉しなかったんですが、
ツインカムだとミッションが一体化されているお陰で、センサーがガッツリ干渉してしまいます。
溶接し直さなきゃいけませんのでそっちもまた後日。
 
とにかくメーター電源と各種インジケーターの点灯、タコの回転数だけ確認。
そこまでにして終了することにしました。
 
 
 
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この床の取っちらかり具合から、その時の疲労を察して頂けたなら幸いです(笑)
 
今までのライザー&前に倒し気味にセットしていたスーパーバーから
ストレートに立ち上がる10インチのTバーに変更したことで、
フェアリング角度にも若干余裕が出来まして。
一番寝かせた角度にしてもハンドルに干渉することは無くなりました。
 
あ、お気付きでしょうか?
FXDXT用のフェアリングリップ、またしても追加してみました。
EVOの最終形態の際に付け、具合が良かったので今回もすがってみます。
 
正直そんなに安くは無いパーツなんですが、これで振れが少しでも軽減されるのであれば安いもんです。
 
 
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そして早速試運転!
高速は混んでると思いましたので、下道で家の近くの吉野家まで来ましたよ。
GW明けに高速での効果は試すことにします。
 
 
まだ設定を全て終わらせたわけではありませんので、スピードとギア表示なんかは正確ではないです。
ですがタコの表示はバッチリ!
 
ステッピングモーターのリアルな可動が堪りません!
針がブルブル?はっはっは、無い無い無い!
不正確な感じは高回転は勿論、アイドリング状態でも感じられません。
キッチリ動いて表示してますって感じです。
 
・・・さすがはゲルマン。
 
JIS規格より厳しいとされるTUV規格。
マイスター制度の国であるドイツ製品。
値段なりと言ってしまえばそれまでですが、やはり素晴らしいですな。
 
 
それにしてもメーター目立つなあ~ いい感じだなあ~
 
 
 
 
 
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しかし!
 
でも目立ち過ぎってか、前方視界を結構な部分遮る位の位置です!
これは完全にやり過ぎました(笑)
 
座高には絶対の自信を持つ私ですら、
自然に目に入るってよりも、運転中邪魔な位に、メーターとそのステーが目に入ってきて仕方がありませぬ。
ブラケットを造り直して、もう少し下に持ってきた方が良さそうな感じです。
 
そうすっと溶接しちゃったナットがむき出しに・・・まあそれは後で考えよう(笑)
配置に若干の問題はあるものの、機能や外観にはなんの不満もありません!
いい買い物でした。
 
 
 
GW中の進捗はこれ位だったんですが、おかげでじっくり配線を触ることが出来ました。
これはこれでよかったです。
 
メーターの位置を変え、設定も完璧に行い、ブレーキ回りを整え、
そうしたら今度は吉野家の駐車場じゃ無い場所で、全体写真は撮り直しておこうと思います!(笑)
 

フロントフォーク レーステック rece-tech フォークスプリング交換

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前記事で、邪魔だと言っていたメーターですが・・・
乗り慣れてくると(といっても数日)あんまり気にならなくなってきました。
初日は付けたてなもんで、必要以上に意識がメーターに行ってしまっていたんでしょう。
 
若干高過ぎる気もしなくはないですが、この位置の変更に関しては作業の優先順位を下げる事にしました。
 
で、ずっとやっておきたかったFフォークのスプリング交換をやりましたよ。
 
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インナーをEVOから移植しただけでスプリングはノーマルだったFXDXTの純正フォーク。
この純正のしなやかで柔らかいサスもそんなに嫌いじゃありませんが、
やっぱ持ってるからには換えて見たいってのが人情。
 
EVOの時から使用している、レーステックのスプリングに交換してみます。
同時に、フォークオイルも入れ替えます。
 
 
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と、その前にジャッキアップして伸びきりを計っておきました。
トップキャップ~アクスル中心で830mmですね。
 
これはほんの一例にすぎませんが、ノーマルの状態を記録しとくのは大事なことだと思うんです。
乗り味の硬い軟いはともかく、車両の姿勢があまりにも変わるとハンドリングがおかしくなっちゃいます。
ディメンションを変えれば確実に変化は出ますから。
クイックになった、ダルくなった、なんかしら変化はあるはずです。
これはそれこそ乗らずとも取り回しの時点で判る位。
 
足つきが良くないからとローサスにしたり、
ケツ上がってんのがレーシーだとリアサスのばしてカチ上げたり、
ホイールのインチアップ、インチダウン等々・・・
止まってる姿勢だけ見て速そうとか、安定しそうとか、そんなの全然アテにならないと思うんです。
 
とにかくディメンションやトレールをナメてんと大変です。
まともにカッコだけでマトモに乗れない単車が出来上がりますよ。
ちなみに大抵の人がハーレー買ったらすぐやるRサスローダウン。
ソフテイルなんか100%でしょう。私だって前はやりましたよ(笑)
これだけならトレールは増える方向ですので、経験上それほどの悪影響は無いと思います。
 
問題はトレールが減る方でして。
Fサスをローダウンしたとか、Fホイールのインチダウンとか、Rサスをカチ上げたとか、レイクツリーとか。
こっちはハンドリングがガラッと変わりますんで注意です。
フォークオフセット変えたり、Rもバランスとって下げたり、Fサスも同時に伸ばしてやったり・・・
なんらか対策した方がいいと思いますよ。
 
ここらは一番最初にこの単車でFサスを入れ換えした際に今更ながらに痛感したんです。
 
「純正のディメンションをナメちゃいけねえ。そこにはちゃんとマトモに走らせる理屈がある。」
 
・・・あ、また脱線しちゃった。
 
んじゃバラシます!
 
 
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この自作のカートリッジフォーク用のSSTもだいぶ扱い慣れてきました。
 
以前はそこらじゅうにフォークオイルを撒き散らしてましたが、まったくそんな事もありません。
一人で淡々とバラシていくことが出来ます。
 
進歩したなあ・・・
 
 
 
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はい、全バラ。
 
EVOの時に使っていた1200S用のカートリッジフォークと基本的には同じですが、
インナーロッドの長さが長かったり、リバウンド(伸び側)の減衰部分の構造が若干違っていたり・・・
細かい部分では異なってます。
 
ですがXR1200Xが出るまではこれだけだった、減衰調整機能付きカートリッジフォーク。
触って遊べる一品であることに変わりはありません。
これをFXDXに採用してくれたハーレー本社、ナイス!です。
 
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そしてそのカートリッジの中身。
左がリバウンド(伸び側)、右のがコンプレッション(圧側)
コンプレッションの金色のがレーステックのゴールドバルブ。EVOの時から使ってます。
 
「私もカートリッジフォークなんです、ゴールドバルブのインプレお願いします!」
 
・・・いや、困ります(笑)
 
正直、良く分かんないですよ。
片方レーステックのエミュレーター、片方純正のエミュレーター。
目隠しして乗って見事当ててみろ!
 
はい、やらんでいいです。
絶対に判らない自信があります!(笑)
 
こいつはコニシの長期在庫だったから買ったんです。
 
でもね、山行って思いっきりブレーキをかけても怖くなくなったのは・・・
ひょっとしたらレーステックのスプリングと、このゴールドバルブのお陰かもしれませんね。
ボトム付近に若干の余裕を感じるんです。
 
 
純正カートリッジフォークの人が現状のフォークにもしも不満があるとするなら、
私から言えるのは・・・
この純正状態ってなかなかスゴイんですよ。
散々イジってダメですか?プリロード調整はしましたか?減衰ダイヤル、全部触りましたか?
それでもダメならまずはスプリング換えて見て下さい。
若干懐に余裕があるならゴールドバルブもいいかもです。
一番いいのはオクムラ等のサスペンション屋さんにご相談を・・・以上です!
 
 
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2本の短いのがレーステックのスプリング、下のが純正です。
 
見たまんま、レーステックの方は最初から最後まで巻きピッチが一緒。
シングルレートって奴です。
 
純正は途中からピッチが変わっているプログレッシブレート。
巻きの細かい方は車体を立たせた瞬間、ほぼ全部沈み切ってしまっていると思われます(笑)
そうすると上の巻きの荒いほうが実際の仕事をするわけですね。
 
シングルレートのがさもよさそうに聞こえるかもですが、そうだとも言いきれないと思うんですよ。
縮めば縮むほど、単純に反力が強くなるシングルレート。
体重や乗り方に合わせてちゃんと予めレートを選ばないと・・・
カチンコチンやバインバインのフォークになってしまう可能性があります。
減衰のセッティングも良く考えないといけません。
 
そこらをうまいこと帳尻合わせてくれるプログレッシブレート。
さすが純正、悪かないとおもいますよ。
 
 
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さて、今回初オイル。
レッドラインのフォークオイルを試してみる事にします。
 
自宅から程近いバーンHDで、娘と航空公園に遊びに行ったついでに買ってきました。
 
「タマ、これかき氷にかけると美味しそうだろ?」
 
「じゃあ・・・まずお父ちゃんが食べてみてよ。」
 
さすが小学一年生。何だか最近言うようになってきました(笑)
 
 
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ブレンドするとこんな色になりますね。
なかなかいい色です。
泡切れもなかなか良かったです。
 
もし組む工程が見たければ過去記事探してみて下さい。
特にこれといった違いもありませんから大丈夫です。
 
さて、チャッチャと組んで油面もレーステックの指定どおりに。
 
 
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よしOK。
見た目何にも変わりませんが、乗った感じは変わります。
 
いや私の場合、すぐにわかるのはブレーキでしょうね。
効き方が変わりますから。ガクーンと腰の無い感じが無くなりますよ。
 
実際に色んなトコ行ってですね・・・
それこそ高速ブン回してみたり、山行ってコーナーに突っ込んだり、街中走りまわったり。
そうやって様々な状況で試して、またダイヤルイジって遊ぶんです。
 
以上、Fサススプリング交換まで終了!
次はブレーキ周りです。

豆ツー参加の皆さん、お疲れシタ!

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帰宅しました。
まさ坊さんとローカルな話をしたせいで、どうしても食べたくなったんで釜照のあぶら麺食べて締めます。

とても楽しいツーでした!
記事はまた後日に。
FTさん、企画ありがとう!
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やっちまったぜ、高いほうのブレンボ 

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豆ツーの記事の前にまずはこちらを。
 
タイトル通りですが、手に入れちまったんですよ。コレを。
 
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いきなり全バラですが・・・そーです、ブレンボです!
 
しかもアレですよ。安く買えるキャストの方じゃない、
軽くて薄い、鍛造のレーシング・ブレンボキャリパー。
世に言う 「高いほうのブレンボ」 です!
 
ウヒョー!アガるー!
 
え?何ですか?
 
『オメーさ、キャリパーサポート嫌いとか言ってなかったっけ?』
『キャリパーサポート付ける位なら純正のがいい、とか確か聞いたぞ。』
 
何の事?
ゴメン、アンタが何言ってんだかオレにはわかんないなあ(笑)
 
 
はい、すんません!
「ブレンボの、しかもレーシングが安く手に入るかもしんない。」という話がころっと転がり込んできた瞬間、
電話口で 『何言ってんだよ!サポート大好きだよ!サポートなしじゃ暮らせねえ位だってば!』
あっさり趣旨変え出来てしまうという・・・
私はそんな感じの権威にとことん弱い、ミーハーな人間なんですwww
 
ですがホント言うとやはりサポートは無いほうがいいと思いますよ。
サポート&ボルトの分、全体の剛性強度が落ちるのは間違いないですから。
だもんで私の考えるベストは専用設計のベルリンガー、さもなきゃPM。
 
ですがネームバリューでブレンボに敵うブレーキメーカーったら・・・APくらい?
とにかく、判り易さから考えるとパンチのある事この上ないです。
そこに私は飛び付きました。
 
「なんだかんだ言っても・・・やっぱ・・・カッコいいな・・・」
使いこんだ感じも気に入りました。
バラバラになって並んだキャリパーを眺めつつ、ワクワクしております。
 
 
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実はこのキャリパーはホワイトさんのお下がりでして。
S1Wのリニューアル時に余ったモノなんです。
それを驚きの激安価格!で下取り、今こうしてココにあると。そんなわけです。
 
まずはシール類の交換です。
キャストと違い、レーシングブレンボにはダストシールってモノがありません。
ピストンシールのみです。
 
なもんでピストンシールだけを、シールキット付属の『ブレンボ純正のタレ』に浸け込み湿らせます。
最近、ブレンボのシールキットはそこらの用品屋さんでも購入できます。
 
※注意!
ちなみにブレンボジャパンではこのようにキャリパーを割るOHは推奨していないそうです。
事実、割れ目の部分に嵌めるOリングは一般に販売されておりませぬ。
ブレンボジャパンでも割らずにOHするそうです。
 
ですが私らプライペーターは、「自己責任」の名の元あっさり割っちゃうわけです。
万一の事があったら「自己責任」じゃ済まないにも関わらず・・・
そんなわけであまりおススメできる作業ではありませんので、参考程度にお読みください。
 
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そしたら溝にシールを注意深く嵌め、ピストンを押しこみます。
アルミピストンです。軽いですね~
正しく装着出来てれば、人差し指でスッと入りますよ。
 
フリクションがかかるのを嫌い、ダストシールの無いレーシングキャリパー。
その分確かにメンテに手間はかかりますが、この手ごたえ・・・最高です。
 
 
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Oリング屋さんと付き合いのある溶接工具屋さんを経由して手に入れた、
フッ素系素材の耐油耐熱Oリング。(線径1.9mm 内径6.8mm)
 
左右各キャリパーに1つづつ、これを嵌めます。
 
 
 
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で、慎重にセンターを出しつつ、なんとチタンボルト!が奢られたキャリパーを合わせ、規定トルクで締めます。
 
OH終了!
おお~ マジでカッコいい・・・
 
ブレーキをイジるならまずはマスター次パッド、メッシュホースにロータやって、キャリパーは最後!
 
そう信じている私ですが、これを見てると信念がグラグラと揺らぎます。
まあ前述の通り、私の信念なんて大して強固でもないんですけどね(笑)
 
 
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サポートはアクティブの黒。
こないだバシ君から、ロッカーカバー&取付指南と交換で入手したモノです。
 
ただちょっとボルトがあまりにも寂しい感じですね。
スペシャルなキャリパーには、やはりひと手間掛けたスペシャルなボルトが必要です。
 
 
 
だもんで、1.4のキリとボール盤使って穴開けて・・・
 
 
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3方向にワイヤリング用の穴を通して完成!
 
サポート固定用にM10-1.25を4本
キャリパー固定用にM10-1.5を4本。
計8本に3か所で24発あけました。
 
数も多いし、ポンチ打つのにも手間ですし、油くれながらキリ折らないように慎重にやらなきゃですし。
ボール盤が無きゃやってらんない作業ですね。
 
出来たらこの旋盤で頭の部分テーパーに加工とか、ワイヤリング用の溝入れたりとか。
そんな事もやってみたいですが、残念ながらウチに旋盤はありません。
 
んじゃ取付ちまいますか!
 
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お疲れ様でしたの純正マスター&キャリパー。
ミスミのレバーに換えたことで、まあまあってタッチにはなりましたがやはりモノ足りませんでした。
キャリパーと一緒に、EVOで使っていたラジアルマスターに変更します。
 
ホース&フィッティングはプロトのステンレス。取り回しはトライピース。
アールズタイプのバンジョー&バンジョーボルト、それにホースの口がデカいんであまり好きじゃないです。
 
この際、グッドリッジのホースにしてバイピースに、フィッティングも全部グッドリッジに・・・
と思ったんですが、残念ながら手持ちの部品が足りません。
仕方ないんでとりあえずコレを洗浄して使用することにします。
 
私はアールズよりもグッドリッジの方が、各部品が軽くて小さくて見た目も好きなんです。
ココは近いうちに換えます。
 
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スペシャルなキャリパーには・・・(以下略)
 
勝ち組のケミカル、ワコーズの松クラス!
500mlで3100円(税抜き)のSP-Rレーシングフルードです。
 
こりゃ大変だ。エア抜き失敗できねえぞ。
 
 
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さて、ここでご紹介を。
炎上?したバシ君のブログのコメント欄をご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ご安心ください。
 
きっかけのバシ君、種火を点火したホワイトさん、そしてガソリンを注いだ私。
誘いあったわけでもないのに、なぜかブログのコメントの応酬の後、3人揃って工場で作業中です(笑)
 
ご覧の通り、私らはリアルで大変仲が良いんです。
だもんで思った事も奥歯にモノ挟まずに言い合えるんです。
 
3人入り乱れての壮絶な殴り合いの後(嘘)
工場長 「ハンドルが高い?バカ言うな、なんなら跨って確かめてみ。」
バシ君 「あっ、こんなもんですか。シート高があるから案外平気なもんですね。」
ホワイト 「でもやっぱメーターは高過ぎない?オレは結構好きだけどさ・・・」
 
そんな話をしつつ、深夜まで仲良く作業したり話したりしてました。
 
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そんなこんなで完成です。
ホース⇔キャリパーはバンジョーボルトは使わず、アダプターでダイレクトに繋ぎました。
部品点数も減るのでこっちの方が好きなんです。
 
 
 
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おかえりなさいの11/16サイズ、CBR1000RRの純正ニッシンラジアルマスター。
何故かエア抜きに大変苦労しました。
 
鋳鉄ローター&ブレンボ純正パッドはなかなか相性が良く、タッチも良好!
そうそうそう!やっぱコレよ、コレ!さすがラジアルマスター。
 
ですが、以前のステンレスローラー&シンタードパッド の時は丁度いいタッチだった11/16サイズが、
鋳鉄ローターとの組み合わせだと、レバーストロークがあり過ぎる様に感じてしまいます。
 
なもんでここも、ホース交換と同時に手持ちのニッシンのセミラジアル。
もしくはブレンボのRCSマスターに換えようと思います。
これらはMCAアダプターも今のまんま使えるんです。便利です。
 
ちょっと立て続けの入り用ですが、なんせ事はブレーキ。
単車における文句ナシ、ぶっちぎりの最重要部品!
自分で納得がいかないなら、やらないわけにはいきませんね。
 
今んトコは妥協できるギリギリの線です。
 
 
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全体像です。
 
外装はもう、こっから大きく変わることは無いでしょうね。
やるとしたらブレーキホースの取り回し、ホイールの純正戻し、スクリーンカット、
メータステー回りとマルテン追加・・・くらいでしょうか。
個人的にはなかなかいい線だと思ってます!
 
 
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おし!ワイヤリングまでは手が回んなかったけどこれでOK。お疲れ!
 
ホワイトさんは明日仕事なんで早めの上がりです。
 
悩んでたETCの取付も、途中で遊びに来てくれたまさみさんのアドバイスでスッキリしました。
見慣れないツルピカ君がそうです。
 
※もとさん、まさみさん家はアナタの家とホント近いんで、今度紹介した方がいいね。
例の音速を超えてしまうというモトガジェットの設定、間違いなく解決してくれるよ。
なかなかセンスのあるプライベーターです。
 
まさみさんってのは、実は私のEVO買った人です。先日ブログも始めた様です
このブログ見ると、いかに私の整備がなってないのか判ると思います(笑)
乗るたびにどっかがイカれる、そんな盆栽EVOのその後が気になる方は読んでみて下さい!
 
 
 
 
 
さて、明日はFTさん主催の豆鉄砲ツーリング、略して「豆ツー」に行くんです。
FTさんってのは虚言癖に若干の問題があるものの(笑)・・・文句ナシに速いXBビューエル乗りでして。
そんな人の企画ですから当然、ビューエル乗り&山とワインディング好きの人間がわんさとやって来ます。
 
私はそこに、なおかつこのFXDXTで殴り込みをかけるんです!
 
 
身の程知らずで場違いは百も承知の上ですが・・・
ブライトさんもタイヤ換えたばっかのXR1200で、バシ君に至ってはホンダのXR400で行きます。
身の程知らずで場違いも、3人も揃えば恐縮感も薄まるでしょう(笑)
 
実は私、来月はじめにサーキット走行の予定があるんです。
チャレンジサーキットという走行会イベントで、富士のショートを走ります。
 
・・・ええ、勿論このダイナで行きますよ!
だって単車これしか持ってないですもん。
FXDXTで国産車に交じってサーキット走るんです。それが何か問題でも?(笑)
 
で、サーキット走行経験も豊富なビューエル組にサーキットや装備やなんかの話も聞きたいし。
そもそもどんくらいこのダイナが山を走れるのか?
乗り換えてからまだ一遍も山行った事なかったんで・・・それも知っておきたいし。
 
なもんで予行演習ってわけじゃありませんが、お願いして豆ツーに参加させて貰う事にしました。
 
 
だから頼むぞ、レーシングブレンボ!
信じてるぞ、ベルリンガーの鋳鉄ローター!
任せたぞ、異様にストロークの長い11/16ラジアルマスター!
頼りにしてるぞ、換えたばっかのBT45V!
見せてやろうぜ、レースッテックのスプリング!
お願いだ、FCR!
やってやろうぜ、スーパートラップ!
 
上記装備でノーマルエンジンに毛の生えた、車重300キロオーバーで12年落ちのダイナ。
「でも、ハーレーのビックツインが山で遅いなんて、オレが言わせねえ。」
 
コテンパンにされる公算の強い中、
いつもの台詞を心の中でつぶやきつつ、本人のテンションはアゲアゲです!(笑)
 
次は豆ツーのレポートです。

豆ツー その1 「雨雨降れ降れ♪もっと降れ♪」

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行くぜ!ダイナに乗り換え初のツーリングです。
 
いや、今日のはツーリングじゃねえぞ・・・
知ってるだけでFTさん筆頭に、KAZのアニキ、ヒロ教授、ムロさん、and more・・・
普段から山とサーキット遊びべーしてる、ビューエル松クラスがゴロゴロ。
きっと他にも一杯いるだろう。
 
身内だって油断はならねえ。
17インチとハイグリップラジアルで武装したブライトさんのXR1200。
TRさんだって今日はローグラじゃなく、XBで行くって言ってたな・・・
 
ツーリングだからって誰がどんなに流そうが、オレはノンビリなんか走んねえぞ。
そーだ、今日は勝負の日だ!
「ハーレーのビックツインが山で遅いなんて、オレが言わせねえ。」
オシ、やってやんぞ。
 
さあ、私の中のチョースケ先生、一言お願いします!
『どいつもこいつもブッチギリだぜ!』
恐れ入ります!(東本昌平・キリン参照)
 
 
海老名に6時に集合し、待ち合わせしていたブライトさん、TRさんと合流。
そして、てくのさん(XBユリシーズ)と、まさ坊さん(カワサキZ1000)とはじめましてのご挨拶。
なんと!カワサキ登場!
 
一度まさ坊さんと一緒に走った事のあるTRさんが、いらねえ情報を耳打ちしてくれます。
「(コソコソ)課長、このまさ坊さんって・・・例の山一個差んトキの先頭走ってた単車です。」
うえ!ヤベエ、聞くんじゃなかった!
 
・・・ダメだ。ビビっちゃダメだ。
でも・・・怖くていきなり吐きそうだ(笑)
 
 
出口付近のスタンドで、KAZさん(ビューエルS3)とも合流。
本線合流した途端、KAZのアニキはいきなりダッシュです。
あわてて追い掛け、後ろからさすがの擦り抜けを観察しました。
 
途中、なんだかどエラクいい音をさせた、いかにも高級そうなクルマに突っかけるKAZさん。
クックック・・・相変わらずトッポイなあ(笑)
 
 
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集合場所の御殿場IC近くのコンビニまではあっという間でした。
天気はご覧の通り、時折小雨がぱらつき、路面はウエット。
 
「アニキ、あの車なんスか?」
「アストンマーチンだよ。実は東名入ったトコからずっと絡んでてさwww」
「ああ、バンキッシュってあれスか。V12の。すんげえいい音でしたね。」
 
松クラスのKAZさんはヤンチャなアニキですが、恐れながら当然、今日の私の的です。
前回一緒に走った時はシートに座らせることすら出来ませんでした(笑)
抜くまではまさか言えませんが、せめて座らせるくらいの事はしてみたいです。
 
主催者のFTさん、そしてヒロ教授、まさ坊さん。的は全員揃っております。
 
 
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ブリーフィング開始です。
ご覧ください、この資料を!
全3枚、表紙にルートマップが、2枚目には道程表が、3枚目には注意事項が。
それぞれ記載されており、完璧な段取りです!
こんなツーリングは初めて来ました。
豆ツーのマメは、「マメな人」のマメなんじゃねえんかと思いましたね。
 
 
「じゃあ揃ったんで軽く自己紹介を。皆さんお疲れ様です。小田原の速水もこみち、ことFTです!」
 
全員 「・・・・・・・・・(シーン)・・・・・・・・・」
 
オイ、FTさん・・・この空気どうしてくれんだ?
 
こんなにマメで、ビューエラー松クラスのそのまたトップランクの人なんですが、
何故か周りからのリスペクトが薄く感じられ、集まるとなんかしら弄られまくっている、
その理由がなんとなく判りました(笑)
 
 
しっかし、まったくいい天気と路面状況です!
雨降ってるのに、何故って?
 
だって考えても見て下さい。
的の連中は一人何故かツーリングタイヤのKAZさんを除き、全員ハイグリップラジアルタイヤなんです。
 
連中のタイヤには横っちょの方、溝なんざ一本も無いんです!ヒッヒッヒッ。
荷重でタイヤ潰して、倒しながらさらに加速するラジアルタイヤ走りも、こういう場面じゃアダでしょう。
・・・よーし!こりゃこっちのもんだ!
 
 
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「レイングリップのいいバイアスタイヤはともかく、このポジションはどう説明するのかね?実に・・・面白い。」
 
教授が不思議そうに私の単車に跨り、同様の怪訝な表情で後ろからそれを眺めるえべっさん。
長尾峠の出口でのヒトコマ。
 
ドライならどうにもなりませんが、ウエットならツーリングバイアスのこっちにメがあります!
ハッキリ言ってレインタイヤみたいなもんだと私は思ってますよ。
 
んでもって、このポジション。
見た目よかだいぶ乗り易いんです!
ブレーキも腹筋だけじゃなく、ハンドルでも我慢できますから。
 
え?ダメですか?さっぱり判らない?第一ステップを空振りする?
そースか・・・
 
残念ながらヒロ教授には 
「こんなので山走れる理由がまったく理解出来ない。実に・・・面白くない。」 との事でした(笑)
 
 
 
 
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芦ノ湖スカイライン、レイクビューの駐車場。
小雨は降りやまず、ウエットだけじゃなくてところどころガスってきてます。
晴れてればレイクビューですが、当然下の方何も見えませぬ。
 
増し締め課の3人はほぼ普段着。
雨とフロントタイヤの跳ねあげの水しぶきにより、ジーンズはベットリ、靴の中までグッポングッポンです。
 
気持ち悪い事は悪いんですが、ここまで雨のお陰でXBの後にハッついて走ることが出来てます。
前回はFTさんの後姿すら見えませんでした。
それ考えりゃ物凄い進歩です。その喜びに多少の不快感なんぞはぶっ飛びます!
 
んじゃ、参加車両紹介です。
 
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増し締め課見習いTRさん
単車はXB9SXだっけ?
自分でアンコ抜きして張り替えたシートがなかなかイカシてます。
ただし、モーパイすると・・・アラがバレますね(笑)
 
 
 
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ビューエルに乗ったクッキングパパ、ムロさん
単車はビューエルのS2。
この時点では快走中でした(笑)
 
 
 
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ブライトサイクル代表、スパチューの鬼。
数々の異名を持つ増し締め課アルバイト、ブライトさん
単車はXR1200。私の他のハーレーはこの1台のみです。
 
本日のツーリングに先立ち、ホイールを17インチ化。
ピレリのロッソコルサを前後に履かせて登場です。
 
私がどうにもならなきゃ、本日ハーレーの意地を見せられるのはコイツだけです。
文句なしの「ハーレー史上最強のスポーツバイク」よろしく頼むよ!
 
 
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増し締め課への異動願いがなかなか受理してもらえない。
そんな悲しみの地図課のエース、バシ君です。
今日の単車は世界のホンダ・XR400モタード。
 
イマイチまだバイクとタイヤを信用できないんです、と手探りの途中。
唯一の中型バイクで、このハイペースにどこまで迫れるか?
単車にとっても本人にとっても試練のツーリングです。
ガッサイ!(←「頑張って下さい」を二高の剣道部ではこう言いますwww)
 
 
 
 
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本日はじめましてのえべっさん
単車はビューエルM2サイクロン。
 
なんとフェアリングはGPZ400Rのモノを移植してあるそうです!
なんか違和感無いですね。
これが純正かと思いましたよ。
 
 
 
 
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そしてもうひと方、はじめましてのてくのさん
単車はビューエルXB12Xユリシーズ。
 
実は万が一ビューエル買うことがあるならコレがいいなと、チェックしていた車種です。
SやRと違い、色んなところ走って楽しそうな懐の深さを感じます。
私が買ったら、まず最初にやるのはテールランプを外してのウイリーチャレンジですね。
 
 
 
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さあ、こっからは本日の的、松クラスの連中です。(別に恨みがあるわけではないwww)
 
どっからどうみても、カンサンジュン教授にしか見えないヒロさん
中本の辛いラーメンと西武ライオンズをこよなく愛するこの方を、私は「教授」と呼んでいます。
やめろと言われようが、今後も続行します(笑)
 
売りは知的でスムーズなライディング。コーナーから追い越しまで、何をするにも無理がありません。
 
エアバック付きのベストで、万一の事態でも、報道ステーションの収録に支障をきたさない気づかい。
さすがの一言です。
 
 
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単車はカワサキZ1000。
200キロそこそこの車重に、水冷4発DOHC・120馬力オーバーのエンジン積んだモンスターです。
当然、着てるジャケットはモンスターエナジー!
カワサキの何たるかをわかってる人です(笑)
 
どーすりゃこんなになんだ?って位のドロッドロのタイヤ・・・アンタ、一体何モンだ?
TRさんの耳打ちもあり、初対面から1分で本日の的に決定です!
 
 
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よく言う『少年の心を持った大人』ってのはこの人の事ですね、KAZさんです
私の兄貴分です。
単車はビューエルS3サンダーボルト。
 
ホワイトさん曰く、「見るたびに違う単車に乗ってる」との事。
確かに初見では空冷Z、二度目はハスクのヌーダ、そして今回S3。
まだまだ家には一杯あるみたいです。
 
速い上に性格はヤンチャという、始末におえないタイプです。
こういう人を追い掛けるのは大変危険が伴うんですが、私にも増し締め課長としての意地があります。
アニキ・・・今日って今日はシートに座ってもらうぜ!
 
え、志が低いですか?
すんません、この人に関しては私、ちょっとビビってます(笑)
 
 
 
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最後になりました、スゴ腕の左官屋さんにしてビューエルXB組のトップランカー。
誰もが認める文句なしの松クラス、虚言癖だけが問題のFTさんです
単車はXB12S、マジで速いです。
 
見ての通り、ハイグリップのラジアルで端っこに溝はありません。
それでもここまで上がってくる間、付いていくのが精一杯という有り様です。
 
「オイ、それって雨に弱いんじゃねえの?どーなってんのよ?」
歳も同じなんでFTさんには私も遠慮はありませんよ(笑)
『いやーなんだろうね、怖いよホント。』
聞いてもヘラヘラと笑ってるだけで、まったく底が知れません。
 
 
 
以上10台に私のFXDXTを含めた、総勢11台のツーリングです!
 
ん?なんだか雨が弱まってきましたね。
心なしか、行き先の空も明るくなってきたような気がします。
都合はあんまよかないですが、靴のグッポングッポンから解放されるのは正直助かります。
んじゃ、行きましょか!

豆ツー その2 チョースケイズムと隣の部長様

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周囲一面、霧しか見えないレイクビューの駐車場を後にすると、
その先は雨も上がってきまして。
路面はウエットからハーフウエットに変わってきました。
「チッ・・・雨雲のヤロウ、案外根性無しだな・・・」
 
私の前で、さっきからコーナーの入り口の度に谷側の足をブラッとさせるFTさん。
この際だから聞きますが、あれは何なんでしょうか。
余裕の表れ?
それとも小田原ではアレがウインカーの代わり?
『やれるもんならこっち側から抜いてみな。』 っていうアピール?
 
良く判りませんが、とにかくハーフウエットの芦ノ湖スカイラインをそこそこのペースで引いてくれます。
 
オイ、それってハイグリップだろ。路面まだ濡れてんぞ。
それにホラ、このレコード盤みたいな道路の溝、見えてっか?
で、さっきから一回もブレーキ掛けてねえしよ・・・どーなってんのよ。
 
聞きたい事は山とありますが、追い付いて抜かない事には聞けませんね。
向こうの心中は知る由もありませんが、とにかくこっちは必死で付いていきます。
 
 
・・・先生、雨がやんじまってなんだか条件が悪いです。
どーかオレに勇気を下さい!
 
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『どいつもこいつもブッチギリだぜ!』
 
先生!励みになります!(東本昌平・キリン参照) ※ゆれまる主任、直しときました!
 
 
 
後で聞いてみたらFTさんのノーブレーキはただ単純に、配線短絡が原因でした(笑)
 
 
 
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そんなこんなで付いていくことしばらく。
KAZさんのプライマリー周辺から乾式クラッチの様な音が・・・
 
そこらに止めて様子を見ます。
ビューエル乗りの人達は大騒ぎしてます。
回すたびに必ずどっかが逝かれるハーレーに慣れた私らにとっては・・・
まあこんくれえどってことないトラブルです。だって走れますから(笑)
 
KAZさんも大体の故障のアタリを付けた後は
「ん・・・OK。特に問題ねえから行っちゃおうか。」
さすがアニキ。そーこなくっちゃ!
 
で、アニキ。それよかこの工具いいスね。
「おお、いいでしょコレ。使えるんだよ。このアダプターがミソでさ・・・」
停まってる時間の半分以上、工具の話をしてるアニキと増し締め課の面々
・・・やっべ。早くいかなきゃ。
 
 
 
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一般道を経由し、道の駅天城に到着。
もう完全にドライな上、気温も上がってきました。
『わさびソフトクリーム』 といういかにも不気味な食べ物を、皆さん喜んでバクバク食ってます。
 
「オリャいらねえ。食いたくねえ。」
 
食べ物に関しては私、超保守派なんです。
かっぱえびせんはノーマル一本、ポテチはコイケヤのり塩、ガリガリ君はソーダで決まり。
 
昔付き合ってた彼女がかっぱえびせんの梅味かなんか買って来た時、食うかこんなもん!と言ったら
「・・・つまんない男だね。」と返されました。
 
ええ!つまんない冒険しない男で結構でございます。
てりたまなんかいらねえ、ビックマック買ってこい!
納豆はタレじゃなくて醤油、入れるのはカラシを混ぜてから!
でもってふりかけはめんたいこ、品切れならのりたまだ。コノヤロウ!
 
・・・すみません、何の話だったか忘れました(笑)
 
ココでは私のブレーキスイッチがショートした為、絶縁処理の上ヒューズ交換。
そしてTRさんのナンバーブラケットが折損した為、タイラップで応急処置。
朝一ブライトさんのワッシャー紛失に続きちょいちょいと、
そんなマイナーな奴が連発してます。
 
 
 
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そして伊豆は弓ヶ浜に到着。
伊豆の海って砂浜がキレイなんです。
この近く、ちょっと行くとペリー提督がやってきた下田の港もあります。
 
ご覧の通りの快晴です!
サーファーもそこらに一杯浮かんでます。
男だらけですが雰囲気は悪くないです。天気がいいんで気分がやっぱ違いますね!
 
 
 
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いつどこで食べようが、美味いに決まってるお刺身3色丼。
朝のコンビニでヴィターINゼリーしか飲んで無い、空っぽの胃に染みわたります。
 
さてと!メシも食ったし、ガスも近くのスタンドで満タン。
ブライトさんとTRさんは空気圧も調整し終え、準備万端です。
んじゃこっからまた調子良く走りましょうか!
 
 
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・・・といった矢先に、こちらは本物のトラブル。
ムロさんのS2、発電不良です。
 
私の言うトラブルは 「いわゆる自走で家まで帰れない状態」 を指してそう言います。
他はトラブルの内にカウントしません(笑)
 
ビューエル乗りの多くは足回りなどに凝っている人がほとんどの様でして。
あまり自分では弄らずにお店でプロに任せている分、普段からトラブルも少ないんでしょう。
ヘラヘラしてるのは私とブライトさんとTRさん、要するに増し締め課連中な位でして。
この後は何だ?誰がトラブるんだ?と皆さん不安そうです。
 
KAZさんに「バッテリーがあるうちに走れるだけ走れ!」とドヤされながら急いで出発するも、
途中無念のストップだったそうです。
 
ええ、だったそうです。
 
私その場面立ちあってないんですよ。
なぜなら、ムロさんが止まった丁度その時、行程の前の方でノリノリだったからです。
 
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私のFXDXT、今日がお初の山なんですが・・・これが調子良くって!
エンジンはハッキリ言って前のEVOの方が遥かに上です。
エンジンのパワー感に乏しいんですが、なんたってこの車高です。
バンク角が以前とは比較になりません!
 
おかげでここまで非力なノーマルエンジンにも関わらず、
以前は背中すら見えなかったFTさんや、
昔だったらハナっから追う事すらおこがましいと考えるであろうカワサキにも、
(まあ向こうのテンションはともかくとして・・・)引き離されること無く追走が可能です。
 
 
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『見える!私にも敵が見えるぞ!』
 
隣のパイロット部の部長様の言葉をお借りしますが、まったくその状態です。
 
なんぼツーリングバイアスったって、タイヤ自体が新しいってのもあるんでしょうか?
グリップに特に不満はないレベルです。
でも安心感で言ったら、このBT45Vよかスポーツデーモンの方が上だったかな・・・
 
しかしながら車重300キロオーバーのこのダイナ。
考えてみたらタイヤのグリップがどうのこうのって言うレベルの単車じゃ無いでしょう。
250キロ位のスポならまた話は違ってくるんでしょうけどね。
 
そうだ!昔誰かに聞いたのはこういう事だったんだ。
『グリップはタイヤがするもんじゃなく、乗ってる人間がさせるもん』 なんだ!
 
したっけコンパウンドがどうこうとか、シリカ配合とか、もう関係ねーや。
次はハーレー用の硬ーいタイヤでいい気がしてきましたよ。
 
そうすりゃ高速じゃきっと安定するだろうし、山行きゃ・・・そりゃ腕次第だ(笑)
高速のウォブルはどうもなんないけど、山でのグリップならなんとかなりそーだし。
とにかくオレが頑張ればいいのさ。
 
大体、FTさんなんか雨降りだってのにハイグリップ履かせて速いし、
さっきからケータイいじってるまさ坊さんなんか、ほぼ終わりかけのタイヤでも速いし。
2人とも後ろから見てたらそんなにバンクさせてねーもん。
タイヤに全然頼ってないし、まだ余力を残ってる感じがするよ。
 
まーこっちはステップ擦りながら必死だけどね(笑)
 
 
 
なんせ曲がってるのが楽しくって仕方がありません。
 
周りからは疑問符だらけのハンドル&ポジションですが、私にはバチッとハマってます!
いわゆる「乗れてる」状態でして、ストレスを感じません。
現状、大台-30から振れ出してしまいますので、高速大台ではまるで話になりませんが・・・
山だけで言ったら確実に、前のEVOソフテイルよりこのFXDXTが速いです。
 
 
 
 
 
しかしながら楽しんでいるのは私だけでは無いようです。
先行した5台の内の1台・・・この人も現在最高潮!
 
 
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『課長、今日のオレにはアンタの背中が見えるぜ!』
 
そーなんですよ。
さっきからずっと、ブライトさんが後ろにハッついているんです!
天気が好転し、スタンドで空気圧の調整をした後から、なんだか人が変わったようです。
 
私もダイナも調子はいいし、前述の通りシンクロ率は高く、実際乗れてる感触があるんです。
前のカワサキを追い掛けてますんで、テンションだって高いですよ。
でも・・・すぐ後ろにいるんです。
 
 
換えたばかりのハンドルも、不安のあったブレーキにも問題は無く、
17インチ化したホイールと前後のロッソコルサが、どうやら彼のスタイルにはハマったようです。
 
周囲の苦笑いにもめげず 『どんなもんだい!』な、この表情。
 
いつもならブッ飛ばしモノですが、致し方ないでしょう・・・悔しいですが認めざるを得ません(笑)
 
※ちなみに彼にもチョースケイズムは備わっており、メットB面には「別格」と書かれております。
 
 
すみませんムロさん!
ムロさんがバッテリー切れで四苦八苦してる間、私らは前の方でこんな風に楽しく過ごしておりました(笑)
 
反省を交えつつ、次回へ続きます。

豆ツー その3 完結「カンタンですヨ 全部つぎ込んでるからですヨ」

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さて、今回ツーリングでどっか停まるたびに言われました。
 
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「そのポジションと、そもそもそんな重いハーレーで、よく走れるね?」
 
ありがとうございます!
半分呆れ顔で皆言いますが、私は本気で褒め言葉として受け取っております!(笑)
 
ポジションに関しては全くもって問題ないどころか、この方が具合がいいからなんならやってみて。
逆におススメしたい程の具合のよさです。
 
って・・・誰も聞いてねえ!(笑)
 
 
 
そして、「クソ重いハーレーで?」という事に関しては、これでしょう。
 
意味合いは少し異なってはいますが・・・島先生、一発カマしてやって下さい!
 
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これは私がブライトさんから影響を受け、チョイチョイ単行本を古本屋で集めている
『湾岸ミッドナイト』のヒトコマ。
この人はブラックバードと呼ばれる、お医者さんの島先生。位置的には主人公のライバルです。
車はポルシェ911。
 
「医者は給料がいいからポルシェなんかに乗っていられるんだろ?」と聞かれ、
そうでもなくて、同僚は国産車やBMWの3あたり・・・と答えたら、
「じゃあ何でお前はこんなスゴイのに乗っていられるんだ?」とさらに聞かれた。
 
その答えがコレです。
これをサラッと言える島先生、アンタ最高だ!
 
私も同じです。
 
酒飲むのは大好きですが、車通勤なんで飲み屋にもめったに行きません。
風俗とかも苦手なんで行きません。(ゲイではない。念の為w) 
競輪競馬に宝くじ、マージャンパチンコ等のギャンブルもなし。
愛人、浮気?とんでもねえ。バカげてる。
単車のほかにコレといった趣味は無く、自分で使える時間とお金をこのダイナに全部つぎ込んでますヨ。
 
しかも持ってる単車はコレ1台。増車は全く考えていませんヨ。
 
複数台持ちの人にケンカ売る気はさらさらありませんが・・・
『シュチュエーションや行き先や、走るステージによって単車を換えて出掛けたい。』
『単純にモノとして好きなので手元に置いておきたい。』
『盆栽している間、足となるバイクが他に一台は必要だ。』
なるほど・・・わからなくは無いです。
 
でも、私はこの一台で全部やるんです。
そう自分で決めてるんですヨ。
 
高速で大台やるのも、山行ってステップ減らして遊ぶのも、通勤だってコレ使いますし、
思う存分、やりたいだけ盆栽するのもコレ1台なんですヨ。
 
なもんで、そもそもの覚悟と気合いが違うんですヨ。
 
ハーレーだから山を走れないとか、遅いとか、そんなの言われたくないんですヨ。
自分の出来うる全部をつぎ込んだこの単車にですね・・・
「所詮はハーレー、たいしたことねえな。」 
そんな風なレッテルを貼られんのは、私は我慢できないんですヨ。
 
だから何処行ったって頑張って走らせてるだけなんですヨ。
したら、今日に関してはビューエルとも一緒に山走れてると。
 
単車の種類じゃなく、ハートの問題であって、ただそれだけなんですヨ。
 
 
・・・なんか「ヨ」とか言って、半分ふざけてますけどね(笑)
 
 
 
 
「なんでそのポジションと、そもそもそんな重いハーレーで走れるのか?」
まあ、おおまかに言うとこんなところです。
 
 
 
気合いの問題はともかく、
じゃあ私とFTさんが、お互いの単車入れ換えて山走ったら・・・一体どーなるか?
やらんでもわかります、間違いないです!
 
絶対に2人揃ってメタメタになるに決まってます(笑)
 
自分のコレ!と信じる単車。
それに乗っかって走るのが一番楽しく、そして結果速いハズですヨ・・・やっべ。クセになりそうだ(笑)
 
 
さて。
ムロさんは残念でしたが、ツーリングはまだ続きます。
こっからは後半です。よし!行くぞ。
先生、いつもの気合いをお願いします!
 
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やべえ!チョースケ違いだ!
しかも台詞が縁起でもねえ・・・
誠に恐れ入りますが、もう一度若い方でお願いします!
 
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『どいつもこいつもブッチギリだぜ!』
 よっ!待ってました大統領!(東本昌平・キリン参照) 
 
 
 
 
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とまあ、そんなワケよ・・・
大台はナイトレ、山はXR1200ってか。そんな使い分けをしてるアナタとは、そもそも気合いが違うんでい。
練習して出直してこい!
 
先ほどのドヤ顔から一変、西天城高原の牧場で頭を抱えるブライトさん。(※演出アリ)
 
この牧場に至る細い道幅と、細かいコーナーが連続し、舗装状態もそれほど良くない上り坂。
先ほどまでは見えていた私の背中を、上りに入った途端に見失った事が気に入らないようです。
パワーもトルクもタイヤもなにもかも上・・・いや、車重はオレの方が上だぞ!(笑)
 
まあ気にすんな。
オレこういう道が一等好きなんだ。得意だって言ってもいい。
上から言わせてもらうとだ、こーゆーとこは単車を振り回すんじゃなく、アクセルで曲げるのがコツだ。
そのうちきっと追い付くよ。
 
・・・あれ?確かもう一人、増し締め課が居たよな・・・さっきから見てねえぞ。ムロさんと一緒に帰ったか?
 
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「あーおっかねえ・・・まーおっかねえ・・・どーしたってんだ、全然乗れてねえ・・・」
 
甘いはずのエメラルドマウンテンも苦く感じてるんでしょう。
テンションの上がり切らないTRさんです。(※こっちは演出ナシwww)
 
こっちも大台はTR、山はXB9SXと使い分けているタイプです。
でもなんかあんま気の毒な感じなんで・・・気合いどうこうとか言える雰囲気じゃありませぬ。
 
まあ、もうチョイ乗ったらまた身体が思い出す・・・んじゃねえの?アゲてこーぜ、な?
えーっと・・・ドンマイ!(笑)
 
 
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大変気に入っている、自慢の一品。
シモンズのビレットステップ&3M足場シール貼り。
 
FXDXTは車高もあるし大丈夫だろうとアタリを付けていたんですが、それは甘かったです。
ビューエル松クラス連中のコーナー速度を甘く見てました。
とんでもありません。
 
向こうはまだ余力があるのか知りませんが、とにかくこっちからしたら無茶苦茶速いんです!
どうしたって削る位までは倒さなきゃ、とてもじゃありませんがついていけません。
大事になんかしてたら、たったコーナー一つで、すぐに目の前から一気に居なくなります。
 
その為、メイドインジャパンのキレイな仕上がりのステップがご覧のあり様です。
キレイに丸く、そして先端がテーパーに仕上がっているのがとてもカッコいいんです!
 
なもんであんまやりたく無かったんですが、これじゃ仕方がありません。
 
造って頂いている職人さんには大変申し訳ありませんが、帰ったら下の部分を斜めにカットしようと思います。
正直な話、本当にヤダな・・・でもって切り口どうすっかな・・・
 
 
 
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そして伊豆スカ、亀石に到着。
 
亀石峠の料金所を通過する際、
なぜだか知りませんが、教授のキーホルダーについているライオンズのプレートが気になりました(笑)
 
ビミョーな写真ですが、XRのサイレンサーのステーが折れているのが判ります?
私とブライトさんでこさえたマフラーですが、どうやら強度的に難があったようです。
結構前から折れてしまっているんです。
ここは少なくともサーキット走行前、近いうちに再製作して完璧にしておきたく思います。
 
 
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FTさんの記事にもありましたが、まあ話の好きな連中が揃ったもんです。
ずーっとくっちゃべってます!(笑)
 
今日はクラッチ周りに爆弾を抱え、しかも後方で世話役をしている為、あまりKAZさんとは絡めませんでした。
次回はよろしくお願いします!
 
・・・でもビューエルが一杯揃ったツーリングの場合、
立場と役回り的にKAZさんと、もし居たとしても親方は、きっと世話役やんなきゃなんだろうな。
だってメンテの腕前と緊急時の対応ったら、ビューエラーならどう考えてもその2人でしょ?
 
・・・ま、いーや。
次回もオレはなんも気にせず、2人に任せてまた勝手に遊ばしてもらおっと(笑)
 
 
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なかなかいい感じに一皮剥けたんでないかい?ブライトさん。
 
本日デビューの17インチのロッソコルサ、大変具合がいいそうです。
ハイグリップタイヤは、その分減りが早いって言うけど、どんくらいいけんだろうね?
 
 
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「えーっと、こんくらいはいけます。」  (by まさ坊さん カワサキZ1000)
 
アンタ・・・どこでどんな走りすんとタイヤってこうなんの?
これってフロントでしょ?
こんなん・・・バンク角90度じゃねえか!(笑)
 
底知れない雰囲気にたがわず、やっぱおっかねえ人です。
 
この後の伊豆スカで前に出たのはやっぱFTさんとまさ坊さんと教授。
必死こいてついていきました。
教授には前行かせてもらい、その後まさ坊さんにも譲ってもらってFTさんを追っ駆けに入ったら・・・
後ろからまさ坊さんに「まさかオレを殺す気か?」ってくらいアオられました(笑)
 
終点の料金所で「死んじまうよ!あんまいじめんなよ!」って文句言ったらニヤッと笑って
「こういうバイクで速い人初めて見た。」って言ってもらえました。
今日、このボソっと一言もらっただけで、
場違い承知で来て、でもって頑張った甲斐があったなあって嬉しかったですね。
 
ですが家が近所らしいんで・・・
出掛ける時はまさ坊さんに見つかってアオリ殺されないよう、周りには十分注意したいと思います(笑)
 
 
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伊豆スカを降りたら、国道を通り箱根峠でイップクです。
青いM2の影ではステップをおっ欠いてしまったえべっさんが、
なぜかKAZさんが魔法の様にバックから取出した純正ステップASSYを取り付けております。
まさにドラえもん!
 
実はテスターは私も持っていましたが、ステップ一式まで積んでいるとは驚きです。
アニキ・・・アンタやっぱ文句ナシの世話役だ(笑)
 
休憩はココで最後、楽しかったツーリングも箱根新道を降りたら各自ガスを入れて流れで解散です。
 
はーい、したっけ写真撮りますよ~
 
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パシャッと!お疲れシタ!
 
KAZさんにも言われましたが、私の頭がジェッペルみたくなってるのは理由があるんです。
去年の暮れに短く切ってから5ヶ月間、一度も髪切って無いからです(笑)
 
そろそろ行かないとヤバイですね。
 
おっと待って下さい。
これはただのカメラテストです。
私はツーリング来たら、最後これやんなきゃ締まりませんよ。
 
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はい、今度こそお疲れ様でした!
変顔の2名を除き、なかなか皆さんいい笑顔です。
 
ムロさんは残念でしたが、怪我なく終わってサイコーでした!
 
FTさん、何から何まで手配を本当に有難うございました。
ご苦労ですがまた是非とも企画をよろしくお願いします!
頼むからまた呼んでね。 「もうオマエ、喋り過ぎだから来なくていい」とか言わないでね(笑)

サイレンサーステー再製作と意外な盛り上がり

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ウチの工場は第二第四以外の土曜日は出勤日です。
従いまして、ソレ以外の土曜日には
「こっちは仕事だってのによ・・・雨でもヤリでも降りやがれ!」という気分です。
 
そんな私のやっかみとはうらはらに朝からスキッと晴れ渡った空を恨めしく眺めつつ、
18日は朝から忙しく仕事してました。
 
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やっと終えた業務時間後、なんか変な人が工場に来て
「おおきなかぶ」のまねごとをしてやがります・・・うんとこしょ、どっこいしょ!
 
・・・オイ、誰だテメー?
 
ああ、思い出しました。
ステー直すからちょっと工場に来いよ、と呼びだしていたんでしたっけ。
増し締め課バイトのブライトさんです
自宅のガレージにいれば「ブライトサイクル代表」ですが、ココに来たらバイト呼ばわりです(笑)
 
クランプは勿論、ガスケットすら使用していないこのワンオフサイレンサーの嵌め合いは
ラスペネでも噴かないとうまく抜けない位キッチリなんですよ。
 
 
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これがおっ欠けた初代サイレンサーステーです。
ちょっと華奢に作ってしまった上、サイレンサー側の溶接をガッチリやり過ぎました。
 
強度差が出てしまい、R曲げ部が応力に耐えきれずバキッと折れてます。
 
この状態でもサイレンサーが後方にすっ飛んで行かないのは、先の通り
嵌め合い寸法0.10で決めているせいです。
 
嵌め合い精度に満足はしていますが、さすがにステー折れは製作者としてみっともない!の一言。
ちょっと造り直させてもらいますよ。
 
 
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うん、こんなもんでよかろー。
SUS304 t1.5 へアライン仕上げ。
こいつを2枚重ねで溶接します。
 
t3.0の丈夫なステーより、こっちの方がサイレンサーの溶接部との強度差が分散される分
応力がかかりっぱなしになる部分には適してます。
 
コレでだめならあとはサイレンサーバンドとか、さらに負担のかかりづらい構造を考えなくてはいけません。
でもまあ、大丈夫だと思うよ。
 
 
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いいね、パツイチで決まったぜ。
適当に曲げて切っただけだけど、イキナリ決まったじゃんか。
 
よっしゃ。このまま仮止めしちまうからアース取ってくれ・・・
そーそー。はいOK。
そしたら本付けしちまうから・・・どーだ?久しぶりにTIGやってみっか?
 
・・・やめとくか。下手こいてサイレンサーに穴開けられたらそっちのが面倒だ。
 
ステンレスのt0.8とt1.5の板厚違い、しかも隅肉溶接。
素人溶接じゃドロッと穴開ける要素は満載です!
 
いーや、したっけこいつはオレに任せてもらうぞ。
 
 
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溶接棒盛り無しのナメ付けです。
厚いt1.5のステーの方にタングステンを向けつつ、始点と終端部を巻いて終了。
 
棒盛りして脚長増やしてそこんとこの強度ばっか稼いでも仕方ねえ。
こんなもんでいいんだよ。
 
んじゃこれ、色落としすっからワイヤーブラシ持ってこい・・・何?このままがいい?
 
ふざけんな。コレじゃカッコわるいったらねーじゃねーか!
いかにも取って付けました、みたいなこういうのは溶接屋としちゃ許せねえんだよ。
なんも無かったみてえに仕上げんだ。いいから仕上げさせろ・・・何?どーしてもってか?
・・・仕方ねえ。んじゃ勘弁してやらあ。
 
「スーツはワイシャツとネクタイでキッチリ、ジーパンはダラッと腰履きでラフにって感じで・・・」
分かったような分かんないような、よく理解できない喩え話をされ(笑)
とにかく色落としはしないでこのまま装着となりました。
 
 
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「ホラ!いい感じじゃないですか!ホラ。これが何気ない感じでカッコいいんですよ!」
 
悪いがオレにはまるで理解できねえな・・・
でもまあ持ち主がそう言うんなら構わねえよ(笑)
 
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しかしまあ、いつ見てもピカピカのマフラーです。
車体がドロドロでも、いつもこのマフラーだけはピカピカにしてくれてます(笑)
 
これって最初、ヘアラインで仕上げたよなあ・・・?
思い出せなくなる位、ヘアライン目も薄くなるほど磨き上げられてます。
 
小汚いリジスポ用の中古のスパトラをベースに、私とブライトさんでこさえたこのマフラー。
大事にしてもらってマフラーも部品冥利に尽きるってところでしょう。
勿論、私だって嬉しいですよ。
 
よし!これでサーキットの準備はOKだな!
 
 
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6月2日のチャレンジサーキット、富士のショートコース走行会に向けて準備は万端です。
 
このハーレー乗りらしからぬレーシーな一品は、サーキット用に購入したというブライトさんのグローブです。
 
なんでもようつべで見た、XRのカップレーサー達のグローブ。
それが「RSタイチ」だった!という理由だけで買ったらしいです(笑)
 
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装着の仕方ににも理屈があると、最近バルコム杉並に入社した営業さんに教わってきたそうで。
そこらの仕入れたてホヤホヤの話をネタに、加工は1時間、ベシャリ4時間のフルコース(笑)
 
※バルコムの営業さん、面白い話を有難うございました。
 今度機会があればお店に遊び行きますんで、オレにも用品関係の話を聞かせて下さい。
 
 
17インチ化、ハイグリップタイヤ、試行錯誤したハンドルポジション。
そしてツナギやブーツやグローブといった、これまでまるで縁の無かったレーシンググッズ。
ブライトさんは2週間後に迫った走行会に向け、ゼッチョーの盛り上がり中であります!
 
 
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でも、大丈夫だ。
オレだって密かに盛り上がってんだぞ、ブライトさん一人を浮かせねえから安心してくれ。
買ったばっかのコイツを見ろ!
 
どーだオイ?ファイブのグローブだぜ。
こないだの豆ツーでやたらビューエラーの装着率が高かったから気になったんだ。
帰ってすぐに買っちまったよ(笑)
 
ちょっとこのダクトみてえのがオーバーだけど・・・色は黒でまあまあ許せる感じだろ?
小指と薬指が繋がってんのがポイントだな。
でもまあ、乗ってみたらなんか邪魔クセエから切っちゃったけどよ(笑)
 
おお、オリャこれで行くぜ!
 
・・・待て待て。まだあんだよ。
コレも見てくれ。
 
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シディのレーシングブーツだぜ?
意外か?張り込んだだろ?
 
色々調べたんだけど、アルパインスターってのは高くてダメだ。完全に頭一個出てる。
それにレーシーさ満載で・・・ホラ、「a☆」マークが目立ってさ、とてもじゃねえがダイナには合わねえ。
 
こないだバシ君が履いてたXPD・・・なんでも「スピーディー」って読ますんだってよ。
それとこのシディ。
あとベリックってのもあったかな。ムーさんのブーツってアレだっけ?
まあそこらがいいとこだべな、って思ったのよ。
 
んで、たまたま寄ったアップガレージにコレがあったのさ。
 
・・・おお、見つけた瞬間即買いよ!
スネのトコがそんなにごっつくねえからブーツインも出来るし、何たって色が地味目で気に入った。
何?そーでもねえ?そこそこ派手?
そーかな・・・なんかレーシングブーツばっか見慣れて、オレって麻痺して来ちゃったのかな(笑)
 
まーいーや。
あとはパッド入りのレザパン買って終いだよ。
 
そーだよ、オリャマジなんだ!
金払って遊ばしてもらうんなら、それなりにお祭り気分になんなきゃ元がとれねえ。
ブライトさんが想像してる以上に、腹ん中じゃ盛り上がってるんだぜ!(笑)
 
 
 
 
「あんまバイクバイクしてるグッズは好かねえ。」
と、今までは見向きもしなかったサーキット用品。
ですが走行会を控えた今、それらを前にうひゃうひゃと喜ぶアラフォー2人。
 
『♪不思議なものだ 子供の頃は 大人になんて なれないのに 
   大人になればときめくだけで いつでも子供になれる ♪』
 
福山マサハルの歌にそんな歌詞がありました。
とてもいい詩だと思います。
 
まあいいんじぇねえの?微笑ましいなあと、生温かく見守って頂ければ幸いです(笑)

ブレンボφ19 RCSマスター換装&ホース取り回し変更

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はい来た!
 
 
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中身はコレです!
買ってしまいました、ブレンボRSCマスターです。
ずっと欲しかったんですよ。
 
しょぼいステッカーが2枚同封されていますが・・・わかってるって、TRさん。
既に没収されることは決まっております(笑)
 
今まで使っていたのはニッシンの11/16。CBR1000RR純正です。
これまではストロークの具合も丁度良く、気に入っていたんですが
ブレンボのレーシングキャリパーに換えてから、どうもレバーストロークが長過ぎる様な気がして。
 
ニッシンの19Φに換えようか?
それとも今度出るというゲイルスピードのインチバー対応の新商品か?
ちょっと考えてはいたんですが、折角なのでここはフルにブレンボで行こうと決めました。
 
昔ブレンボの径φ19レシオ18のラジアルマスターをキャストブレンボWとの組み合わせで使ってました。
そん時はミリバー化してましたね。
タッチの良さはよく覚えてます。
以前は19-18か19-20のどちらかしか選べませんでしたが・・・
 
この「RCS」はレシオ・チェンジ・システム、の略でいいんですよね?
とにかくマイナスドライバー一本でレバー比を変えられる、素晴らしいマスターです。
昔、可変タイプにしたいとすればAPのマスター一択でしたが、いいのを出してくれたもんです。
 
 
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レバーストロークはあればあるほどいい、というのが私の考えでしたが
度を過ぎるとそれも困ったもんだという事に今回気がつきました(笑)
鋳鉄ローターと焼結パッドとの組み合わせで、そもそもタッチが柔らかいってのもあるんでしょう。
 
一体どのレシオが自分に合ってるのか良く判らない。
そんな場合にこのRCSマスターは後から調整が効く分最高です!
 
そんなわけで早速装着です。
 
そこらじゅうに書いてあるブレンボマークがちょっとウザめですが(笑)
まあそれも製品に対する自信の表れと受け取りましょう!
 
 
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これはミリバー用ですので、いつも使ってるMCAのアダプターも使用します。
ニッシン用として販売されていますが、この通りブレンボのRCSにもキッチリ使えます。
私的には推しの部品です。
 
インチバー対応のマスターだと、ミラー付けるのにもう一回悩まなきゃですから(笑)
コレはミラーアダプター付きですのでそこに国産車用M10ミラー、フルードカップのステーを共締めしてます。
 
ちなみにステーは自分で適当にこさえたもんです。
鉄の端材で作ったんでちょっと錆が浮いてますね・・・今度塗り直します。
 
ホントは純正ミラーが好きなんです。
なもんでこれまた今度の話になりますが、
純正ミラーにM10のボルトをうまいこと溶接して、こっちに付けられるように工夫してみますよ。
 
ブレーキスイッチはマスターに始めからついてます。
ブレンボ、なかなか親切設計です。
 
 
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マスター換装のついでに、やりたかったホースの変更も一緒にやっちゃいました。
 
プロトのごっついフィッティングから、グッドリッジの小振りで軽量なホースに変更です。
取り回しはやはりお気に入りのバイピース。
マスターから右キャリパーに入って、左キャリパーに至る、要はh型に取り回す奴です。
 
ラッセルのスピードブリーダーも一人でエア抜きするのに便利です。
ちょっとだけ緩めりゃ、それだけでどんどんエア抜き出来ます。
全抜きから10分くらいでパンパンにレバーが張りました。まー便利です。
 
一番高い位置にブリーダーを持ってくるのもお約束。
なにしろエアはフルードより軽いですからね(笑)
 
勿論、タイヤは浮かせて伸び切りの状態でホースの長さを合わせてますよ。
着地してジャストとかだと、高速でブン回したりギャップで跳ねた時に足りなくなっちゃいます。
万が一ホースやフィッティングにダメージがあったら・・・笑えない事態になりかねません。
自分でホース交換とかやる人は注意しましょーね。
 
 
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バンジョーをあんま使いたくないんで、ダイレクトフィッテイングです。
お陰でB面はスッキリ。
 
当たり前ですが左右のキャリパー同士の距離はどうやったって変わりはしませんので、
ここはジャストの長さでOKです。
 
エア抜きは遠いほうからやると聞いてますので、いつもこっちを先にエア抜きしてます。
不思議なことに私はバイピースでやった方がエア抜きが早く終わります。
なんででしょーね?
 
 
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特に問題もなく、無事に換装終了です。
 
ステム下のごついセパレーターはなかなか評判が良かったんですが、私はどーも馴染めませんでした。
見た目も気分も、これでスッキリです!
 
・・・ちなみにトライピースとバイピース。
どっちが良くってどっちが悪いって事も無いと思います。
そこらは好みの問題でいいんじゃないでしょうか。
 
私はブレーキライン途中のフィッティングは、少なければ少ない程いい!というタイプなだけで。
ゴツゴツしたメカ感が無くなってつまんねえ!という人も居るでしょうし。
予算と好みでいいんじゃないかと思いますよ。
 
 
 
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ニギニギした感触だけですが・・・やっぱブレンボいいわ。
 
しっかり感とコントロール感が同居する、なんとも言えない良いタッチです。
ちなみにレシオは18の方にしました。
やはり長めのストロークが合っているようです。
 
ブレンボは今まで使っていたニッシンと比べて、レバーとグリップの距離がより細かく調整できます。
こういうとこもいいですね~
 
いい感じの位置に合わせ、ミラーを調整、ブレーキランプの点灯を確認して終了です。
 
なんかちょっと走りに行きたい気分ですが、そういう時間でもありませんので今日は帰ります。
きっと通勤の行き帰りでもより好みになったタッチを感じられると思います。
そうして確かめた後、今度山に行くその日が楽しみです!
 
 
 

各種加工モノ (ミラーアダプター&O2センサーボス&ステップCUT)

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午前中に残っていた溶接仕事をし、その後単車イジリしてました。
丁度直流の溶接段取りをしていたものですから、その流れでやってみました。
 
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まずはコレ。
この時点で何のこっちゃ判ったら大したもんです(笑)
 
ステンレスの丸棒を曲げた奴と、太めの丸棒のほぼセンターに穴開けしました。
 
 
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んで、TIGで溶接と。
 
 
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付けるとこんな感じ。
 
ラジアルマスターのアダプターに純正ミラーを取り付けられるステーを作ってみたんです。
適当に試作してみたんですが・・・なかなかいい感じにできたと本人は思ってます。
 
アダプターへの取り付けはM10-1.25の細目ボルト。
余ってたキャリパー取付用のボルトでとりあえずは凌ぎます。
 
じゃ、試運転行ってみます!
 
 
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・・・試運転の結果、まるで駄目でした!
 
回せばそこそこいいんですが、ちょっと回転が落ちるとブレまくってほとんどミラーが見えないんです。
あんなブレちゃ、応力も掛かりまくって早晩ブチ折れるに決まっております。
 
なもんでもう一本、補強を追加することにしました。
 
ちなみに曲げてある無垢棒は、バイスで挟んでハンマーで引っ叩いて適当に曲げてるだけです。
適当ったって、そんなに簡単じゃありませんけどね(笑)
 
でもTIG溶接で棒盛りしますんで、ある程度適当に曲げてもなんとか帳尻を合わせる事が出来るんですよ。
 
なんだかちょっと有機的な感じが出てきましたね・・・
 
 
 
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よし!これでどーだ?
 
なんか蜘蛛みたいな、ヒトデみたいな・・・何とも言えない造作になりました。
下の方にもレバーのビボットとミラーを橋渡しで共占めする形の板を追加してあります。
これなら何とかなるでしょう!
 
そこらをくるっと回った限りでは大丈夫の様です。
明日、ちょっと走りに行く予定がありますんで、そこで実地テストと行きましょうか。
 
これでもブレてしまうようなら・・・なんかまた構造から考え直します!
 
 
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どんどん行きます。
 
エキパイにO2センサーボスを溶接します。
ツインカムはエンジン⇔ミッション一体化のせいで、
EVOソフテイルよりリアのエキパイ周りのクリアランスが少ないんです。
なもんでこんな斜めになってるセンサーボスを用意しました。
 
元々付けてたセンサーボスを削り落とし、この場所に溶接し直します。
 
 
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仮止めして・・・
 
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本溶接して磨いて終了。
最初から斜めになってるのが売っているというのは大変助かります。
 
位置だけ決めれば、溶接なんかあっという間に終わります。
 
熱が引けたら、錆止めに黒染めのスプレーを部分的にぶっかけておしまいです。
 
 
 
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ハイ次!
 
サイレンサーの固定ナットです。
そこらの端材に穴開けて、M8のロックナット溶接して、耐熱黒をガサッと噴いて終了。
 
元々年式&車種違いの寄せ集めマフラーです。
確かステーはバンス?車種はTCソフテイル用だったかな・・・?
何だかよく判りませんが、とにかく「安かったから」買っただけの中古マフラー。
しかも、それを前はEVOにつけてて、今度はTCのダイナに付け変えているわけです(笑)
 
買った後でなんだかんだ手のかかることは承知で入手したもの。
しかしながら、こういう場合にこそ!今の私の職場環境の強みが発揮されます。
 
スポ用だろうがV-ROD用だろうが、なんならカワサキZX10R用だって構いやしません!
付けたいと思えば切った貼ったしてどうにか加工して、それなりにカッコはつけてみせますよ。
 
ちなみに今日の今日まで、サイレンサーはタイラップ数本で止めてました(笑)
その状態でこないだのツーリングも行って、山走って高速飛ばして帰って来たんです。
タイラップなめちゃいけません!
ずっとそのまんまってのはマズイでしょうが、ちょんの間ならどーにかなるもんですよ。
 
 
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最後に、ステップを斜めにカットして終了!
 
切り口はやっぱ穴に掛かっちゃいましたね・・・
なんかマンガのチーズみたいな感じで、正直あんまイケてません。
 
1本目カットした時に「やっちまった!」と後悔しましたが、アフターフェスティバル・・・
左右バランス取んなきゃさらに悲惨ですので、2本目は目をつぶって切っちゃいました。
 
 
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・・・ううううう、これはマズイ・・・
現行のスポのステップを試してからにすりゃ良かった・・・(涙)
これはジュラルミンなんで、後から溶接で接ぐってわけにもいかないんですよ。
 
久しぶりの大失敗加工ですが、この外観でも山の具合が良ければ・・・なんとか許せます。
気に入ってるビレットステップなんで、どうにかコレ使いたいんです。
 
考えてみたらどんな器用な奴だって、走ってる最中にステップを横から眺められる奴なんか居ないんです。
乗ってる自分が良ければそれでいい!という事にします!・・・させて下さい!
 
これまた明日、具合を確かめてみます。
 
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大きな外観上の変化はありませんが、部分部分気になっていたポイントの修正は出来ました。
AF計の数字がちょっと薄めに出るのが気に入りませんが・・・
まあ元々参考程度にしかしていない数字です。
自分の体感のカンピューターを信じてセッティングは進めて行くつもりです。
 
 
 
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それはそうと、こりゃなんとかしないといけません。
 
オイルフィラーキャップですが、このエキパイの取り回しだとモロに干渉します。
オイル交換の度に、いちいちエキパイ外さなきゃいけないんです!
つっかえちゃうんですよ。
 
なもんでエンジンやる時、もしくは前に、エキパイは作り変えないといけない感じですね。
 
適当にぶった切ってエビ管で逃がして繋ぎ直すか?
このエキパイは丸ごと捨てちゃって、イチからエキパイ全部作り直すか?
面倒だからいっそ他のマフラーに買い換えちゃおうか?
 
そこらは今後の仕事の入りなんかの具合を見つつ、考えようかと思います。
 
以上、加工終了と今後の宿題でした!
 
明日はツーリングなんでそろそろ寝ます。
 

サーキット前調整に群馬ツーリング その1 「とある変質者のプラン」

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ここは関越自動車道・駒寄PAです。
 
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天気のいい、朝のパーキングエリアで「コマネチ!」しながら急所を揉んでいる変態が居ます。
 
あ、大丈夫ですから通報しないで下さい。
こういう子なんです。数分に一度揉まないと落ち着かないそうなんです。
お見苦しくて申し訳ありませんが、どうかそっとしておいてあげて下さい・・・
 
大変不本意ですがこの変質者の企画で、私達は今回のツーリングに来ております。
 
いよいよ来週に控えた富士SWショートコースを走らせてもらうチャレサに向け、最終調整にやってきました。
残念ながら今日ここにいる予定だったブライトさんはバッテリー不調で欠席です。
 
ですが、完全にサーキットを走るカッコをしてきたバシ君。
昨日各種加工をし、入れ替えたブレンボRCSや切ったステップ他の具合を確かめたい私。
待ち合わせ場所からテンションは高めです!
 
念の為申し上げておきますが、バシ君は完全な変質者というわけではなくってですね。
履いてきた皮のレーシングパンツにまだ慣れていない為に
『内股のここらへんが痛むんですよ~』 と説明している最中なんです。
 
ですが帰って写真を確かめるとこの姿・・・
どこからどう見ても、完全なるブッチギリ、正真正銘の変態に間違いありませぬ!(笑)
 
 
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参加メンツの単車紹介です。
板さんのナイトレ。いつみてもピカピカなミレニアム年式です。
510Gを組んだエンジンは相変わらず好調との事です。
 
いつもは丁寧な人柄とは裏腹に、サンダーヘッダーのド爆音を撒き散らしているんですが・・・
なんでもたまには静かなマフラーもいいかなと、純正マフラーでお越しです。
見ての通りですが、あんま山行ってブイブイ遊ぶタイプではありません。
高速だと大抵遊んでくれるんですが、今日は純正マフラーのせいか?
集合した三芳SAからここまで、走りも大人しいもんです。
 
 
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本日の紅一点、オレみさんのナイトスターです。
履き換えたというメッツラーのレーザーテックの具合がいいそうです。
後ろからみると、なんだか太く見えるんですよね。(オレみさん、タイヤの話だよwww)
 
ニルバーナのマフラーはこう見えて乾いた音を奏でます。
ドリフのコントのオチの後に流れる ♪ テッテッケテ・・・♪の曲を連想してました。
下の方、少し擦った跡がありました。頑張って一杯走ってる証拠です。
 
「また擦っちゃうようならさ、工場に持ってきなよ、穴開く前に板溶接してやっから。」
『ホントですか?ありがとうございます!』
「その代わり工賃は身体で払ってもらうからさ、勝負パンツで来てね。」
『いいですよ!でも足りるかな?』
「・・・」
 
あのね、オレってホントは気がちっちゃいんだから。
ココはやっぱ「やだー!もー!」とか言ってくれねえと困るんですよ。
そういう意外な返しされるとさ、もうどうやってうまく返していいのか分かんない・・・
 
やはり女の子って、私らバカな男連中の一枚上をいってます(笑)
ちなみにメットには物欲ステッカーが貼ってありました。
 
 
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そしてまさみさんのEVOソフテイルです!
はいそーです、あのお馴染みの初代盆栽号です。
 
3月に引き渡してから、ちょくちょく工場に遊びに来てましたが、一緒に走るのは今日が初めてです。
元彼女に会う様な・・・なんか不思議な感じがしますね(笑)
 
スクリーミンの2in1マフラーからスパトラに変更したようです。
他にも電気関係の仕事の知識を活かした、細かい変更が為されております。
 
マトモにツーリング行くのも今日が初めてとのこと。
ボルトインカムと点火がダイナ2000i、キャブはCV、ハイフローエアクリのライトチューン。
バンク角は無いけど、コレで結構山も走れるんだぜ。
今日は楽しんでいくべや。
 
 
 
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そして今日一番楽しみだった、はじめましての森山さん
ダメもとで声かけてみたら来てくれたんです。
嬉しいですね~ 個人的に森山さんのパーソナリティに興味があったんです。
いやー会ってみたかったんですよ。
 
前後アルミリム、トラッカーシート、正統ダートラスタイルの4速です。
自家塗装だという見事なメットは、経年していい感じに仕上がってます。
 
『クソまったりしか走れないんで・・・』そう本人が言うもんですから。
 
「したっけじきに追い付きますから、気にしないでマイペースでお願いします。」
1次集合した三芳SAから一足先に出発してもらったんです。
んで見送ってからバシ君となんやかんやダベリ、XR400でやってきたバシ君にも先に行ってもらいました。
 
んでタバコを灰皿に捨てて出発。
高坂の手前でバシ君を追い越しその後も擦り抜けしつつ、-40~60で走行。
気をつけて見ていたんですが 「・・・おかしいな?まだ見えねえぞ」
 
花園ICの先あたりからは流れもそこそこなんで、ダイナは5速で4500回すとこれで速度は大体-30です。
そのペースでまた擦り抜けしつつボーっと走ってましたが 「・・・アレ?どっかで抜いたかな?」
 
もしか分岐間違えたんじゃねえかと不安になりつつ、たまに5000まで回すと-10です。
おお、振れる振れる。面白れー。
私もだんだんダイナの振れに慣れてきたようです。大台巡行はまだ怖いですけどね。
そんなペースで駒寄PAに到着したら、あらビックリ  「・・・なんだ!もう着いてるじゃねースか!」
 
『クソまったりしか走れないんで・・・』 あれは一体何だったんでしょうか?
気を使って先行させた私がバカでした。
FTさんといい、森山さんといい、このところ知り合う人間には嘘つきが多くて困ります(笑)
 
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このでっかいオイルクーラーを見た時から、なんか怪しいなとは思ってたんですよ(笑)
 
4速にしたらここまでそこそこなペースじゃなかったかと思うんですが・・・
森山さんは疲れて気張った感じも無く、盆栽EVOよりずっと年上のこの4速にもまるで異常なし。
先日、シートリング落ちで腰上やったばっかと聞いてます。
手入れの行き届いた、完璧な整備が伺えますね。
後で主治医を聞いてそれも納得しました。さすがの仕事です。
 
ワークスパフォーマンスの足長のリアサス、ポリッシュされた各部品、キレイに張られたスポーク、
XR750レプリカタンク、タイヤはハイグリップバイアス、パターンもこの単車にハマるK300GP、
そして自分で発注したホワイトの編み上げブーツ。勿論、服もオシャレです。
 
森山さんは私の想像通りの「正統なダートラ乗り」でした。
ハッキリ言ってシブいです!
 
 
バシ君のXR400モタは朝っぱらから 「セガレいじり」 してた罰として、写真撮ってません!
・・・ゴメン、嘘。森山さんの4速に夢中で忘れてたわ(笑)
 
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で、私のDXT。
 
他の人らは虫が皮ジャンやメットに張り付いてエライ事になってましたが、私はほぼ被害なし。
やっぱこのフェアリングって効いてますね~
 
前述の通り、大台巡行ってわけにはいきませんが、ラバマン特有の振れにはだいぶ慣れてきました。
作ったばっかのミラーアダプターの調子も良く、後方視界は良好です!
 
AF計の数字ですが、走って温まってくるといい感じです。
数字の表示は正しいものになってきている気がします。
全開チョイ手前くらいから、ちょっと濃いめ(12.5~13.2)な感じがしますんで、ニードルを1段下げてみます。
燃費は12から15まで上がってきました。
でもまだ全然満足できる燃費レベルじゃありません。引き続きセッティングを続けて行きます。
 
足回りはSAG出しの後、減衰を色々と弄くって、結構いい感じになってきた気がします。
こうなると次はオーバーホールから上がってきた、オーリンズの具合を確かめたくなりますね・・・
今急にやってもアレなんで、そっちはサーキット後かな?
 
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渋川伊香保ICで降り、温泉旅館街を通りぬけ、榛名湖湖畔の駐車場でイップクです。
 
赤丸のところ、ちょっと拡大します。
 
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おっと!おっかねえおっかねえ(笑)
近くにサイン会の会場があるんじゃ?と探してみましたが見当たりませんでした。
 
こないだ豆ツーで山行った時もそうなんですが・・・
私はツーリング先で初めて通る市街地や観光地、山間にちょくちょく出てくる住宅地、里山地帯、農道等。
そういったトコに差し掛かると、いきなりスピード落とします。
 
自分で決めたルールなんです。
どんなにノリノリ状態でもそれだけは守りますよ。
あまりにも遅い場合や譲られたらさすがに前に出ますが、基本的には車の流れにそのまま乗ります。
 
ちなみに気が付いていたわけではありませんが、この日も関越降りてからここまで、
人が歩いている所での私の運転はジェントルそのものです。
あ、擦りぬけ位は普通にしてますけどね。
 
そのお陰でってわけでもないんでしょうが・・・
これまで白バイにロックオンされたりネズミ捕りに引っ掛かったことはありません。
 
ふー、今日も無事にやり過ごせてるぞ。
 
 
 
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なんだよまさみさん、ガン見して。
なんか白い250のモタード買ったばっかだろーが。
次はアレが欲しいんか?
子供は喜ぶかもしれないけど、近所の人はなんていうのかなあ・・・
 
ツーリング途中の観光地って、なんだか結構なごみますよね(笑)
 
 
 
 
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しっかしいい天気だ。
 
 
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ずっと先で先導してくれる、増し締め課の誇るゼンリンの地図データがインプット済みのアンドロイド、板さん。
もしかしてお尻が痛いのか?たまにピョコピョコする森山さん。
サイドマウントのせいもあって、「タイヤが」太くみえるオレみさん。
 
 
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まだ見慣れない感じのXR400で頑張るバシ君、
ここまでの山道、初めてEVOで山走ったにしてはなかなか調子が良く見えるまさみさん。
 
好天と少なめの交通量にも恵まれ、気持ちよく「ツーリング!」って感じの写真です。
 
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バシ君おススメの二度上峠ってのは、以前ガクやショウタや板さん達とキャンプしたことのある
「わらび平森林公園キャンプ場」の前の道でした。
二度上峠を走り終え、木陰でまたしてもイップクです。気持ちいいねえ~
 
あんときのキャンプはアレだ。
夜中にオレらの話声と笑い声が下まで響いてうるさいって、管理の人から注意されたっけ・・・
その節はご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ありませんでした。反省してます。
 
だからって上手言うわけじゃないんですが、とても管理の行き届いたいいキャンプ場でした。
バンガローもキレイで気持ち良かったなあ・・・
すぐ下には「はまゆう山荘」って風呂入れるトコもあるし。
 
バシ君、今度皆誘ってさ、あそこでキャンプしねーか?
テント無い人だってあの設備なら関係ねーよ。
なあ板さん、あそこ良かったよな?そうそう、周りも良い道ばっかだしよ。
そーすんべそーすんべ。
 
あ、オレは声かけるだけね。
プランその他はあなた方お任せで。
ええ、ひとつヨロシク(笑)
 
 
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じゃ、ご飯にしましょー。
 
・・・お、いいねえ。EVOソフテイルと比べると倍以上、最低地上高があるのが判ります。
新旧2台の盆栽号の姿。感無量です(笑)
 
 
地図データーでは板さんにわずかに一歩譲るものの、メシ関係ならこっちの得意分野。
地図課のバシ君が本日コースに組み入れてくれてるのは国道292、日本ロマンチック街道沿いの金井亭。
 
なんでもカツ丼が凄いらしいです。
 
 
 
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左が皆が頼んだ普通盛りかつ丼。
右は私が頼んだ大盛りかつ丼・・・ねえお姉さん、これってラーメンの丼じゃないの?
 
普通ったって盛りは抜群です!
こりゃ有名になるわけだわ・・・
 
「ブライトさんが居たら、この大盛りをどんくらいのタイムで食べるかな・・・親方と競争させても面白いなあ・・・」
 
増し締め課自慢の2名のフードファイターが、ここに居ないことが残念でなりません。
 
この他にぼんじりという鶏の焼き肉も食べ(柚子こしょうがオススメです)、キッチリ完食してきました。
勿論、腹もちは最高ですよ(笑)
 
 
単車は一生懸命山を走り、ガスを減らして軽量化。
代わりに本人たちの重量をだいぶ増やしたところで、後半に続くんです。
 

サーキット前調整に群馬ツーリング その2 「ピノキオ」

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うー、食うたった食うたった・・・
かない亭で目方を1キロほど増やした私達は292号から県道59号に入り嬬恋方面に向かいます。
 
板さんによると嬬恋と言えばキャベツだそうです。
そーいや「つまごいキャベツ」って箱書きのある段ボールを八百屋さんでよく見かけますね。
んで、そのキャベツ畑の中の見晴らしのいい「つまごいパノラマライン」を走るそうです。
 
名前通りの見晴らしのいい一本道だそうですが、ココは完全に農道とのこと。
 
「ですから、農耕車や農家の方には特に気を配って下さい。」
「また、道にトラクターが通った後の土くれが落ちてるかもしれないんで気を付けて下さい。」
 
はい、しかと承りました!
 
 
・・・あのですね、板さんって道に詳しいだけじゃなくて、こういう事もいっつも教えてくれるんです。
 
私はドコに行くにも道を覚えない。
自分が行ったことがある道かどうか?必ず板さんに聞く。
板さん抜きのツーリングであっても、コースは必ず板さんに考えてもらう。
さらに天候や着て行く服装まで板さんに聞く。
 
ソコらの理由は何から何までこんな風に先回りして教えてくれる、
そんな板さんに10年以上も!甘やかされながらツーリングに行っているからなんです(笑)
 
 
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そんなつまごいパノラマラインの中ほどにある、『愛妻の丘』に立ち寄りました。
 
ちなみに道は板さんの言った通りの、パノラマな景色が楽しめる見晴らしのいい道でした。
ゆるめの高速コーナーが多少のアップダウンを交えて延々と続きます。
 
ハイグリップラジアル履いたXR1200が一緒に行ってたら、おそらく死ぬほど追い回されていたでしょう。
農家の人や他の車に気を使えるのであれば、ここはブライトさんの得意そうな感じの道です。
バンクしたままアクセルを開け続けられる、そんなラジアル走りがここでは超気持ち良さそうです。
「あーもったいねえ。来ればよかったのによ・・・」
サーキット前に私のダイナをコテンパンにして自信つけるには最高のチャンスだったと思います!
なもんで今度板さんに連れてってもらう事をおススメします。
あ、オレは誘うんじゃねーぞ。ヤラれて凹みたくねえ(笑)
 
 
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こんな看板が愛妻の丘には立ってます。
なるほどねー。
 
私は1と5以外は実践している自負がありますよ。
 
 
 
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なんだよ、見るんじゃねーよ・・・
 
で、愛妻家の私はちゃんと「愛妻の鐘」も鳴らしてきましたよ。
 
なんかニュースとかで『キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ』ってイベントを見たような気がします。
多分ここんとこで絶叫するんでしょうね~
・・・いや、スミマセン。愛を叫ぶまでは出来ませんでした。
 
 
 
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愛される側のこの方は、日常が愛に溢れていて、もう存分に満たされているものと思われます。
 
男連中から離れ、ベンチで寝っ転がってます。
彼女にはどうやらジャストサイズの様です(笑)
 
・・・メシ食った後だから眠いんじゃないかって?
いやいや、こう見えても小学生じゃないんですから。そんなことは無いでしょう!
 
 
 
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愛妻とは 今のところ まだ関係のない2人です。
 
いや違います!
なんだかうつむいているように見えるのは、駐車場に敷き詰められたチップがフカフカだからです!
きっと足場を気にしているんです!
 
そんな・・・滅多な事言うもんじゃありません!(笑)
 
 
 
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さて、つまごいパノラマラインから鬼押し出し、白糸の滝を経由して軽井沢駅前を曲がった先は・・・
はいお待ちかね!
私の好きな道ベスト3の一つ、碓氷峠(旧道)です!
 
その手前でまたイップクです。
ここへ来る前の白糸の滝周辺で散々バシ君を追いまわし、眠気も一気に覚めましたよ。
すると、バシ君が鼻の穴ふくらませながら言いました。
 
「なんだか下りだけなら、工場長にもついてける感じになってきましたかねえ~」
 
 
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フゥワーン・・・(←尺八の音です)
 
あ゛?・・・  言うじゃねえかテメエ。
 
よーし、んじゃそいつを証明してみろ!
 
こっから先は碓氷峠の下りで、そっちの大好きな細かい下りのクネクネ道って奴だ。
言っとくがオリャこっから本気で降りっから。
もし視界に入れたまま下まで降りられたら「とてもアナタには敵いません」と手ェ付いて降参してやる。
その単車で見事、ついてこれるもんならハッついてみやがれ!
 
高くなった鼻をあわてて隠しつつ 「ヒッ!」ってなるバシ君を横目に
『あーあ、バシ君スイッチ入れちゃったよ・・』
と、森山さんとまさみさんはニヤニヤしながらとても楽しそうです(笑)
 
気合125%入った所で出発です!
思ったより早く、500mほどで碓氷峠旧道の下りに差し掛かりましたよ。
 
バシ君に合図し、すぐ一気に2速でアクセル全開です。
気のせいでしょうがフロントちょっと浮いた感じがしました(笑)
ビックツインをナメんじゃねーぞ!ロッケンロー!
 
(全速力で下り中)
 
 
 
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フン、口ほどにもねえ・・・
コーナー2つでミラーから消してやったわ!
 
車重はXRの倍あるのは確かだが、その代わりこっちはFブレーキ2つあるんだ・・・あんま関係ねーか(笑)
とにかく、ざまあみやがれ!
 
それにしても遅せえな・・・FBでもやって待つか・・・よし、UP完了、と。
 
おっかしいな、まだ来ねえ・・・こりゃ何かあったな。
バシ君あたりが気張りすぎて突っ込んだか?
 
あ、オレみさん来た・・・随分かかったじゃんか、どーしたの?
 
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「うーんとねー、あのまさみさんってひとがねー、ずっこけたのー、ペロペロ。」 (←演出アリ)
 
マジかオイ!まさか怪我してねーだろーな?
 
「うーんとねー、すぐに起きてたから平気だと思うのー、ペロペロ。」 (←演出アリ)
 
そっか、んじゃいいけどよ。自走できそうかな?
 
「うーんとねー、まだ連絡がないって事は大丈夫って事だと思うのー、ペロペロ。」 (←演出アリ)
 
※オレみさん、ごめんなさいねwww
 
実際はちゃんと事情を聴きまして。
後ろにバシ君のXRが写っていることからも判るように、この写真は全員揃った後にソフト食べてる写真です。
 
写真撮るからイヤらしい感じでソフト食ってくれ、と頼んだんですが・・・これがオレみさんの精一杯だそうです。
・・・人選を誤った私が悪いんです。
あなたの『せくしー』ってのはタマ並みです(笑)
 
 
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駐車場につくなり、「大丈夫か?」の言葉の前に私に頭をひっぱたかれたあさみさん。
見ての通り、タンクベッコリと、バンソンとジーパンの擦れ、メットにちょこっとキズ、
そしてB面サドルバックの擦り切れ以外、本人へのダメージはなさそうです。
 
バシ君の事もすっかり忘れ、セッキョーしてましたよ。
 
あーあ。お気に入りのタンクが・・・
こないだオレがA面こすって、今度はアンタがB面かよ?
これ塗ってくれたマサさんに連絡とって見せに行って「どうにかなりますか?」って相談してみるしかねーべ。
下手に自分でなんかやる前に見せに行ったのがいーぜ。
 
このタンクのデザイン、ドコに出したって評判良かったんだ。
妙に弄くらずにキッチリ直して欲しいんだよ。
もし新規でタンク塗ってもらうってなら・・・
オレがベースになる代わりの純正タンク買ってやっから、このタンク売ってくれ。
 
ところでオイ、ホントに身体はなんでもねえのか?
 
「ええ。怪我は特にしてないんですが・・・身体より心の方が・・・」
 
まあ、そりゃそーだわな(笑)
 
キッチリ反省して、これからはもっと気ィ張って乗ってくれ。
オレの前走ってる時はさ、後ろから眺めてて巧く乗れてるように見えたんだけどな・・・
気が抜けちまったんだろ。やっぱ単車乗るなら、多少は緊張して乗ってなきゃダメだよ。
 
 
んじゃ、オレみさんはこれからオイル交換に行くってから、ココでいつもの撮ろうか。
 
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お疲れシタ!
 
オレみさん、いろいろイジっちゃってスミマセン。愛情の裏返しと思ってくれたら幸いです。
マフラーはヤバそうなら遠慮しないで乗ってきてね。あ大丈夫、勝負パンツは要らないよ(笑)
 
バシ君、そんな気はなかったかもだけど、自信つけさせてくれてありがとう。
ポキっと折れたその鼻は平気なのか?(笑)
 
森山さん、来てくれてマジで嬉しかったです。
帰り高速で抜かれた時はビックリしました!抜き返したあの後、オレは本気で走りましたwww
こんな感じですが、また懲りずに遊んでくれたら嬉しいです。
 
板さん、いつもサンキュー。でも純正マフラーはらしくねーよ。
今度はいつものサンダーへッダーで来て、高速でいつもみたく遊んでくれな。
 
まさみさん、まさに反省中・・・(笑)
 
サーキット前のいい練習になったと思います。
楽しいツーリングでした!
 
この後、上里SAで一旦待ち合わせて、そっから流れで解散しました。
 
そーいや嵌めてきたファイブのグローブは、手の平に縫い付けられてるカーボンのスライダーの感触に
若干の違和感があるものの、ダクトのせいかとても涼しくって。
ゴツイ外観からは想像もつかなかった快適さでした!
やっぱバイク用、しかもレーシンググッズって普通のメカニックグローブとはレベルが違うんですね~
お気に入りのメーカーが一つ増えました。
 
 
あ、昨日換えてきたパーツ類インプレです。
 
ブレンボのRCSは最高の一言!
 
「さすがのブレンボ」「やっぱりブレンボ」
言い尽されてるんでしょうが、コントロール幅、効き、タッチ、全て10点満点です。文句ありません!
意地張ってキャリパーサポート無しにこだわんなくってよかった・・・(笑)
しいて言えばブレーキダストが多めな位。
それにしたってこのタッチなら、掃除の手間考えたってお釣りが来ます。
作ったばかりの純正ミラーアダプターもブレることなく、しっかり視界を確保できてます。OKでしょう!
 
マフラー、そしてAF計。
排気漏れなし、ビビり音なし。
そして訝ってたAF計の数字も、ちゃんとセンサーが温まればキチンとした表示をしております。
こっちもOKでしょう!
ただ、オイルゲージがエキパイを外さないと抜けないというのが気に入りません。
やはりリア側の取り回しは変える必要があるんじゃないかと思ってます。
 
そしてステップですが・・・
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これは今日撮った写真です。
見ての通りですが結果、まるでダメです!
 
結構切ったつもりだったんですが、ガリガリに擦っちゃってます。
先端から約45度でメタルソーで切ったんですけど、もっと角度付けて切らないとダメだったようです。
 
これ以上鋭角はちょっとキレイに切れる自信がないなあ・・・
メタルソーの角度出しのセットって、クランプする場所の都合とかあって結構手間なんですよ。
 
 
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だもんで現行のスポーツスターと同じ、V-RODのステップを付けました。
バンクセンサーは取り外してあります。
 
比べて見るとこれだけ下部分の厚さに差がありますので、今度は大丈夫じゃないかと思います。
 
ビレットステップはかなり気に入ってるんですが、残念ながらしばらくの間お蔵入りになりそうです。
サーキットを終え、高速向きにシフトしたエンジンにしたら・・・
その際には追加工の上、再度復活してもらおうと考えています。
 
 
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それにしてもまあ・・・
陽気も良かったんで、虫くんがすごいですね。
触るのもはばかる位、ベットベトでした。
虫くん達すまねえ、悪気は無いんだ。なんまんだぶなんまんだぶ・・・
謝りながらお湯でふやかして洗い落しました。
 
もしも閻魔大王がホントに居て、でもってその裁判所のお付きの人が昆虫界の出身だったりしたら
私は間違いなく、天国には入れてもらえませんな。
 
 
 
とにかく、後はサーキット走行を楽しみに。
寝て起きてを4回繰り返すだけです!
その間出来る事と言ったら・・・やり残してるリアのウインカー位でしょうか?
気が向いたらやっておくとしましょう。
 
あまりにもノリノリで傍で見ると危なっかしく感じるでしょうが・・・ホントにノリノリです(笑)
でもこう見えて、案外「無茶はしても、無理は絶対しない」が信条だったりしますんで。
初めての経験に浮つくことなく中身はクールに、そして真面目に走ってこようと思ってます!
 
 
 
 

ブルース・リーとミスターと前田

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日曜日に走行調整も終え、問題のあったステップも交換しました。
パット入りの皮パンも買いましたので、装備も完璧!
あとはサーキット走行に向けてのイメトレくらいしかやることがありません。
 
「サーキットったって、たかが走行会じゃねえか。なにをそんなに考える事があんのさ?」
 
・・・まあ、それもそーね(笑)
でも、コレとか見て下さいよ。
 
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これは先日同じコースを走った、ホワイトさんのブログの記事から拝借したもんです。
まあ、読んで見て下さい。スゴイですよ。
 
走ってる間にこんなに一杯モノ考えてんのか!と、ホントに驚きました。
 
このホワイトさんと、こないだ豆ツーを企画してくれたFTさん
実は2人は私とタメなんです。
同じように単車に乗って歳を重ねてきたにも関わらず、『こんなにも差が付くもんなの?』って位
2人とも色々と理論を持ってるんですよ。
 
どうやらホワイトさんはたまにライディングスクールとか行って、ちゃんと勉強しているそうです。
FTさんはサーキット遊びの常連でして。ライテク関係を語り始めたら・・・
マジで三日三晩、ノンストップで喋り続ける事が出来そうです。
そりゃ2人ともメインで乗ってるのはビューエルですし、
そういう方向に知識のアンテナやベクトルが向くのは当たり前なんでしょうけどね。
 
それにしたってほぼ何にも考えて無い自分がなんだか恥ずかしくなってきましたよ・・・
 
私は教習所で教わった以外、その後誰にも教わったことがありません。
なもんで出来るのは基本通りのリーンウィズって奴だけです。
いつもそれやってるつもりです。
 
最近一緒に走りに行った人全員に聞きたいんですが、オレちゃんと出来てます?
後ろから見てて変だったとしたら・・・
あんま傷付けない程度の優しい言葉のコメントで教えて下さいね(笑)
 
だからステップを無駄に削っちゃってるんじゃねえか?と思い始めたんです。
こないだ一緒に行ったまさ坊さん、昔一瞬だけ(笑)見えたムーさん。
あの人たちは単車をあんまりバンクさせずに、身体を谷側に入れてそんで曲がってた様に見えました。
じきに膝が路面に当たんじゃねえの?って感じで。
「白バイ乗り」って私は言ってるんですが、リーンイン?
 
ようつべで見るダートラとかモタードとかだと逆やってますよね。
単車が倒れてて人間は真っ直ぐ。リーンアウト?
 
サーキットとかではどっちが正解なんでしょうか・・・
いや、大体ダイナでサーキット走ってる画なんか見たことねえぞ・・・
ああ、もうわかんねえ!
 
 
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私はそもそも、乗るときにあんまライテク関連のコト考えて無いんですよ。
 
対向から車来たらどうすっかとか、ブラインド抜けたら車路駐してたらどうすんべとか、
後ろから誰かにハッつかれてねえかとか、そんなことばっか考えてます。
 
次のコーナーとバックミラー見ながら、リー先生の言う通りに(笑)
感じたまんまでアクセル開けたりブレーキ掛けたりしてます。
曲がるのはその時の速度と行きたい方向次第で、勝手に身体が動くままです。
 
 
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ミスターの少年野球教室にて。
「球がこうスッと来るだろ」「そこをグゥーッと構えて腰をガッとする」
「あとはブヮァーといってガーンと打つんだ」
 
国民栄誉賞のミスターと並べるには、私はあまりにもスケールが小さいんですが・・・
 
『なんで碓氷峠旧道とか箱根の椿ラインとかの細かい道が好きなの?』 
『ハーレーみたく重い単車でそんなトコ走って楽しいの?』 と聞かれたら、
 
「コーナーが近づくだろ」「そしたら先の方見ながらブレーキを握って、クルッと向きを変える」
「そしたらアクセルをガバッと開けて、またギューってブレーキを握るのさ。コレ繰り返すと楽しいよ」
 
ミスターと同じようなことを私は答えます。
てか、あんま考えて無いんでそうとしか言えません(笑)
 
 
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私の一番好きなプロ野球選手はこのカープの前田です。
生まれ年は1年違うんですが、私は早生まれですのでこれまたタメ歳の同級生という事になります。
 
監督にどんな球を待ってるんだと聞かれ、「来た球を打つんです」って答えたそうです。
それを聞いた達川監督は、こいつは本物の天才だと思ったそうです。
 
そんな天才前田と並べるには・・・(以下略)
 
道を一切覚えない(=覚えられない)私はいつでもそんな感じなんです。
やって来たコーナーと速度に合わせて、身体が動くまんま曲がってるだけです。
そこに自分なりの理論はなんにも無いんです(笑)
 
 
ですが今度走るのは同じところをグルグル回れるサーキット。
路駐の車も対向車も、ハイカーも子供の飛び出しも無く、ミラーも気にしなくていい場所です。
そしたら曲がり方云々とか、ライン取りがどうこうとか、そんくらい考えてる暇はあるでしょう!
 
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なもんでこれからグランツーリスモでもやって、せいぜいライン取りの訓練でもしとこうかと思いますwww
 
あー、初めての経験ってこんなに面白いんだなあ~
既に振り込んだ費用分、元が取れた気がします!
 
経験者の方アドバイスの他、なんか気を付けておくことがあったら教えて下さいね。
 
 
※昨日の晩にメモ帳に書いといた奴をコピペして記事にしてます。
 業務時間中にプレステ出来るほどウチの工場に余裕はありません(笑)
 
 
おまけ 「燃えよドラゴン」より
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「ローパーさん!」(←出場順が来て呼ばれてる)
「いつでもOKだ。」
 
他の誰も分かんなくても、これみてるショウタは絶対にウケてくれているハズです。
 
オレもいつでもOKだ!
 
XR1200?ビューエル?かかってこい、こうしてやるぜ!(笑)

初サーキット走行 富士SWチャレサ その1 「月を指す指」

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昨日ですが行ってきました、走ってきました!
チャレンジサーキット(通称チャレサ)の走行会@富士スピードウェイショートコース!
 
まずはこの場をお借りいたしまして企画運営して下さったスタッフの方に御礼申し上げます。
皆さん本業のある中、100人規模の走行会を実施するというのは・・・
並の苦労ではないと、そんな事は私にだって想像できます。
お陰さまでなんのストレスも無く遊ばせて頂きましてホントにありがとうございました!
 
 
さて、話は土曜日からになります。
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はい、ブライトサイクルです。現在時刻・・・24:00過ぎです。
 
 
実はですね、集合時間が早いものですからブライトさんチに前泊させてもらってたんですよ。
私の計画では・・・
①土曜日の仕事が終わり次第ブライトさん家に行く。
②とっととビール(KAZさんのお土産のベルリンガー?ビールはこの時に一緒に飲む約束)を飲む。
③22:00には就寝し翌日のサーキット走行に備える
④オレだけこっそり24:00に起き、XRのタンクに醤油をしこたま入れて再び就寝
⑤翌朝謎のXR不調につき、ブライトさんサーキット走れず = 工場長&ダイナ不戦勝決定!
 
完璧だ・・・完璧すぎる人生設計です。
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着いて早々、いきものがかりさんから混ぜそばをご馳走になり・・・
 
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待ってました!のベルリンガー(?)ビール。素敵なグラスで頂きます!
ご覧の通りトップガンのDVDを3人+ナナさんで観ながら計画は順調に進んでおります。
 
「今日から私の事は”マーベリック”と呼んでもらいましょーか!」
劇中のトムクルーズ気どりのブライトさんの首を、ライチャスブラザーズのLost that loving feelingを歌いながら締め上げつつ、楽しい時間はあっという間に過ぎます。
 
そして22:00になり、そろそろ寝んべかというまさにその時!
CVOさんから電話が入りました。
 
『今マフラー交換をしているんだがどうにも付かないからこれから迎えに行く?』
 
また、冗談だろ?と笑ってたら10分後、マジで迎えのメルセデスが玄関前に横付けです!(笑)
 
酔っ払い2人は工具を持って、半分拉致状態でCVOさんの家に到着。
なんだかんだ言っても、多少の酔いは工具を握れば吹っ飛ぶのが増し締め課です。
問題のマフラーをチョイチョイと加工し、美しく装着。
おまけにブレーキのエア抜きも行い、スタバの豆をお土産にもらって帰宅したのが24:00・・・
 
そして入れていなかったモチュールのオイルを入れているのが1枚目の写真です。
 
ショーユーわけで(←※笑うところです)私の計画は、のっけから丸つぶれ。
 
明日・・・正確には本日ですが「ブライト&XR VS 工場長&FXDXT」 はガチの勝負と相成ります。
 
 
 
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(オレみさん撮影) 左からまさ坊さん、私、バシ君です。
 
明けて翌朝、やってきました富士SW!
 
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(オレみさん撮影)
 
受付はクラスごとに行います。
ブライトさんはDクラス、私とバシ君はEクラスです。
 
あに?ブライトさん、誓約書忘れたんか!ヒッヒッヒ・・・つまづきその1だな(笑)
 
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それに引き換えコイツを見てくれ。
オレの方のタイム計測機だけど、いい番号だろ?
 
(私が直前に計測器を借りたいとワガママ言ったせいで、スタッフの方に大変お手数掛けました。
 受付のゆみぽんさん? 色々とホネ折って頂いてありがとうございました!)
 
今日来れなくなったドカ乗りの人が使うはずだった番号なんだとよ。
GOGO!だぜ。なんか縁起がいいじゃねえか。
 
 
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「そんなのはどうでもいいんですけど工場長・・・オレらあんなのと一緒に走るんですか?」
 
うわ、タイヤウォーマーじゃねえか!すっげえなアレ。
えーっと白いのはCクラスだからブライトさん・・・オメーあんな速そうなSSと同じクラスだぞ。
かえーそうにヨ。
 
「それ言ったら工場長だって。あの黄色いトラのSトリプルと一緒ですよ。どーすんですか?」
 
うっ・・・やめろ、怖くて吐きそうだ。
 
 
 
・・・ココ来た時から気がついてはいたんですけどね。
ハーレーなんかオレとブライトさん以外、1台も居ないんです。
国産SSと、スポーツネイキッド、そしてトラやらドカやらアプリリアやら速そうな外車ばっかり!
 
そりゃオレだってね、まさかビックツインが居るとは思ってませんでしたよ。判ってますよ。
しかしXRやスポーツスターは・・・まあ5、6台はいるだろうとアタリ付けてたんですよ。
 
でもハーレーなんか何処にもいねーぞ!オイ!
 
普段高速のサービスに停まればあれだけ目にするハーレーが・・・ここには1台も居やしねえ。
 
何やってんだおまいらは!ツーリングなんか行ってる場合じゃねーぞ!ここへ来いよ!
・・・あ、そーだ。オレみさん居たね(笑)
 
 
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色々と都合もあるだろうし、まあよい。
今日はハレ乗りのおまいらの期待、増し締め課2人でしかと背負って走って見せるさ。
ドーンと任さんかい!
 
・・・スミマセン、大きく出てみました。言ってみたかっただけです。
周りの車種にビビリまくった私ら2人の内心は、既にドギー&マギーであります!
 
今日はTRさん提供の「増し締め課純正Tシャツ@ナイキ」でキメております。
ちなみに、勝負服はコレしかねえ!と申し込みをした日から、この格好は決定していましたよ。
ナイキってのに意味があるんです。
 
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これはナイキ・ベースボールの広告なんですが、個人的にとても気に入ってるんです。
イイセンスだなあ~
ブライトさんのXRのシートカウルに貼られたマークにも通じるし、なんたってこのキャッチが素敵です。
 
よし、やんぞ!
これだけのメンツの中、ぶっちぎりとはまさか言えねえが、ざわつかせてみせよーじゃねーか!(笑)
 
 
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実はね、そんな言うほどビビっちゃいないんですよ。
 
ホラ、前の記事でラインがどうとか乗り方がこうとか、色々考えてたじゃないですか。
そしたら前日KAZさんからメールもらいまして。
詳しい内容は自分の中にしっかり仕舞っておきたいんでアレなんですが、
「ツーリングのつもりから全体のペースをあげていけばいい」
「レースのシーンはタイムを詰めるという目的の手段として、乗り方やラインなどがあるんだ」
「ペースを上げていけばどこかに無理が来る。そこで乗り方云々考えてみな」
そういった内容でした。
 
そして最後に添付されてた写真がコレです。
こんだけの工具積んだバンで来てくれるって話です!
オイオイ、オレ達ワークスみてえじゃねえか・・・
 
『走り方はお前の思った通りでいいんだ。いつもの感じで行けよ!骨は拾ってやる。』
 
勘違いかもしれませんが(笑)私はそのように受け取りました。
 
 
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急遽、仕事上がりで3男坊を連れて応援に来てくれたTRさんと、工具の話をしているKAZさん。
ブライトさん、そのスナップオンのラチェット羨ましいよね(笑)
 
アニキはこの格好にあとはピットパスかなんかぶら下げてもらったら・・・
もう完全にプロの出張ピットクルーです(笑)
 
 
前記事のブルースリーの有名な名言「考えるな、感じろ。」
あれって続きがあるのをご存知でしょうか?
マジであの映画を200回以上観てる私はハッキリ覚えてますよ(笑)
「月を指す指に集中するな。オレ達が目指すその先の栄光を見失うぞ」 です。
 
元は御釈迦様の話らしいんですが、KAZさんが言いたかったのはこれと同じ様な気がしたんです。
 
お前のやりたい事は何なんだ、ビックツインで速く走ってみたいんだろ?
乗り方やらラインやらの理屈は『月を指す指』みたいなもんで、今はそんなトコにこだわる段階じゃない。
考えるな、まずは感じろ。
 
なんか話が大きくなってきちゃいましたが(笑)
初めて観てから30年近く経って、やっとあの映画のシーンの意味が実感できた気がしました。
アニキ・・・ありがとう。
 
 
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(オレみさん撮影)
 
そーだ、まずは思ったまま走ってみんべ!
乗り方だラインだはその後だ。んなこたあなにもかも、一旦全部忘れんぞ!
 
ライト類にクラス分けを兼ねた黄色いガムテを貼り、ミラーを外します。
後のXRモタードはバシ君です。一緒に走ります。
イメージ 7
(オレみさん撮影)
おまけの話ですが、TRさんの3男坊のシュウはこの日、
FTさんを『親分』 KAZさんを『大親分』 と呼んでいたそーです(笑)
 
 
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オレみさん撮影
 
(放送)『Eクラス走行の方、走行順ですので集合して下さい・・・』
よっしゃ!いよいよだ。
 
なんだかわかりませんがオレの方が緊張してきました、というTRさんと(笑)
サーキット慣れしててまったく緊張を感じさせない、まさ坊さんのサムアップに見送られ集合場所へ。
この時にニヤッとしたまさ坊さんの表情が、えらくアカぬけててカッコ良かったです。
マジでオレよか10コも年下なんか?(笑)
 
イメージ 10
(オレみさん撮影)
 
自分のペースで行けよ。速そうだから譲るとか余計な事考えなくていい。
変な気使って急に進路変えるとか、そっちの方が逆に危ない。
速い奴が居たら勝手にそいつが巧く抜いてくれる。
抜けないならそれだけの差が無いって事だ。
ミラーが無いんだ、気にしなくていい。自分のペースで!
 
押忍!行ってきます!
 
 
イメージ 11
(オレみさん撮影)
 
引きの画だとこんな感じ。
ストリートトリプル、スピードトリプル、TL1000R、CB1300、R1、ZX6R、グース、ハヤブサ・・・
車種は勿論ですが、ツナギじゃないのも私達2人だけです。
バシ君のモタードはともかく、確かに「なんでここにハーレーが居るかなあ・・・?」って状況ですね(笑)
 
でもコトココに至れば、もーかまうこたあありません。
自分のペースで遊ばしてもらいます。
 
先導車に続いて、コースインです!
 
さあこれからってところで、次に続く。

初サーキット走行 富士SWチャレサ その2 「若干の不安要素」

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しゃー!行くぞ!
バシ君、遅れんなよ!
てかオレを抜くんじゃねえぞ。並びかけたらマジで蹴飛ばすかんな!
 
 
ん?なんか身体の左側に違和感が・・・なんか重いな・・・
 
 
 
 
 
 
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(オレみさん撮影)
 
親方 「うー。うー。はさまったった、はさまたった・・・(大汗)」
 
 
BOB!・・・いやもとい親方!何やってんスか?
 
ダメですよ!オレ達これからコースに出て命のやり取りしに行くんス!
緊張感のねえ事をしねえで下さい!
 
そもそも、2台で親方挟んだまんまじゃ思い切って走れねえ。
単車のトコに戻りてえなら、頼みますから一旦下がって左回って下さいよ。
 
 
 
 
イメージ 2
(オレみさん撮影)
 
親方 「さすが課長!大学出てるだけあって頭いいね、助かったよ。」
 
いえいえ。ユーアーウエルカム。
親方、今度からあんま細い隙間とかに入らないほうがいいスよ。
ハマっちゃったら一生そのまま暮さなきゃいけなくなりますんで。
どうしても通りたかったら、ラスペネとかツナギにぶっかけて潤滑しとくと大丈夫っス!
 
親方 「そーなんだ!やっぱ課長はいつも冴えてるなあ~」
 
※実話です(嘘)   親方、毎度いいネタになる写真をゴッチャンです!(笑)
 
 
 
よし。緊張もほぐれたとこで改めて・・・レッツゴー!
 
 
イメージ 9
(オレみさん撮影)
 
テメーラ、ほぐれ過ぎだ!!!
「ツーリングのつもり」と確かにオレは言った。
いいか?ツーリングじゃねえ。「ツーリングのつ・も・り」だ!
ホントにツーリングしてんじゃねーぞコラ!
 
そんなKAZ監督のキレた罵声が聞こえてきそうな、牧歌的な走行シーンです(笑)
 
でも大丈夫!
これは定められた3周の完熟走行の写真です。
黄色の信号が出てる間は、追い越ししちゃいけないって説明を受けました。
 
そして信号が青に変わると・・・いよいよ本番スタートです。
 
当然、アクセルをもぎり取る勢いで一気に全開です!
おっしゃ!変なハンドルのハーレーの凄さを見したらあ!ロッケンロール!
 
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(オレみさん撮影)
 
ぶーん・・・
 
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(オレみさん撮影)
 
ぶん、ぶーん・・・
 
 
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(オレみさん撮影)
 
ぶーん・・・きー(ブレーキでタイヤが鳴ってる)
 
 
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(オレみさん撮影)
 
きー・・・あ、1コーナ入り口で前に出られた。ラッキー!
 
えー、まるで緊張感のない文面と殿様乗りスタイルで誠に申し訳ございません・・・
前の方の全伏せスタイルとは対照的ですが、私はこれで結構ガンバってるつもりです(笑)
 
なにしろクソ重い単車&しかもこのハイライズTバーハンドル&130幅の細いツーリングバイアス。
こんな体勢でしかブレーキを我慢してらんないんですよ。
こんな感じでブレーキを引きずりながら、1コーナーに突入してました。
 
 
 
・・・いや、頑張ってますって、ホント!
なんならホラ!コレ観て下さいよ。
リンクは一緒に走ったハヤブサに乗ってるトモビッチさんのブログです。
 
トモさんがゴープロで撮っていた動画の1:30位まで、前の方に私とバシ君が写ってますから。
見つけて超嬉しかったですよ!
ホントにトモさん、そんなつもりもなかったでしょうし、偶然とはいえオレはメチャメチャ嬉しいです。
ありがとうございました!
トモさんの記事 ↓
 
 
さあ、ココまで来たらあこの記事の画像、丸ごと他人本願で行きますよ!
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ボッチさん撮影)
 
白いテープのXJRはスタッフさんです。
メチャメチャ速くって、しかも上手で!
視界に入れられる間は、ずっと追いかけて「どのへん走ってんのかな?」とか考えてました。
 
すごく勉強させて貰った気がします。
まあ、私とダイナに出来る事と出来ない事はありますけどね(笑)
 
 
 
 
初めて走るサーキットってのは、まあ迷子になりそうなくらい広くて。
スタッフさんが混じって走って無かったら・・・
オレは単車止めて、板さんに電話して道聞かなきゃいけない位の感じでした。
 
でもって路面が食いつくこと食いつくこと!
コーナーリング中はまるでコケる気がしませんでした。
ブレーキもバカみたく効きます。
簡単にタイヤが鳴ります。それでいて、グリップがいいもんで大して怖くないんです。
単車が重い事もあって、最初の内はコーナーのたんびにキューキューとタイヤ鳴らしてました。
そのうち、いい感じの加減は覚えましたけれど。
やっぱラジアルマスター&ブレンボ、いいですね~
 
逆にずっこけるほど攻められる人達って、どんくらい気合いが入ってんだ?と感心しちゃいました。
 
ツルシのエンジンに、キャブとマフラー交換程度のハーレーじゃあもう・・・何やったって怖くないです。
 
 
イメージ 4
(オレみさん撮影)
 
なんの心配も無く、目一杯単車振り回して遊べるってのは、まあ楽しくて楽しくて。
20分なんかあっという間でしたよ。
1本目は20周できたんですが、ベストは18周目の 44.794 でした。
 
 
そして2本目。
 
 
イメージ 3
ボッチさん撮影)
 
これってカメラを流しながら追い駆けて撮ってるらしいんですよ。
んでバッチリど真ん中!メチャメチャ巧いですよね・・・
 
ちなみに足に養生テープが巻いてあるのは、裾がほつれちゃったからです(笑)
 
なんとなく慣れてきたせいで、あのへんに行きたいなとか、次は違うラインで行ってみよっかなとか。
余計なことを考える時間が出てきました。
 
安心感もありますので倒し込みもスムーズになってきまして。
でもまあ相変わらず教習所で習った通りの、リーンウィズって奴ですけどね(笑)
 
観ていてくれたKAZのアニキや、ビューエル松クラスのエースFTさんからも
「なんかもう、工場長は走り方が安定してんね。」 と言ってもらえました。
 
間違えて1回ピットに帰ってきてしまったものの、今度は22周できまして。
ベストは18周目の 43.323 でした。
 
KAZ&FT 「いきなり1.5秒近くタイムが削れたら、こりゃ嬉しいだろ?」
 
はあ・・・それはそうなんですが・・・ただ・・・
 
KAZ&FT 「どーした?何が気に入らねえ?言ってみな?」
 
んじゃスンマセンが、ちょっと下覗いてもらえます?
 
 
イメージ 6
(オレみさん撮影)
 
KAZ 「・・・うわ、何だよ!こんなとこ当たんのかよ!」
 
FT 「何?KAZさん、どーしたの?」
 
FTさんもちょっと見てよ、当たっちゃいけねえとトコ当てちまってんのさ・・・
 
 
イメージ 7
(オレみさん撮影)
 
FT 「ホントだ!ハーレーって限界値低いな~(笑)」
 
KAZ 「いやもうコレ、工具どうこうじゃどうにもなんないでしょ(笑)」
 
 
※アテレコは推測です・・・が!おそらく 『当たらずとも遠からず』 って線かと思いますwww
 
 
イメージ 5
(これはオレが撮りました!)
 
いやもう、何もかもガリガリなんですよ・・・
多分3コーナーの上りんトコですね。 
 
ステップは勿論なんですが、付け根んトコまで擦っちゃってます。
写真撮り忘れましたがプライマリーカバーもガリッとイってます。
 
食い付きのいい路面に調子に乗ってしまい、いーぞいーぞ、こりゃいーぞ!と。
クルクルと振り回してたらこのザマです・・・なんてこった!
 
単車がボロカスになるのは一向に構いません。
そんなもん、いくらだって直してご覧に入れますよ。
オレは増し締め課の課長様です。本業は板金屋の工場長です。
折れたステップステーの溶接、割れたプライマリーカバーのアルミ溶接なんざチョロイもんです!
 
 
ですが万一、ここでプライマリーオイルをブチ撒けたら・・・
Eクラスの走行持ち時間を全部奪うどころか、他のクラスにも被害が及ぶ可能性も・・・
てか、ハーレー出入り禁止?・・・そうなりゃスミマセンじゃ済みません!
 
『じゃあ3本目からは単車をバンクさせずに、身体を谷側に入れて白バイ乗りすりゃいいじゃん!』
 
おお!名案ですね!
 
でもね、それが出来る腕がありゃとっくにやってますよ~(笑)
 
 
 
 
そこらを十分知ってるKAZのアニキとFTさんは、さすがにそんな事は言いませんよ。
 
「見てると楽しんでる感じが判るから。この調子でいけばいいんじゃない。」
「これで限界わかったんだからいいじゃない。後は気をつけて走るしかないね。」
 
んじゃ、あけられっトコでアクセル今の倍、開けてみせますよ(笑)
出来るだけの事やって頑張ります、ありがとうございます!
 
無理や無駄な事は一切口にせず、ただ前向きに気持ちよく送り出してもらえました。
サーキットのキャリアってのは伊達じゃないなあ・・・あなた達、やっぱ最高です!
 
 
さて、気になるライバルですが・・・
 
イメージ 8
 
2本目を終えてココまでのベストは43.861との事。
 
よし!ここまで0.5秒差で勝ってるぞ!
 
 
不安要素があるにしろ、気分よくお昼ご飯の時間です。 続く
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